グリフィンドールの剣はベラトリックス金庫からいつ湖に?なぜ?

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ハリーポッターでグリフィンドールの剣は元々はホグワーツの校長室にありました。

それがベラトリックスの金庫に移されたかと思いきや偽物で、本物は凍った湖の底にありましたがいつから湖にあったんでしょうか?

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グリフィンドールの剣はベラトリックス金庫からいつ湖に?なぜ?

グリフィンドールの剣はベラトリックス・レストレンジの金庫に入れる前から偽物でした。

ゴブリンたちはグリフィンドールの剣が偽物だということに気づいていますが、わざわざ言う必要はないと考えているようです。

彼らは、スネイプ自身もダンブルドアに騙されて偽物を掴まされたと思っていました。

ハリー達に剣が必要な事を知っていたダンブルドアが、生前にスネイプへ依頼していたことの ひとつが この剣の事でした。

ここまでの経緯をざっとまとめると次のような流れになります。

ブラック邸が三人の隠れ家だったとき、フィニアス・ナイジェラス元校長の肖像画をハーマイオニーが自分のビーズバッグに入れる。
フィニアスがホグワーツ校長室の自分の肖像画に行き、三人の動向をスネイプ校長に報告するのを防ぐためだった。

魔法省でヤックスリーに追われて逃亡生活に入るが、フィニアスの肖像画はハーマイオニーのバッグに入れたまま持ち歩いていた。

ロンが離脱したあとの何度目かの移動の際、ハリーが「ここはどこ?」と尋ね、ハーマイオニーがバッグを開けながら「グロスター州のディーンの森よ」と答えた。
バッグの口が開いていたため、フィニアスの肖像画がそれを聞いた。

フィニアスはすぐにホグワーツの校長室に行き、スネイプに「連中はディーンの森にいます」と報告。
「歴代校長の肖像画は現校長の指示に従う」というルールがあるので、スネイプはフィニアスに、ハリーたちの居所がわかったら報告するよう指示していたのだろう。

それを聞いた肖像画のダンブルドアが、剣をハリーに届けるようスネイプに指示。
スネイプは剣を持って校長室を出て行った。

ハリー達に、「 スネイプは実は自分たちの味方だ 」 とは悟られることなく、剣を渡して欲しい、と依頼されていたのです。( それが分かると、スネイプの2重スパイがヴォルデモートにばれてしまい、すべての計画は台無しになってしまう為 )

ダンブルドアが死に、スネイプが校長になった時点で、スネイプは校長室に飾られていた剣を自由に出来る立場になったので、レストレンジ家の金庫に入れる前に 偽物とすり替えました。

なぜ湖の底にあったのかというと「困難を乗り越えてこそ、剣が手に入るようにしなければならない」と生前のダンブルドアがスネイプに言っていたからでしょう。

スネイプは愛するリリーの息子であるハリーを守る為、危険な2重スパイという立場でした。

ハリー達にもヴォルデモート達にも その秘密を漏らすことなく、ハリー達にグリフィンドールの剣を渡すために、湖の底に隠したのです。
(ハリー達の居場所がわかったのは、ハーマイオニーのカバンに潜んでいたフィニアス・ナイジェラスがスネイプとダンブルドア(の肖像画)に報告したため)。

グリフィンドールの剣は、【真のグリフィンドール生(勇気を示した生徒)】のみが組み分け帽子の中から取り出すことが出来る、となっていますので、この“勇気を示す”のに、凍った湖に入ることが必要だったのでしょう。

グリフィンドールの剣は、ホグワーツの創始者である4人の偉大な魔法使いだったゴドリック・グリフィンドールという人の所有物だったもので、 映画の中で魔法大臣が話している通り、「誰のものでも無い、魔法界の貴重な遺産」で、特定の所有者はいません。

ハリーはビルの家で、レストレンジ家の金庫に入りたいから手伝ってほしいとグリップフックに頼みます。グリップフックはその報酬としてグリフィンドールの剣を要求しました。

交渉は成立しましたが、ハリーもグリップフックもお互いを信用していませんでした。剣をどの時点で渡すのか、ハリーは意図的に隠していましたし、グリップフックも、ハリーが剣をすぐに渡す気がないことを見抜いていました。

だからハリーたちがレストレンジ家の金庫で苦戦しているとき、グリップフックは剣を手にしてその場を離れたのです。グリップフックの立場にたてば当然の権利を行使しただけですし、他のゴブリンたちも、ゴブリン製の剣はゴブリンに所属すべきと思っていますから、それを止める必要はありません。

その後、剣はグリップフックの手元から消え、組み分け帽子の中から現れます。

組み分け帽子をかぶった時に真のグリフィンドール生だけが取り出せると言われているのでネビルは帽子から取り出しました。

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