映画「グレムリン」は1984年12月に日本で公開された映画。
普段は愛らしいモグワイが水がかかると細胞分裂し狂暴なグレムリンへと変貌するコメディホラーとなっています。
グレムリン(映画)あらすじ
発明家のランダル・ペルツァーは、セールスのために訪れた街で息子のクリスマスプレゼントを選ぼうと、チャイナタウンの骨董店のドアを訪れた。埃っぽい店の中を物色していると、布で覆われた籠から歌が聞こえてきた。中を覗いたランダルはその生き物をすっかり気に入り、店主に値段を聞くが、店主に「モグワイは売り物ではない」と販売を断られてしまう。しかし店主の孫が、家庭が貧窮していることを理由に逆にモグワイを買って欲しいと告げ、店主に内緒でランダルにモグワイを譲ってくれた。ランダルはモグワイを連れて家路につくのだった。
冬の季節を迎えているキングトン・フェールズでは、豊かではないが互いに思いやりの心を持った妻のリンと、素直に育った息子のビリーが一緒にクリスマスを祝おうとランダルを待っていた。モグワイをプレゼントされ喜ぶビリーに、ランダルは骨董店の少年と交わした「3つの約束」を守って育てるように約束させる。一家は素直で愛らしい仕草を見せる利口なモグワイにギズモと名づける。しかし、偶然の重なりから3つの約束は一つずつ破られてしまい、その度に田舎町で不思議な事件が起こる。とうとうその原因がギズモから分裂した悪戯好きで残酷なグレムリン(小鬼)の群れによるものと分かった時には、街はグレムリンの暴走でパニックに陥っていた。ビリーとギズモ、それにビリーの恋人・ケイトは、グレムリンのリーダー格・ストライプ率いるグレムリン軍団を相手に奮闘する。
一夜が明け、町のいたるところが惨状となりながらもどうにか平穏が戻ったキングトンに、あのチャイナタウンの老人が訪れ、ランダルとビリーに「約束とはどういうものか分かったでしょう」と語りかける。再び引き取られていくギズモの心にも、ビリーの心にも確かな友情が残っていた。老人は語る。「いつか君たちにもモグワイを飼う資格を得る時がくる」と。
グレムリン(映画)ネタバレ|結末は?
チャイナタウン。発明家のランド・ペルツァー(ホイト・アクストン)は、息子へのクリスマス・プレゼントを探していた。とある骨董屋でユニークな動物モグワイを見つけた。店の老主人は「モグワイは売り物ではない」という。彼は老人がいなくなったすきに老人の孫からモグワイを買い取つた゜キングトン・フォールズの自宅にもどったランドは、息子のビリー(ザック・ギャリガン)にモグワイを渡し、水に濡らしてはいけないこと、太陽光線にあてないこと、真夜中を過ぎて餌を与えてならないこと、以上3つのことを守るように告げた。ビリーはモグワイをギズモと名付ける。翌日、ビリーと仲の良いピート少年(コリー・フェルドマン)が遊びに来て、ギズモに水滴をかけてしまった。すると気泡ができ、そこが膨張してはじけ、玉がころがり出た。その玉もモグワイで、5匹の新しいモグワイが誕生したのだ。その中の1匹、頭の毛の白いストライブと名付けられたモグワイには、敵意が感じられた。ビリーは母校へ行き生物教師ハンソンに、モグワイの一匹を見せる。ビリーの勤める銀行は、ディーグル夫人(ポリー・ホリディ)が経営していた。ビリーは同じ出納係のケート(フィービー・ケイツ)に惹かれていく。ストライプたちは餌をほしがり、時計をとめていたので、真夜中を過ぎているとも知らず餌をやり、モグワイは変身をし、繭から醜悪な怪物に変身していった。農夫のフッターマンは、外国製の車には空にすむ怪物グレムリンがいるんだと、ぶつぶついっていた。ストライプをリーダーにした怪物たちは大繁殖して、小さな町キングトン・フォールズは占領された。怪物たちは、バーで酔っぱらい、ハンソン先生、ディーグル夫人宅、フッターマン宅を襲い、ぺルツァー宅では母親のリン(フランセス・L・マッケイン)が、怪物相手に大奪闘していた。怪物たちはやがて、映画館に集合し、みんなで「白雪姫」を鑑賞する。そのすきにビリーとケイトはボイラーのガス栓をあけて火をつけたので、映画館は爆発した。1匹だけ生き残ったストライブは百貨店に逃げ込み、その後をビリー、ケイト、ギズモが追った。すばしこいストライプとの攻防戦が展開され、ビリーは苦戦を強いられた。しかし、ギズモの必死の活躍でストライプは太陽光を浴び、滅んでいった。クリスマスの夜、ペルツァー家に、中国人の例の老主人が現われて「モグワイは特別な生物で、飼うのは大変な責任を負うということだ。おまえさんたちはまだまだだね」というと、ギズモをつれて去っていった。
まとめ:グレムリン(映画)ネタバレ|結末は?
発明家のランダル・ペルツァーは、セールスのために訪れた都会で息子のクリスマスプレゼントを選ぼうとチャイナタウンの骨董店のドアを開く。埃っぽい店の中を物色して歩くが、珍し物好きの彼は簡単に満足しない。そんな中で布で覆われた籠から聞こえてくる歌が興を惹く。中を覗いてその生き物がすっかり気に入り値段を聞くが、店主は 「モグワイは売り物ではない」と断る。店の小僧を手なずけたランダルは駄賃と代金を払ってモグワイを連れて家路につく。冬の季節を迎えているキングトン・フェールズでは豊かではないが互いに思いやりの心を持った妻のリンと、素直に育った息子のビリーが一緒に祝おうと待ってい た。父の帰りを喜ぶビリーはモグワイを見せられて有頂天になるが、小僧がまじめに話した三つの約束を守って育てることを教えられる。素直で愛らしい仕草を見せる利口な ペットのモグワイにギズモと名づける。しかし、偶然の重なりからビリーの約束は一つずつ破られ、その度に田舎町 で不思議な事件が起こる。とうとうその原因がギズモから 分裂した悪戯好きで残酷なグレムリン(小鬼)の群れによるものと分かった時には、街はグレムリンの暴走でパニックが起きていた。ビリーとギズモ、それにビリーの恋人ケイトはストライプ率いるグレムリン軍団を相手に奮闘。町のいたるところで惨状を見せながら平穏がやっと戻ったキ ングトンにあのチャイナタウンの老人が訪れ、ランダルとビリーに約束とはどういうものか分かったでしょうと語りかける。再び引き取られていくギズモの心にも、ビリーの心にも確かな友情が残っていた。老人は語る「いつか君たちもモグワイを飼う資格がくる」と。
3つのルール
モグワイの飼育の際には以下の3点に気をつけなければならない。
①光に当ててはいけない。 光が苦手なので、できるだけ暗い場所で飼うこと。 特に太陽光には弱く、長い間当たると死んでしまう。
②水をかけたり、濡らしてはいけない。 水がかかると細胞分裂を起こし、急激に繁殖する。 水に浸したり飲ませるのも同様。また、それぞれの モグワイの個体差は大きい。モグワイ時は背中が痙攣を起こして、幾つもの毛玉が飛び出し、それが 徐々に大きくなって新しい個体になる。グレムリン 時は同じく痙攣を起こし、背中からコモリガエルの ように小さな個体が這い出してそれが大きくなる。
③真夜中(12時過ぎ)に食べ物を与えてはいけない。 最も重要なルールである。比較的温和で小さな哺乳 類を思わせる外見を持つモグワイだが、これを破ると繭を介して変態を行い、凶暴悪辣な「グレムリン」に豹変してしまう。