大相撲秋場所6日目(両国国技館)となった9月13日、
東前頭筆頭の朝乃山と大関の豪栄道で異例ともいえる珍事が発生しました。
朝乃山・豪栄道の取り組みの行司がなんと土俵から転落してしまい、
そのままテレビ画面から姿を消すはめに。
朝乃山・豪栄道の取り組みを実況していたNHKの大相撲中継アナウンサーも思わず
「行司が消えた」と漏らしてしまったことが話題になっています。
朝乃山・豪栄道の転落行司は誰?木村玉治郎?
令和元年の大相撲九月場所6日目に行われた、
3勝2敗の朝乃山と4勝1敗の豪栄道との取組。
対戦成績では朝乃山の2勝1敗と大関の豪栄道が負け越していましたが、
ココはやはり意地を見せたいところ。
身長188.0cm・体重171.0kgの朝乃山に対して、
豪栄道は身長183.0cm・体重161.0kgとやや体格に劣るものの、
両社一歩も譲らない土俵となっていました。
朝乃山・豪栄道の立ち位置が土俵で何度も入れ替われるのに合わせて、
行司も様々な角度から取り組みを見守っていたものの、
なんと、取り組みにあまりに夢中になりすぎたせいか、
綱に足をとられてしまいました。
勢いがついていたせいで行司は体勢を整える隙もなく、
そのまま一直線に土俵の下へと転落。
テレビ画面では行司が消えたかのように土俵から落下したように見えたようです。
朝乃山・豪栄道の取り組みで土俵から転落してしまった行司は誰なのかというと、
木村玉治郎さんという方のようです。
木村玉治郎さんは1976年3月に初土俵を経験している大ベテランですが、
2019年7月の大相撲名古屋場所では急性腰痛症で2週間の安静が必要となったため
行司を休場していました。
大相撲秋場所からの復帰となったものの、
もしかしたら腰痛はまだキチンと治っていなかったのかもしれません。
足のしびれなどが残ったまま行司に取り組んでいた可能性ああるし、
今回の土俵転落で腰痛が再発・悪化しないことを祈るばかりです。