業務スーパーのシャープのヘルシオ広告について
2024年9月中旬頃からFacebook上で「業務スーパーがシャープとの契約終了のため、ヘルシオを320円で販売」と謳う広告が表示されたという報告が増えています。
業務スーパーのヘルシオ広告は詐欺？本物？SNS(facebook)偽広告に注意！
業務スーパーのシャープのヘルシオ広告について、この広告は、シャープ製のヘルシオが驚きの安値で販売されているように見せかけ、業務スーパーとシャープの契約終了に伴う在庫処分と記載することで、閲覧者を欺こうとしています。
広告は、閲覧者に注文ボタンをクリックするように促し、業務スーパーのロゴが入ったサイトに誘導して個人情報を入力させようとします。
しかし、これは詐欺広告であり、業務スーパーはこのようなキャンペーンを行っていません。 業務スーパーの公式サイトでは、2024年9月19日に、FacebookなどのSNS上で「業務スーパー」の名前を利用した偽のキャンペーンに関する注意喚起が掲載されています。
業務スーパーのヘルシオ広告｜詐欺広告を見分けるポイント
この広告には、いくつかの不審な点があります。
- 価格が安すぎる: ヘルシオが320円というのは、あまりにも安すぎます。
- 不自然な日本語: 広告文やサイトの日本語が不自然な場合があります。
- 外部サイトへの誘導: 広告をクリックすると、業務スーパーの公式サイトとは異なるアドレスのサイトに誘導されます。 例えば、「action[.]linkurlife[.]com」といったアドレスが使われています。
- 個人情報の入力: 偽サイトでは、氏名、住所、クレジットカード情報などの個人情報の入力を求められます。
注意喚起
業務スーパーは、このような偽キャンペーンには一切関与していません。
- 怪しい広告はクリックしない: 業務スーパーのFacebook広告でヘルシオの販売を見かけても、安易にクリックしないようにしてください。
- 公式サイトの情報を確認する: 業務スーパーのキャンペーン情報は、必ず公式サイトで確認するようにしてください。
- 個人情報を入力しない: 偽サイトに個人情報を入力しないようにしてください。
詐欺広告を見分けるポイント
詐欺広告は、一見魅力的なオファーや情報で人々を欺き、金銭をだまし取ったり、個人情報を盗み取ったりすることを目的としています。 私たちの会話やソースの情報に基づいて、詐欺広告を見分けるためのポイントを詳しく説明します。
1. 価格設定や条件が非現実的
- 「業務スーパーがシャープとの契約終了のため、ヘルシオを320円で販売」という広告は、ヘルシオの価格が安すぎるため、非現実的です。
- 一般的に、あまりにも安すぎる商品やサービス、または「必ず儲かる」といったおいしい話は、詐欺の可能性が高いです。
2. 不自然な日本語
- 業務スーパーのヘルシオ広告では、広告文やウェブサイトの日本語が不自然な箇所が見受けられました。
- 日本語の表現が不自然、漢字の表記がおかしい場合、詐欺広告の可能性があります。
3. 不審なURLやウェブサイト
- 業務スーパーのヘルシオ広告では、クリックすると業務スーパーの公式サイトではないアドレス（例：「action[.]linkurlife[.]com」）に誘導されました。
- 広告のURLが、有名企業の公式サイトのドメインと異なる場合、偽サイトの可能性があります。
- メールアドレスも、送信元の企業名と一致しない場合、注意が必要です。 特に、意味不明なアルファベットの羅列や、日本の企業なのにアドレスの最後に「.cn」（中国を示すドメイン）が付いている場合は要注意です。
- また、URLは公式のものに見えても、リンク先が異なる場合も詐欺の可能性があります。パソコンの場合は、リンクの上にカーソルを合わせると、リンク先のURLを確認できます。
4. 個人情報の入力要求
- 業務スーパーのヘルシオの偽サイトでは、氏名、住所、クレジットカード情報などの個人情報の入力を求められました。
- 正当な理由なく、氏名、住所、クレジットカード情報、銀行口座情報などの個人情報の入力を要求するウェブサイトやメールは、詐欺の可能性が高いです。 特に、クレジットカードのセキュリティコード(CVV)を要求する場合は要注意です。
- また、金融機関などを装ったメールで、パスワードの変更を求められた場合でも、安易にメール内のリンクをクリックせず、公式サイトからログインして確認することが重要です。
5. 不安を煽る表現
- 「アカウントが停止されました」「ウイルスに感染しました」「至急対応が必要です」など、ユーザーの不安を煽る表現で、特定の行動(例：リンクのクリック、個人情報の入力、金銭の支払い)を促すメールやウェブサイトは、詐欺の可能性があります。
- 焦らず冷静に状況を判断し、信頼できる情報源で情報を確認することが重要です。
6. 誘導先の不審な点
- 業務スーパーのヘルシオ広告は、Facebook上で拡散されました。
- 有名人やインフルエンサーを装ったSNSのアカウント（特に、認証マークが付いていないアカウント）からの投資話や、儲け話の勧誘には注意が必要です。
- また、LINEの友だち追加や投資アプリのダウンロードを促す場合も、詐欺の可能性があります。特に、公式のアプリストア以外からのダウンロードは避けましょう。
- 身に覚えのない懸賞当選やプレゼント企画の通知にも注意が必要です。
7. その他
- メールの送信元が、心当たりがない、または取引した覚えがない場合、注意が必要です。 特に、身に覚えのない請求メールが届いた場合は、絶対に支払わず、関係機関に相談しましょう。
- メールの文章に誤字脱字が多い場合も、詐欺メールの可能性があります。
- また、チェーンメールやスパムメールも、詐欺の温床となる可能性があります。 不特定多数への転送を促すメールや、身に覚えのない広告メールなどは、開かずに削除しましょう。
業務スーパーのヘルシオ広告｜詐欺広告に個人情報を入力したら？
詐欺広告に個人情報を入力してしまった場合、以下の様な対策を講じることが重要です。
1. 被害状況の確認と記録
- どのような個人情報を入力したかを特定する: 氏名、住所、電話番号、メールアドレス、クレジットカード情報、銀行口座情報など、入力した可能性のある情報をすべて洗い出します。
- 詐欺広告の内容を記録する: 可能な限り、広告の内容（表示された文章、URL、画像など）を保存します。スクリーンショットを撮ったり、URLをコピーしたりしておくとよいでしょう。
- 金銭的な被害の有無を確認する: クレジットカード会社や銀行に連絡し、不正利用がないかを確認します。
2. 関係機関への連絡
- 警察に相談する: サイバー犯罪相談窓口に連絡し、被害状況を報告します。相談する際には、記録しておいた情報があるとスムーズです。
- フィッシング詐欺の報告窓口に連絡する: フィッシング対策協議会などの機関に、詐欺サイトのURLや情報を報告します。
- 金融機関、クレジットカード会社に連絡する: 不正利用の可能性がある場合は、口座の凍結やクレジットカードの停止などの対応を依頼します。
3. セキュリティ対策
- パスワードを変更する: 入力した個人情報と関連するアカウントのパスワードを、異なるものに変更します。
- セキュリティソフトでウイルスチェック: 詐欺サイトにアクセスした際に、ウイルスに感染している可能性もあります。セキュリティソフトを使用して、デバイス全体のウイルスチェックを行います。
- 迷惑メールフィルターの設定確認: メールサービスの迷惑メールフィルター機能を有効にし、同様の詐欺メールを受信しないように設定を確認します。
4. 注意喚起
- 家族や友人に注意喚起: 同様の詐欺被害にあわないように、家族や友人に注意喚起をしましょう。
5. 今後の対策
- 個人情報の取り扱いについて注意する: 不審なウェブサイトやメールには個人情報を入力しないように、日頃から注意を払いましょう。
- 情報源の信頼性を確認する: 情報源が信頼できるものかどうかを確認する習慣をつけましょう。
- セキュリティ対策ソフトを導入する: セキュリティソフトを導入し、最新の状態に保つことで、ウイルス感染やフィッシング詐欺などのリスクを軽減できます。
6. その他
- 不安な場合は専門機関に相談する: 一人で抱え込まず、心配なことがあれば、警察や消費生活センターなどの専門機関に相談しましょう。
詐欺広告は後を絶ちません。被害に遭ってしまったら、落ち着いて対応し、二次被害を防ぐことが大切です。
まとめ：業務スーパーのヘルシオ広告は詐欺？本物？SNS(facebook)偽広告に注意！
業務スーパーのヘルシオの格安販売に関する広告は、ほとんどが詐欺です。安易に個人情報を渡さないよう、十分に注意しましょう。もし、不審な広告を見つけた場合は、すぐに報告し、広がらないように協力することが大切です。
もし、このような詐欺に遭ってしまった場合は、以下の機関にご相談ください。
警察: 警察に被害届を提出しましょう。
消費者ホットライン: 国民生活センターの消費者ホットラインに相談しましょう。
クレジットカード会社: カード会社に連絡し、不正利用の停止手続きを行いましょう。
