「鋼の錬金術師」で結局、真実の扉とは何だったのでしょうか?
なぜ真実の扉を対価として払ったら錬金術が使えなくなるのでしょうか?
鋼の錬金術師 真理の扉とは考察
まず「鋼の錬金術師」の世界では真理の扉はすべての人間の中にあり、すべての人間に錬金術をつかう資質があります。
真理の扉とは錬金術の力の源と言ってよいのかもしれません。
しかし、「努力」という代価を払わなければ錬金術をつかえるようにはならない
体をもっていかれたのは真理の扉の通行料として。
通行料は人間の思い上がりに対し同等の絶望をあたえるためものでもある。
真理の知識の代償は真理の扉の通行料ですでに払い済み。
人体練成=人間は生き返るわけが無いのに思い上がった行動なので、それにあった絶望を与えるために体の一部を持っていかれる。
人体錬成をすると術者の扉が開き、真理の門の前まで意識をもっていかれます
母の錬成ではエドの左足とアルの体と魂がもっていかれました
アルの魂は死んだわけじゃなく、真理の扉の前に「もっていかれた」だけで魂自体は存在はしているので、人体錬成で取り戻すことが可能だったわけです。
そこでエドはアルの魂を取り戻すために右腕を犠牲にしてアルの魂を鎧に定着させました
エドは真理の扉で真理をみたので手合わせ錬成ができるようになった等価交換として犠牲にしたものが左足です
エドの左足とアルの体と魂は真理の扉の通行料です
死んだ人間は生き返らないというのが真理の教えです
なのでトリシャの魂の代価が足りないということはあり得ません
鋼の錬金術師 真理の扉の向こうは?
真理の扉の門が開くと、そこから巨大な眼が覗いており、さらにその中から無数の手が触手のように這い出てくる。その手に引きずり込まれれば最後、いかなる抵抗も通じず呑まれるしかない。
そしてその正体は”真理世界”と”現実世界”を隔てる扉であり、ここをくぐることで”真理”を垣間見、理解することができる。また現実世界との扉でもあるため、エドワードがグラトニーに呑まれた際に、脱出手段として用いたこともあった。
その一方で真理を垣間見た場合には通行料も発生し、それを見た後には何かしらを『持っていかれる』ことになる…。
その結果として、エドワードは左脚、弟・アルフォンスは全身を『持っていかれた』
引用:https://dic.pixiv.net/a/%E7%9C%9F%E7%90%86%E3%81%AE%E6%89%89
鋼の錬金術師 真理の扉セリフは?
真理とは、世界であり、宇宙であり、神であり、人であり、全てでありそして1である。
人間に対しても「お前」を使い、エドに負けたお父様に対しても「お前」という言葉を使いましたので「人間」、「ホムンクルス」、「真理」という定義ではなく誰でも持ち合わせている要素が具現化したものというのは間違いではないと思います。
鋼の錬金術師でエドワードとアルフォンスが真理の扉の前で喋るシーンのセリフは、
エド
『ツッ・・・ウワッッ・・・ツッワッ・・・よしっ来たぞっ』
『ンッ・・・なんで・・扉が2つあるんだ?』
エドがもう一方の扉の前であぐらをかいて座っている
『やせた金髪のロングヘアーの少年』の後ろ姿を見つける。
エド
『アァ・・アァァ・・・』
『やせた金髪のロングヘアーの少年』が振り返る。
その顔は『アルフォンス』だった!!。
エド
『アァァアァッッツッ!!!』
エドが猛烈な勢いでアルフォンスの元へ駆け寄るが、
エドの側の真理の扉が開き、エドを引き込んでいく。
エド
『アルッ!』
『アルッ来いっ!アル来い!アルッッ!!アルゥゥゥゥゥゥッ!!!』
アルフォンスが立ち上がり口を開く。
アルフォンス
『だめだよっ。』
『君は僕の魂じゃない。一緒に行けない。』
アルフォンスの言葉を聴いたエドは悲しみに満ちた
表情で真理の扉の中に消えた。
エドを見送ったアルフォンスは目を閉じうなだれる。
がっ、次の瞬間、エドが最後の力を振り絞り真実の扉を
ぶち開け上半身を乗り出す。
アルフォンス
『アッッ!』
エド
『アルフォンス!』
『アルフォンス!アルフォンス!!』
『いつか必ず迎えに来るぞ!待ってろっ!!』
『まってろォォォォォォォォォォォォッ!!!!』
エドの言葉を聴いて再び目を閉じるアルフォンス。
エドは完全に真理の扉の中に消えた。
鋼の錬金術師 真理の扉の最後は?
扉の前にいる白い物体は真理に飛ばされてきた人物を投影したものです。
ただ中身がないから真理の一部を取り込んだ存在と言った所でしょう。
だから呼び名もないし、何と呼ばれても構わないので神、宇宙、全、一、お前、等と称しています。
真理の扉があるから人は錬金術を使えます。ウインリィも勉強すれば使えます
逆に言えば、真理の扉を失えばその人は錬金術が二度と使えなくなります
だからエドは最後で錬金術が使えなくなったのですね
一方でホムンクルスは真理から作られた(真理の一部を切り取ったものであるという考察もある)人工物であるため真理を持たず数100年生きたお父様の真理の扉には固有の情報は書き込まれておらずまっさらな状態
ちなみにグラトニーの腹が縦に割れてありとあらゆるものを取り込む攻撃はお父様が真理を再現しようとした失敗作で人体錬成の時のように別次元に飛ばされる
しかしそこで真理を見ることができないのはお父様のようにホムンクルスには真理が存在しないことが失敗の原因と思われる