アルプスの少女ハイジ最終回のあらすじストーリーは?何話?
アニメと原作では結末が違う?
ハイジとペーターとおじいさんとクララはどうなるのでしょうか?その後のお話はある?
アルプスの少女ハイジ最終回あらすじ?何話?
「アルプスの少女ハイジ」の最終回は第52話:『また会う日まで』(最終話)
クララが立った?!と、はしゃぐ話ではありません。
アニメの最終回のあらすじは、クララのお父さん(ゼーゼマンさん)とおばあさまがクララを迎えにアルムに来ますが、立てる様になった事は伏せていたので、二人はびっくりしてハイジやおじいさんに感謝します。クララは「春になったらまた来る」と約束してフランクフルトに帰ります。
冬になり、ハイジは冬の家で春になってクララが来るのを楽しみに待っています。
クララはフランクフルトの屋敷でロッテンマイヤーさんに励まされながら歩く練習をしています。
最後のシーンは
ペーターとアルムの山でソリ遊びをしながら
「春になったらあの汽車でクララが来るのね」とハイジが言うと
「クララが春を運んで来るんだ!」とペーターが答えてソリでデリフリ村に滑って行きました。
アルプスの少女ハイジ原作と結末に違い?
原作「ハイジ」(ヨハンナ・スピリ作)は、アニメと同じ所(クララが立つまで)までしか書かれていないようですが、翻訳をしていたシャルル・トリッテンという人が続編を創作したようです。
原作「ハイジ」だとハイジはおじいさんとアルムの山で幸せに暮らしました、
おじいさんは自分がそのうち世を去ってもハイジが無事に暮らしていけるようにフランクフルトのクララのお医者さまにハイジの後見人になってもらうように頼みました。(お医者さんが名乗り出た、のかも)
というところで終わっていますが創作の続編は
「それからのハイジ」
「ハイジのこどもたち」
という二作がそれにあたります。
「それからのハイジ」は、あのあと勉強をしてバイオリンの才能を示したハイジが寄宿学校に行って、ジャミーという親友に出会ったりする話だそうです。まぁ、ほとんどはアルプスの生活を描いたようなんですが。
「ハイジのこどもたち」は、先に書いたようにペーターと結婚したハイジが双子を授かり、さらには親友ジャミーの妹を引き取っての、やっぱりアルプスでの生活を描いた物語だそうです。
この二作を、正当な続編と認めるなら、これがハイジの最後ということになりますね。
さらに「ハイジの青春」という映画があるそうで、こちらはスイスらしい殺伐とした話らしく、ハイジが石鹸工場から脱走を試みるとか、ペーターが兵隊になって戦争に行くとか、そういう重い感じの内容です。
■アニメとのストーリーの違い
原作とアニメとはストーリーはほとんど同じだが、特に物語の後半で3ヶ所、意図的に変更されている。1つはアルムおんじと村人との和解。1つはペーターの嫉妬、もう1つはお医者さんとの同居である。
アニメではハイジがフランクフルトから帰ってきた後もアルムおんじは村人にとって恐怖の象徴であり、アルムおんじがハイジを学校に行かせる為にデルフリ村で生活するようになっても、自分から村人と付き合うような事はなかった。しかし原作ではハイジがフランクフルトから帰ってきた数日後にはアルムおんじは過去を悔い改め、デルフリ村の教会を訪れて神様や牧師さんに過去の行いを謝罪し、村人たちに暖かく迎えられるという感動的なストーリーがあります。なぜこの部分がカットされたのかわかりませんが、個人的にはアニメに取り入れても良かったと思います。
それとアニメでは後半、ハイジとペーターとクララが仲良く遊ぶシーンが数多く登場しますが、原作ではペーターはクララが来てからハイジは自分と一緒に牧場に行かなくなったのに嫉妬し、クララがアルムの山小屋にいられなくする為にクララの車椅子をわざと壊したりするほどペーターはクララを嫌っていました。このあたりはどちらかというと「わたしのアンネット」に近いような作風で、その後はペーターの精神的葛藤が続き、最後は自分が壊した事がバレてしまいますが、結果的にペーターが車椅子を壊した為にクララは車椅子に頼らなくなって歩けるようになります。
引用:http://hokkaidobicycle.web.fc2.com/meisaku/heidi/heidi_g.html