箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)はオリンピックの元マラソン選手・金栗四三が創設した大会。
関東の大学対抗で競いますが、なぜ関東の大学だけなのでしょうか?
なぜ関西の大学は出ないの?
参加資格・出場校決め方
箱根駅伝なぜ関東の大学だけ?関西の大学は出ないの?
全国化は必要か? 駅伝界の名伯楽が考える箱根駅伝の未来像
全国の大学が箱根駅伝予選会に出場できる意義
箱根駅伝は再来年100回大会を迎える。その記念大会として、来年の予選会は関東圏の大学だけではなく、全国の大学が出場できる。ただ、これはまだ100回大会だけの限定で、それ以降、継続されるかどうか未定だ。箱根駅伝の全国展開は、前から叫ばれていたことだが、大後監督は、全国展開についてどう考えているのだろうか。
――箱根駅伝の全国展開化は、100回大会以降も継続すべきでしょうか。
「とてもデリケートな質問です。私は日本学生陸上競技連合の強化委員を仰せつかっています。あくまで個人的な意見ですが、地区の競技力格差を埋めるためだけを狙うのであれば、箱根駅伝を全国化するのは一定の効果があるのかもしれません。
https://news.yahoo.co.jp/articles/debd91227ffe7b350217feae59cf56ae9d660c8f?page=2
箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)は関東の大学対抗で競いますが、なぜ関東の大学だけなのかというと文部省により全国大会は出雲全日本大学選抜駅伝と全日本大学駅伝の2つまでと規定されていることから。
(ただし文部科学省策定の学習指導要領に当該種目の記載は無い)
箱根駅伝は関東学連(関東学生陸上競技連盟)主催の関東地区の地方大会です
創設から関東学連が造り上げてきた伝統を手放して、日本学連に運営させるのも拒否してます
なので出場校の資格は関東学連の加盟校である1都7県の大学・大学院・短大・高専に限られています。
全国の有力な高校生は殆ど関東の大学に進学するので、関東の地方大会と言っても全国トップクラスの選手が集結してるので、全国レベルのレースと言っても過言ではないでしょう。
まとめ:箱根駅伝なぜ関東の大学だけ?関西の大学は出ないの?
箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)になぜ関西の大学は出ないのかというと、関東学生陸上競技連盟』主催の地方大会だからです。
関西の地方大会に、関東の大学が出場できないのと同じです。
ちなみに本大会に10位以内に入ることで『出雲駅伝』に、3位以内に入ることで『全日本大学駅伝』に関東代表校として出場できることになります。
ですから、大会としての『格』は箱根駅伝のほうが下なのです。
一方で、箱根駅伝が全国放送するようになってから大学駅伝の最高峰的なイメージが強くなってしまい、全国の高校生選手が関東の大学に集中的し、箱根偏重になってしまっていることも事実です。