濱津隆之さんは「カメラを止めるな(カメ止め)」で一躍注目を集めるようになった舞台中心に活動をしている俳優さん。
つかみどころがなく個性のない濱津隆之さんの演技には「芝居っ気がなく濱津本人がそのまま出ている」と業界からは高い評価を受けているものの、これまでの経歴はまさに「二転三転」の人生そのもの。
役者として金字塔を打ち立てた濱津隆之さんのこれまでの歩みを高校や大学などエピソードを振り返りながら消化していきます!
濱津隆之wikiプロフィール
名前:濱津隆之(はまつ・たかゆき)
生年月日:1981年8月25日
出身地:埼玉県川口市
大学:東洋学園大学
身長:175㎝
体重:63㎏
血液型:A型
濱津隆之さんは子供のころから人を笑わせることに充実感を覚えていて仲間内では運動も勉強も苦手でクラスでも目立つタイプではなかったけれどお笑い担当のキャラは確立していたそうです。
中学時代は運動神経がなくても何とかなりそうな卓球部に所属し、友達とコントのようなことばかりしていたかと思いきや高校時代は弓道部に中部。
中学高校の時点ですでに濱津隆之さんらしさが垣間見えてきますが、濱津隆之さんが芸能界を志すきっかけとなったのが東洋学園大学在学中のこと。
学園祭運営局企画班に所属していたことから、ゲストに呼んだ芸能人と触れ合う機会があり、さらに自分自身も司会としてステージの上に立っていたことから、表舞台で活躍することを目指すようになります。
その後、お笑い芸人として芸能界デビューを果たすといったんはDJに転身。DJは5年ほど続けるものの、才能の芽が出る気配がなかったことから役者に転向し現在に至ります。
濱津隆之の経歴
濱津隆之さんの経歴をまとめると
芸人時代
DJ時代
俳優時代
という3つの時代に分けることができます。
■芸人時代
人を笑わせることが好きだった濱津隆之さんは2004年の大学卒業後は、就職はせずにお笑い芸人を目指します。
居酒屋で1年間アルバイトして資金を貯めると2005年に吉本興業のタレント養成所・NSC東京校に11期生として入所
この時の同期のシソンヌやチョコレートプラネット、向井慧(パンサー)といった方も在籍していて、
比較的、優秀な人材が集まっていた世代だと思われますが、濱津隆之さんの早々に頭角を表わしていたようです。
同期の木場光勇とお笑いコンビ「はまつとコバ」を組むと、将来を期待される選抜クラスに配属され、
養成所の卒業後も特別待遇は続いて、先輩芸人のライブに出演させてもらったり、実績のない新人ではなかなか出られない劇場にも出演を果たすなど異例の抜擢を受けます。
順風満帆に芸人としての人生を歩みだしたかに見えた矢先、音楽も好きだった濱津隆之さんは音楽の道も捨てきれず、
なんと一方的なコンビ解散を申し入れて芸人としての経歴は1年もたたずに幕を下ろします。
■DJ時代
音楽の世界に飛び込んだの良いものの、クラブに行ったことすらないのにDJになることを目指します。
DJを募集しているクラブイベントの片っ端から連絡を入れていき、なんとかDJをやらせてもらえるクラブを見つけると「DJ.HAMAONE(ハマワン)」という名前で活動を開始。
DJ活動は5年間ほど続けたそうですが、結局、DJだけで暮らしていくことは難しく趣味の域を脱することができないと悟り、DJとしての経歴も終わりを迎えます。
■俳優時代
30歳を手前にしてDJを辞めたのはよいものの次に何をするのか決めていなかったし、今更一度挫折した芸人にまた戻るのは違うだろうと思案した結果、
「自分は役を演じることが好きなのではないか?」という思いに至り大手のエキストラ会社に登録し、その会社が運営する養成所にも通い、俳優としても名前を登録し活動をスタート。
「ウンゲツィーファ」、「野鳩」、「MCR」など劇団で舞台に傍らで2017年頃から舞台だけでなく映画やドラマなど映像の世界にも進出。
濱津隆之さんにとって一大転機となる映画作品「カメラを止めるな」との出会いにつながるのは俳優や映画監督を養成するENBUゼミナールが主催の「CINEMA PROJECT」のオーディションに応募したこと。
オーディション合格したすると若手監督の作品に出演できるというもので「今後の自分を変えるきっかけになれば」「何かしら今後につながれば」という動機で濱津隆之さんは参加すると、
上田慎一郎監督に見いだされ映画『カメラを止めるな!』の主演・日暮隆之役に抜擢されます。
ちなみに、濱津隆之さんは芸人からDJ、俳優に至るまでの経歴でずっとバイトを掛け持ちしていたようです。
「カメラを止めるな」の撮影が行われている期間も漫画喫茶の厨房、ラブホテルの風呂の清掃員などで働いていたようです。
濱津隆之さん自身は「演技力がある」と実感したことは一度もないそうですが、
「カメラを止めるな!」は口コミやSNSで評判が広がり、上映館数が2館から120館以上へと拡大。
インディーズ映画としては異例のヒットを記録し、第42回日本アカデミー賞では、8部門で優秀賞を受賞し、濱津隆之さんは優秀主演男優賞を受賞しています。
濱津隆之のツイッターやインスタグラム
濱津隆之のツイッター
@atmicfun
濱津隆之のインスタグラム
@hamatsu_takayuki
※インスタグラムは「このページはご利用いただけません。」と表示されてしまいます。
濱津隆之の高校や大学など学歴は?
濱津隆之の大学については以前は立教大学の2016年にショートムービーに出演していたので、
立教大学OBではないのか?とも言われていましたが東洋学園大学(千葉・流山キャンパス)だということが判明しています。
濱津隆之さんは大学1年から4世までの4年間ずっと、学園祭運営局企画班に所属し、
ゲストに数々の芸能人を招いたり(テツandトモやエスパー伊東など)当日のステージの司会進行を務めています。
高校に関しては特定に至る情報は見つからなかったので引き続き調査を進めていきます。
濱津隆之の家族構成は?母親と父親の仕事は?
濱津隆之さんには姉と兄がいる3人兄弟の末っ子で、お姉さんは「濱津節」名義でイラストレーター活動をしていたそうです。
両親に関しては少なくとも母親が健在であることはわかっていて、「カメラを止めるな」が制作さる前の2013年3月時点では母親と二人で埼玉県在住とインタビューに答えています。
ちなみに、濱津隆之さんのようにあっちこっちをフラフラするような息子がいると、親としてはさぞ気をもんでしまいそうですが、
特に口うるさく言われるようなことはなかったそうです。
芸人もDJも諦めて役者を志そうとしたときもただ一言、「人様に迷惑をかけなければ」とだけ言われたそうで、
濱津隆之さんは親にずいぶんと愛されていて信頼されていることもうかがえますね。
濱津隆之は結婚した嫁は?子供はいる?
濱津隆之さんは「カメラを止めるな」や「絶メシ」といったドラマでは結婚している設定でしたが、実生活で結婚はしているのかというと、
2019年時点では独身で大学時代からずっと恋人はいないと語っています。
濱津隆之の映画・ドラマ出演歴
濱津隆之さんにとって代表作といえば間違いなく「カメラを止めるな」になってきますが芸人として活動していたキャリアもありますし、西友にも挑戦しています。
2019年日公開のプリキュア映画映画『映画 スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて』では宇宙人ハンター集団の1人で、屈強な体を武器に戦うメカ星人「ジャイロIII」を演じています。
芸人としてはどうだったのかというと、テレビ番組「今夜くらべてみました」に出演した際に渡辺直美さんから請われてネタを披露しています。
「部屋でのポスターガイスト現象に困っている男性が霊媒師を呼ぶ」という設定のコントで、
「霊媒師としては最高だけど人間としては最低」と名乗る霊媒師と男性やり取りをコント仕立てにしていたものの「芸人辞めてよかった」と酷評されています。
その他、濱津隆之さん出演作品を大まかに紹介していきます。
■カメラを止めるな 日暮隆之役主演
バラエティ番組の再現ドラマやカラオケの背景映像などの仕事が主で、「速い」「安い」「質はそこそこ」な仕事を取り柄とする映画監督役で、
濱津隆之さんは穏やかな様と普段は演じない狂気に満ちた様を演じ分けました。
■絶メシ 須田民生(主演)
まじめで心優しいごく普通の中年サラリーマンで、週末になると絶メシを求め各地に車で行っては、一人の時間を楽しむという密かな趣味を持つ須田民生役。
絶メシとは「絶滅寸前の食べ物屋」のことで、実在する店舗が登場することで話題となりました。
■ノーサイドゲーム 青野宏役
ストーリーの背景にあった滝川常務(上川隆也)が中心となって買収しようとしているカザマ商事に過去に偽装工作をした疑いが浮上。
タンカー事故の責任を隠ぺいしていた事実を証言できるキーマンの青野宏役。
ドラマでは大学までラクビーをやっていた青野宏(濱津隆之)が、主人公(大泉洋)率いるラグビーチーム「アストロズ」の選手の姿を見て「私も彼らに恥じない自分でありたい」と涙し、協力するようになります。