花より男子で花沢類は結局、どんな最後で終わるんでしょうか？その後は？
映画「花より男子ファイナル」ではガラス越しの花沢類が最後に口パク（？）で何か言っていましたがセリフは？
花より男子で花沢類の最後のセリフは？花に嵐のたとえもあるぞ さよならだけが人生だ
映画「花より男子ファイナル」の最後、エンディングで花沢類が写真に向かって一人で何かセリフをいって部屋から出ていきますが
「花に嵐のたとえもあるぞ さよならだけが人生だ」
です。
ただ原作では『行ってきま～す』だったようです。
「花に嵐のたとえもあるぞ さよならだけが人生だ」は武隆(うぶりょう)の漢詩『勧酒』(かんしゅ)の一説を井伏鱒二という作家が日本語訳したもの。
勧君金屈巵（君に勧む金屈の巵）
満酌不須辞（満酌辞するを須ひず）
花発多風雨（花発いて風雨多し）
人生足別離（人生別離足る）
これを、井伏鱒二が書き下したもので、そちらのほうが有名になってしまっていますね。
「このさかずきを受けてくれ、
どうぞ、なみなみと注がしてくれ、
花に嵐の例えもあるぞ、
さよならだけが人生だ」
花、この場合桜ですが、どんなに美しく咲き誇る桜の花でも、嵐が来れば見るも無残に散ってしまいます。
このようにいくら美しくても、成功していても、愛し合っていても、結局は散る（消滅する、死ぬ）運命にある、という無常観を悟りやあきらめにも似た気持ちをこめて「さよならだけが人生だ」と言ったのでしょう。
だから、じたばたしてもしかたがない。移ろいの世にあって、死だけがすべてに訪れる真実である、と。
「花より男子」のストーリーをベースにすると、
「共に青春を過ごした仲間も、大人になってそれぞれ自分の道を行き、別々の道を歩む時がくるかもしれないけど、一緒に過ごした日々は忘れないよ。
いつかは別れの時がくるかもしれないけれど、今仲間と過ごすこの時を、大事に楽しく過ごそうよ。」
といった意味になるでしょう。
花より男子で花沢類の最後・その後は？
映画の最初の方に花沢類と静さんが電話をしているシーンで花沢類が「俺もいろんなことから卒業しなきゃな」って言っています
類は後を継ぐのか自分の道を切り開くのか色々と考えていましたが、始めの方で類は、自分は会社を引っ張るような柄ではないと発言しています。
そのあとの司とのシーンでは「(あきらも総次郎も忙しくて)つまり何かを頼めそうなヒマな男は…」って言っていました。花沢類はＦ４の中で自分だけ将来の目的がなく、出遅れてると悩んでいたのかなって思います。
そして司に「全てを任す」って言われて、その意味と役割を果たし、司とつくしが結婚した今自分の目標を探す旅に出かけたのではないでしょうか。
