台風19号(ハギビス)は10月12日には西日本を中心に関東までをすっぽりと覆うように
ほぼ本州全体を暴風圏内にさせるほど大型で強い勢力となっています。
10月8日には最大化するとみられその時の中心気圧は900hpaと前代未聞の台風となりますが、
台風19号(ハギビス)が日本列島に上陸するのはほぼ確実とみられ羽田空港をはじめ、
日本各地の空港では飛行機の欠航(運休)や遅延、ダイバードなどが多発するとみられます。
追記:ana(全日空)は10月12日に羽田空港・成田空港を発着する便の全便欠航が決定。
台風19号(ハギビス)で羽田空港(ana)の欠航・運休・運航状況は?
台風19号(ハギビス)の影響で羽田空港を離着陸するanaの運航状況は、
anaのホームページから最新情報を確認することができます
ana(全日空)では10月12日に羽田空港・成田空港を発着する便の全便欠航が決定。
11日は国内線1便と国際線19便、12日は羽田、成田両空港発着の国内線全便を含む国内線490便、国際線112便、13日は国際線2便をそれぞれ欠航。
さらに下記の空港を発着する便に遅延や欠航など、運航への影響が懸念されると発表しています。
■10月11日
終日:八丈島・大阪伊丹・大阪関西・神戸
午後:東京羽田・東京成田・名古屋中部
■10月12日
東京羽田・東京成田・名古屋中部・大阪伊丹・大阪関西
庄内・新潟・仙台・福島・能登・富山・小松・八丈島・静岡・神戸・鳥取・徳島・高松・高知
※東京羽田・東京成田空港を発着する便は、全便の欠航が決定いたしました。
また、名古屋中部・大阪伊丹・大阪関西空港を発着する便も、今後欠航の可能性がございます。
■10月13日
東京羽田・東京成田・庄内・新潟・仙台・福島・能登・富山・小松・八丈島・静岡・名古屋中部
(参考)2018年の台風24号での羽田空港(ana)の欠航・運休・運航状況
過去に台風19号(ハギビス)の予想進路ととほぼ同じような進路をたどり
2018年9月30日に日本に上陸した台風24号の際、
羽田空港・伊丹空港を中心に国内線・国際線合わせて
ana347便、jalは158便の欠航が事前に決定されていました。
その時のANAの遅延・欠航など発生する可能性が指摘されていた空港は、
羽田空港以外にも下記のように空港がありました。
■9月29日
- 【終日】対馬・五島福江・沖縄那覇・宮古・石垣
- 【午後】徳島・高松・高知・松山・大分・宮崎・鹿児島
■9月30日
- 【東北・北陸】青森・大館能代・秋田・庄内・新潟・仙台・福島・能登・富山・小松
- 【関東・東海・近畿】東京成田・東京羽田・八丈島・静岡・名古屋中部・大阪伊丹・大阪関西・神戸
- 【中国・四国】鳥取・米子・萩石見・岡山・広島・岩国・山口宇部・徳島・高松・高知・松山
- 【九州】福岡・佐賀・大分・熊本・長崎・対馬・五島福江・宮崎・鹿児島
- 【沖縄】沖縄那覇・宮古・石垣 ※一部の便の欠航が決定
台風19号(ハギビス)で羽田空港(jal)の欠航・運休・運航状況は?
台風19号(ハギビス)によるjal便の影響については、
jalの下記のサイトから最新情報を確認することができます。
jal(日本航空)では10月10日16時時点ではまだ具体的な欠航・運休について発表がありませんでしたが、10月11日に詳細が発表されています。
10月11日は国内線4便と国際線14便、12日は国内線513便と国際線75便、13日は国内線3便と国際線10便をそれぞれ欠航となっています。
■10月11日
名古屋中部・大阪伊丹・大阪関西・南紀白浜・宮崎・北大東・南大東
■10月12日
東京羽田・東京成田・名古屋中部・大阪伊丹・大阪関西・仙台・山形・新潟・小松・南紀白浜・徳島・高松・高知
■10月13日
東京羽田・東京成田・名古屋中部・大阪伊丹・大阪関西・釧路・帯広・青森・三沢・秋田・花巻・仙台・山形・新潟・小松
(参考)2018年の台風24号での羽田空港(jal)の欠航・運休・運航状況
■9月29日
- 【終日】沖縄那覇・奄美群島
- 【午後】種子島・屋久島
■9月30日
- 【終日】小松、東海・近畿・中国・四国・九州地方・種子島、屋久島および奄美群島
- 【午前】沖縄那覇・久米島
- 【18時以降】東京羽田・東京成田
■10月1日
【終日】北海道・東北地方・東京羽田・東京成田
といった感じで欠航・遅延が出ることが予想されていました。
台風19号(ハギビス)でスターフライヤー,スカイマーク,ソラシドエア,バニラエア運航状況は?
ana,jal以外(スターフライヤー,スカイマーク,ソラシドエア,バニラエア)の運行状況について、
2018年の台風24号のケースでは、下記のようになっていました。
スターフライヤー
■9月29日
北九州 ⇔ 那覇(沖縄)の発着便は、
台風の影響の有無にかかわらず払い戻し受付
スカイマーク
- 9月29日:鹿児島、奄美大島、那覇
- 9月30日: 鹿児島、奄美大島、那覇、長崎、福岡、神戸、名古屋(中部)、羽田、茨城
ソラシドエア
- 9月29日:石垣、那覇
- 9月30日:宮崎・熊本・長崎・鹿児島・大分・神戸・名古屋
バニラエア
9月29日:沖縄、奄美、石垣
台風19号(ハギビス)で沖縄便の飛行機(那覇空港)の欠航・運航状況は?
2018年の台風24号のケースでは、那覇空港国内線・国際線ターミナルビルは
9月29日に終日閉館となりました。
全国的に9月29日の飛行機は沖縄の空港便を中心にANAやJAL、Peach、ジェットスターの4社だけで合計216便、
翌日の9月30日は滑走路を閉鎖する事を発表した関西国際空港発着便を中心に1288便が欠航を事前に決定し、
10月1日も台風の影響で機材繰りが難航し278便が欠航していました。
台風19号(ハギビス)の飛行機・羽田空港に関するツイッターの反応
台風19号(ハギビス)は10月8日午後にピークを迎えて
- 中心気圧900hPa
- 最大風速60m/s
- 最大瞬間風速85m/s
という今年発生した台風の中で最も強い勢力まで発達することが予想されているものの、
日本列島を直撃する頃には勢力は弱まるとはいえ、台風15号よりも強い勢力を保つという予報も見られます。
関東地方を中心に台風19号(ハギビス)が東京直撃する可能性が濃厚で、
羽田空港や成田空港をはじめとした飛行機の運航には大きな影響があり、多数の欠航が出るのは避けられそうにありません。