ハラミちゃんは引きこもり!立ち直るきっかけは…
ピアニストのハラミちゃん、引きこもりを救った出合いを告白
3月18日放送の『ダウンタウンDX』(読売テレビ)で、ピアニストでYouTuberのハラミちゃんが、苦労話から現在の成功までをぶっちゃける。
4歳でピアノと出合い、幼い頃から超スパルタトレーニングを受けていたというハラミちゃん。話を聞いた浜田が「お前もピアノやっとったやん!」と松本の過去をぶっちゃけると、一瞬戸惑った松本だったが、「そうや、NSCに入って間もない頃やってたわ! ただ4日で辞めたわ!」と意外なエピソードが明かされる。音楽大学に入学したものの、すごすぎる同級生を見て、ピアノの道を断ったというハラミちゃん。その後会社員となったが、仕事のやり過ぎで体調を崩し、引きこもりに。
そんななか、仲が良かった会社の先輩に連れ出され、出合ったのがストリートピアノ。新宿都庁のストリートピアノでRADWIMPS『前前前世』弾き、その時の動画をYouTubeで公開したところ、2週間で30万再生!と拡散され話題となった。
https://www.lmaga.jp/news/2021/03/234927/
ハラミちゃんは大学卒業を控えた時期、音楽で生活してくのは厳しいものがあるのでは?と考え、まずは社会人としての知識を身につけたほうが良いと就職活動をしています。
ピアノ以外の武器として社会人としてのスキルを積んだほう良いと、なんと100社以上もの面接を受け、「音大卒」という極めて稀な学歴ながら内定を獲得します。
それまでピアノ以外のことは、何もやってこなかったハラミちゃんは、パソコンのスキルはほとんどゼロという同期には後れを取っていたこともあり、入社直後から猛烈な集中力で仕事に取り組むようになります。
プライベートの時間まで削ってタスクをこなし、ハラミちゃん自身はあまり負担を感じていなかったようですが、結果的に無理がたたってしまいます。
仕事のやりすぎで体調を崩すことが多くなり、次第に会社を休む日が増えとうとう休職することになります。
精神的にも参ってしまい、自分に自信が無くなってしまったハラミちゃんは3~4カ月ぐらいは実家の部屋に引きこもり、家族以外は誰とも喋ることができず、スマホも見られないほど落ち込みます。
そんなハラミちゃんのことを気にかけてくれたのが会社の先輩。
「ハラミちゃんがいま自信を無くしてるなら、気分転換にハラミちゃんの人生のなかで一番自信があるものに挑戦しよう」
と、ハラミちゃんを家から引っ張り出してくれます。
ハラミちゃんにとって、唯一、得意と言えるのはやはりピアノ。
会社の先輩は「いまはいろんなところにストリートピアノがあるんだよ」と、リハビリがてらに、ストリートピアノの名所の一つ都庁に連れて行ってくれたそうです。
そこで初めて“都庁ピアノ”(東京都庁展望台にある誰でも自由に弾けるピアノ)の前に座り、あの演奏を披露します。
映画『君の名は』の主題歌になったRADWIMPS「前前前世」の動画はいきなりバズることになります。
ハラミちゃんはもともと、気分転換のために自身の演奏動画をyoutubeに投稿していたそうですが、都庁ピアノを実際にその場で聴いた人たちの反応があまりにも良かったことから、先輩の提案で動画を投稿することにしたそうです。
ハラミちゃんの動画の中でも1,2を争うのが「XJAPAN 紅-KURENAI-」
ハラミちゃんの引きこもりを救った会社の先輩ってどこ?会社名は?
ハラミちゃんは実は会社員として働き始めてからは、ピアノにほとんど触れていなかったそうです。
まともにピアノを弾いたのは音大生ぶりだったにも関わらず、演奏後は「すごく素敵だった」とかいろいろ話しかけてもらい、改めて応援してくれる人の存在が音大時代に諦めたピアノの夢をもう1回追いかける気持ちにさせてくれたと話しています。
「動画をYouTubeにあげてみよう」と提案してくれた先輩が今ではハラミちゃんのマネージャー。
現在は二人三脚でyoutubeを中心とした音楽活動に取り組んでいるそうです。
先輩
https://twitter.com/harami_piano/status/1317798769597968385
ちなみにハラミちゃんの会社はどこなのか?
「会社名」や「どんな会社だったのか」など、会社員当時のことも気になりますが、残念ながら会社名を特定できるだけの情報は公開されていません。
ただ、「もっと会社員時代についてもっと知りたい!」という方はハラミちゃん出版の本に、どんな仕事をしていたのか?詳しく書かれています。
・どんな会社員だったのか
・好きをお仕事にする事
・絶対音感ってなに
・実は難聴だった事
ハラミちゃんが実は難聴だったって知ってました??
ハラミちゃんが引きこもるまでの生い立ち
ハラミちゃんがピアノを始めるきっかけは、4つ上の兄がピアノ教室で習っていたことから。
兄に憧れて4歳のときにピアノを始めると、小学生の頃には本格的に音大受験を目指すようになります。
音大の受験では「ソルフェージュ」と呼ばれる楽譜を読むことを中心とした基礎訓練のこと。
音楽の三大要素と呼ばれる「リズム」「メロディー」「ハーモニー」を一つ一つ強化するために「新曲視唱」「初見奏」「聴音」「楽典」を基礎から行わなければいけません。
「ソルフェージュ」を経て、聴き取った音を、楽譜に正しく書く(聴音)ことができるようになるほか、楽譜のルール(楽典)を理解できるようになります。
「ソルフェージュ」とはたとえて言うならば、音楽を言語的に扱えるようにすることが目的で、私たちが日本語を話すように音楽を言語として理解することが求められます。
つまり、早いうちに始めたほうが圧倒的に有利で、逆に言うと、中学生や高校生になって「ソルフェージュ」を初めても、小学生から練習してきた人にはかないません。
楽器の音、歌声、さらに、話し声までハラミちゃんは音階とリズムとして理解し楽譜が浮かぶそうですが、それらはすべて小学生の頃から「ソルフェージュ」を猛勉強してきたからです。
無意識に歌えるのと同じような感覚で、メロディーを聴くと指が勝手に動くという常人にはたどり着けないスキルを身に着けています。
ハラミちゃんも音大受験のテキストを渡され「私は音大に行って、ピアニストになるんだ」ということに疑問を持たないまま音楽大学に入学。そして将来は漠然とピアニストになるんだろうと考えていたようですが、現実はそんなに甘くはありませんでした。
ピアノが上手なことは当然という世界で、クラシックに対する愛情が私の何倍も違うことに戸惑いを感じ、
他の一般大学も参加する音楽のインカレサークルでは、楽器もできるうえに頭も良い人たちがゴロゴロ。
そういう先輩たちが「ピアノじゃ食べていけないから」「チケットが全然売れないから」と普通に就職しく姿を見たことが、ハラミちゃんにとって一つの大きな挫折となり、就職活動をするきっかけにもなりました。
ちなみに、ハラミちゃんがyoutubeに投稿している動画と言えば、ポップミュージックをクラシックにアレンジした曲がメインですが、
実は子どものころにアニメを観たことも、ゲームをやったこともありませんでした。
ワンピースとか、アニメというものをまともに観るようになったのはyoutubeを始めた頃からなんだそうです。
ハラミちゃんは絶対音感の持ち主ですが、それは決して天性の恵まれた素質ではありませんでした。
クラシック界ではポップスを弾くと基礎が崩れてしまうということで、いわゆる歌謡曲の練習をするのはNG。
だけど、ハラミちゃんは学校の休み時間に流行ってる曲を弾いて、駆けつけた生徒から「次、〇〇弾いて!」とヒーローになった気分になれたことからこっそりポップスを練習していたそうです。
特に勉強も運動もできない自分が唯一輝ける場所として、小学校から高校までずっと毎日休み時間にピアノを弾いていました。
ハラミちゃんの音大は国立音楽大学でほぼ特定
ハラミちゃんは都内にある音大に進学していたことは本人の口から明かされていました。
調べてみると、東京藝術大学を筆頭に桐朋学園大学・武蔵野音楽大学・国立音楽大学・東京音楽大学といった音大があり、以前までは東京藝術大学が有力視されていました。
ただ、作曲家・編曲家で音楽プロデューサーの武部聡志さんが2020年の12月7日のラジオ番組『武部聡志SESSIONS』で、ハラミちゃんの大学について語っています。
ハラミちゃんが大学の後輩なんだよね
武部聡志さんは国立音楽大学の卒業生です。
ハラミちゃんは「自分の大学の後輩」だと話していたことから、ハラミちゃんの大学は「国立音楽大学」だとみられます。
ちなみに武部聡志さんは、平井堅さん、JUJUさん、ゆず、今井美樹さんのプロデュースや松任谷由実さんのコンサートツアーの音楽監督も担当してきた日本を代表する音楽プロデューサー。
ハラミちゃんは、大学時代から吉祥寺でよく遊んでいたことを明かしています。
大学のときに吉祥寺のライブハウスに行ったりしていたので、学生のときから大好きな街ですね。今は友人が吉祥寺の近くに住んでいるので、休みの日は井の頭公園行ったり、居酒屋をめぐったりしています。
引用元:https://qui.tokyo/media/haramichan-interview-191214
ハラミちゃんの引きこもり後の生い立ち
名前:ハラミちゃん
生年月日:1月21日(年齢非公開)
出身地:神奈川県(おそらく)
身長:145cm
血液型:O型
学歴:国立音楽大学
好きな食べ物:ハラミ
2020年9月26日に放送された『フジテレビ芸能界特技王決定戦 TEPPEN』に初出場して優勝に輝くという快挙を成し遂げると、
続けて2021年1月30日の『フジテレビ芸能界特技王決定戦 TEPPEN』でも優勝し、見事に2連覇を達成。
現時点ではハラミちゃんはTEPPENのディフェンディングチャンピオンとなっています。