ハリーポッター原書(洋書素)英語の難易度は?英検だと準2級?2級?

スポンサーリンク
当サイトはアフィリエイト広告を使用しています。
デフォルト 0未分類

「ハリーポッター」の洋書(原著)の難易度はどれくらいのレベルなんでしょうか?英語圏ではどれくらいの難易度?

英検は何級を持ってたら原著(洋書)のハリーポッターを読める?英検準2級?2級?

スポンサーリンク

ハリーポッター原書(洋書素)の英語の難易度は?

ハリーポッターの原書を読んで見て理解するのが難しいであろう単語は大きく分けて3種類あります。

1)現在の語彙力の範囲内では知らない単語
2)固有名詞
3)作家J・K・ローリングが想像をふくらまして造った造語

1)ただ単にご自分の英単語力が弱いというだけではありません。私達がこれまで勉強してきた教科書や参考書には出てこなかったような単語(=ほうき、ヒキガエル、大がま、魔女等)が沢山出てきます。

2)ハリーポッターの日本語版あるいは映画をご覧になっているのであれば、HogwartsとかVoldemortとかが固有名詞であることをご存知だと思いますので、まぁなんとかなると思います。

3)これが一番やっかいです。MuggleとかMetamorphmagusとかParseltongueなどのように、著者が勝手に造った単語がいっぱい出てきますが、造語ですので辞書を引いても載っていません。

上記3種類の単語がぎっしり詰まっているのが原書ですので、1冊を読み終えるのには時間がかかると思います。

日本人の英語学習者にとっては例えば、目尻、目頭、二の腕、スネ、踵、親指、小指、薬指、手の甲、などの子供でも知っている単語を習っていないことが多いので難しいのかも知れません。

固有名詞や造語が多くて訳者の松岡さん(本業、通訳の方)も大変だといってました。

ハグリッドの言葉はコクニーと呼ばれるロンドンの下町言葉を元に創作された言葉で意味は推測しなければなりません。

でも、逆にご興味を持たれたようでしたら、ぜひ原書も頑張って読んでみてください。

ハリーポッターは児童小説なので難しくないものの、「造語」、「ハリポタ独特の固有名詞」等が多いため、そういった意味ではちょっと苦労はあると思います。
(イメージ的には「不思議の国のアリス」に近い感覚かと)

ハリーポッター原書(洋書素)英検だと準2級?2級レベル?

「ハリーポッター」の洋書(原著)の難易度は英検準1級レベルの英単語・イディオムも出てきます。

主に固有名詞など理解をするのは大変でしょう。

英検準一級を持って板としてもスラスラ読めるわけではありませんが、話しの大筋は理解できるので8~9割は読むことはできます。

たとえば「死の秘宝」ではロンとハリーのやり取りでロンが

Ron:That treacherous little bleeder! Is there no one we can trust?

Harry:Harry: They kidnapped her because he supported me. He was just desperate.

といったセリフを口にしていて、ロンの「treacherous」「bleeder」という単語で躓く人は多いんじゃないかと思います。

状況としてはルーナの父親・ゼノフィリウスの家にデスイーターが駆けつけ、ハリー達は間一髪のところで逃げることができたという場面。

文脈から、ロンたちはゼノフィリウスが密告していたことに気づいていましたから、少なくとも「That treacherous little bleeder」はゼノフィリウスのことをののしるようなネガティブな表現だということが分かれば十分でしょう。

ちなみに、ロンのセリフを和訳すると、ここでは「あの不誠実な裏切り者め!誰も信じられないよ!」といった感じになりそうです。

だいたい「ハリーポッター」の洋書(原著)の1ページ当たり2~3か所くらいは、英検準2級・英検2級レベルではおそらく見覚えのない英単語・イディオムが見られるはずです。

ただ「ハリーポッター」はもともと英語圏では児童書として出版されたレベルの本ですから、前後の文脈からだいたいの意味を類推することは難しくはないでしょう。

英検2級ですと、わりと洋書は「すらすら」とはいきません。それがたとえ、児童書であってもです。

造語があまり無い方が洋書の小説を読んでいない人には読みやすいと思うので、ロアルド・ダールの作品、「チャーリーとチョコレート工場」など、とても良いと思います。

ハリポタのようなものがお好きなら、「ダレンシャン」なんかも簡単で楽しい物語です。

他には「ケンブリッジイングリッシュリーダー」など、レベル別になっているもので、自分のレベルより少し下のものを読まれるようにすると良いでしょう。

タイトルとURLをコピーしました