服部百音さんは一家そろって音楽家という環境で育ったヴァイオリニストで、国内外の様々なコンクールで優勝を果たしている実力の持ち主。
天才キッズとしてテレビ番組に出演することも多い服部百音さんの気になる兄弟や父母などプロフィールまとめています。
服部百音のヴァイオリン動画
服部百音のあざは病気?
服部百音さんは音楽家としてサラブレットの血を受け継いでいるだけではなくて、
弦を抑える左手の指の爪はボロボロで血がにじむほどハードな練習を1日12時間以上も続けている努力家でもあります。
腱鞘炎や関節炎は当たり前で、コンクール前は痛み止めの注射や飲み薬で乗り越えなければいけなかったほどで、
止血のために瞬間接着剤で剥がれた皮膚をコンサートの本番直前に付けていたこともあるんだとか。
バイオリンを支えるアゴの下は内出血による赤や茶色のアザも見られますが、
もしかしたら服部百音さんを最も悩ませていたのは脊柱側弯症(せきちゅうそくわんしょう)という病気かもしれません。
背骨が曲がってしまう病気のことなんですが、服部百音さんの場合、バイオリンのハードな練習による無理な姿勢が災いしてしまったのかもしれません。
中学のときのはすでに発症していた見られ、当時は装具なしではバイオリンの演奏が難しいほどだったようで、
本来であれば症状が改善次第、装具も外せるものの、服部百音の場合はもしかしたら現在もコルセットなどが手放せないかもしれませんね。
ちなみに、服部百音さんと同じく、側弯症を抱えながらも史上最年少でスノーボードの大会で優勝するなどプロスノーボーダー敏江活躍している森井姫明麗さんという方もいます。
服部百音のヴァイオリンは?
服部百音が使用しているバイオリンは1700年代に製作されたピエトロ・グァルネリというバイオリンです。
上野製薬株式会社から貸与されているもので、超一流のバイオリニストの持つバイオリンはとんでもなく高額なため、
服部百音のように会社が保有しているバイオリンを寄付のような形で使用するケースは珍しい話ではありません。
ちなみに、服部百音さんがこれまで鈴木亜久里、辰巳明子に師事を受け現在はザハール、ブロン氏に師事しています。
服部百音wikiプロフィール
名前:服部百音(はっとり もね)
生年月日:1999年9月14日
年齢:20歳( 2020年8月時点)
出身地:東京都
出身高校:東京音楽大学付属高等学校
大学:桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコース
留学:ザハール・ブロン・アカデミー(スイス)
事務所:エイベックス
服部百音さんは3歳の時にバレエを始めたもものの、バレリーナとしては身体が硬く外反母趾が遺伝していたため断念し、
4歳の時にピアノを習い始めます。
ところがピアノは好きになれなくてすぐに辞めてしまい、
母親が軽い気持ちで子供用のバイオリンを買い与えると一気に興味がわいたそうです。
5歳からバイオリンを始めると6,7歳になるころには「バイオリンで生きていくんだ」と確信したそうです。
6歳で桐朋学園附属「子供のための音楽教室」に入ると8歳でオーケストラと共演。
この頃から現在まで師事しているバイオリニストのザハール・ブロンさん指導してもらうようになtっています。
8歳の時のオーケストラとの共演では、岩村力さんの指揮でサン=サーンス「ヴァイオリン協奏曲第3番」の第3楽章を演奏したそうですが、
練習によってテレビを見る時間もないそうで、嵐やEXILEすら知らなかったそうです。
服部百音の経歴
服部百音さんは10歳だった2009年にリピンスキ・ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリンコンクールで史上最年少の第1位を飾ると特別賞も受賞。
2013年にはヤング・ヴィルトゥオーゾ国際ヴァイオリン・コンクール(ブルガリア)ジュニア部門でグランプリを獲得&審査員特別賞に輝いています。
同じ年のボシビルスク国際ヴァイオリン・コンクールでも13歳でありながら17歳以上のシニアの部を飛び級で受けて史上最年少優勝と新曲賞、審査員特別賞を獲得するなど、
2015年までに国際コンクールなどで4度のグランプリおよび特別賞を受賞しています。
コンサートでも、
東京フィルハーモニー交響楽団
ベルリン・ドイツ交響楽団
NHK交響楽団演奏会
など世界的な交響楽団のリサイタルに招かれていますしNHK大河ドラマ「真田丸」のオープニングにもバイオリンを演奏する少女として出演をしています。
■服部百音の受賞歴
2020年 第30回出光音楽賞を受賞
2020年 第21回ホテルオークラ音楽賞
2018年 第5回アリオン桐朋音楽賞、第1回 服部真二 音楽賞 ≪Rising Star≫
2017年 第27回新日鐵住金音楽賞≪フレッシュアーティスト賞≫
2017年 第8回岩谷時子賞(岩谷時子 Foundation for Youth)
2009年 全日本芸術コンクールで1位。東京都教育委員会、港区教育委員会より表彰
服部百音のツイッターやインスタグラム
服部百音の高校や大学など学歴は?
東京音楽大学付属高等学校に通っていて、特別特待奨学生だったそうです。
大学は桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースに進学をしていますが、
2019年度のロームミュージックファンデーション奨学生としても認められたことから現在はスイスの「ザハール・ブロン・アカデミー」に留学をしています。
ちなみに服部百音さんの母親も桐朋女子高等学校音楽科から桐朋学園大学音楽学部に進学しています。
服部百音の身長・体重は?
服部百音の体重については具体的な数字は公表されていないものの身長はテレビ番組の映像などから170㎝前後とみられます。
服部百音の母親・父親もヴァイオリニスト?
服部百音さんは曽祖父から続く音楽家の地を受け継いでいます。
父親はNHK大河ドラマ「真田丸」の音楽監督も務めた作曲家の服部隆之さんで、
服部百音さんがオープニング映像に抜擢されたのも父親のとのつながりがあったからでしょうね。
TBSドラマ「半沢直樹」や「のだめカンタービレ」「HERO」など数多くのテレビ番組の音楽監督や、
テーマソングの作曲を務めています。
服部百音さんの母親は元バイオリニストの服部エリさん。
百音さんが生まれてからは、百音さんのバイオリンの指導に付きっきりになっているようですが、
1992年にはサンディエゴ・シンフォニーと共演する実力を持った人です。
服部百音さんはこうした両親を持っているものの、ヴァイオリンについてはあまりとやかく口うるさく言われることはなかったようです。
父親には「出した音には責任を持ちなさい」「ステージで100%の演奏をするためには、練習では200%弾けるようになっていないといけない」
という音楽家としてどのように音楽に向きあうか?といったアドバイスをもらっているそうです。
服部百音さんの祖父(おじいさん)は、作曲家・編曲家の服部克久さんで生涯に作・編曲した曲は、6万曲以上。
「ザ・ベストテン」や「ミュージックフェア」などのテレビ番組からアニメ「トム・ソーヤの冒険」「連合艦隊」などのアニソンも幅広く手掛けていて、
1970年・大阪万博の音楽プロデューサーや山口百恵引退コンサートの音楽監督も務めています。
そんなおじいさんからは「まあ、無理しないで頑張って」と言われ、温かく見守ってくれている様子がうかがえます。
そして曽祖父(ひいおじいちゃん)は国民栄誉賞を受賞した服部良一さん。
服部百音さんが生まれる数年前に亡くなってしまいましたが、戦前から戦後にかけて、「山寺の和尚さん」「別れのブルース」「湖畔の宿」「蘇州夜曲」「東京ブギウギ」など
和製ポップス音楽の基礎を築いたとされています。
服部百音の兄弟は?
服部百音さんに関する様々な情報を調べる限り、兄弟の情報は見当たらなかったので一人っ子なのかもしれません。
服部百音の彼氏は?
調査中
服部百音さんのプライベートについて調べられる範囲では彼氏に関する情報は一切ありませんでした。