ソフィーの呪い(魔法)いつ解けた?正体は?ハウルの動く城

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映画「ハウルの動く城」でソフィーの呪い(魔法)はいつ解けたんでしょうか?

ソフィーの魔法が最後の方ではいつの間にか解けていますが、魔法を解くきっかけは?

またソフィーの呪い(魔法)の正体やなぜ呪い(魔法)をかけられたのでしょうか?

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ソフィーの呪い(魔法)いつ解けた?正体は?ハウルの動く城

映画「ハウルの動く城」でソフィーの呪い(魔法)はいつ解けたのかというと、カルシファーとの約束がかなえられた時です。

ソフィーとカルシファーが最初に会ったとき、「カルシファーとハウルの契約を解いたときに、あんたの呪いを解いてあげる」という約束をしていました。

映画ではあまり明らかにされていませんが、原作ではソフィーには「物の命をふきこむ」魔力があります。

ハウルの心臓のおかげで生きながらえているカルシファー(流れ星)と、カルシファーの魔力で守られているハウルとは、お互いに離れたくても離れられない、しばられた関係です。

ソフィーが「ハウルが命を取り戻し、カルシファーが千年も生きられますように」とカルシファーに声をかけてから、ハウルの胸に返しました。

ソフィー以外の、他の誰がそれをしても、助からなかったけど、ソフィーの魔力のおかげでカルシファーはハウルとの契約がなくなり、離れることができて、しかも消えずに生き続けることができました。

その恩返しで魔女の呪い(魔法)を解いてあげたんです。

魔女の呪いは、ひどくこんがらがった強いもので、呪いをかけた本人でも解き方が分からないもの。

原作ではハウルも、じつは何度もソフィーの呪いを解こうとしていたのですが、ダメでした。 カルシファーの力でなら、なんとかなったんですね。

映画の中では、途中で少しだけ若返ったり、年取ったりしていましたが、原作ではあのような描写はないもののソフィーの心を反映したものと思われます。

魔女と出会う前、帽子屋にいた頃ですが、若い娘なのに、おばあさんのように人生をあきらめ、老け込んだ気持ちになっていたソフィーに対して、気持ちと同じような年齢になる魔法をかけたのかもしれません。

だから、無意識状態(寝ている時や、ハウルをかばっているとき)になると、若返るんです。

映画では、ソフィーの胸がハウルへの思いであふれた時に、ソフィーが若返えります。

しかし、いずれの場面でもソフィーは直ぐに老婆の姿へ「逃げ戻って」しまいます。

ソフィーには、ハウルとの恋を実らす自信も勇気も無いからです。この2つめの呪いは、魔法による呪いよりも、よほど深刻な呪いだったのです。

しかし、ソフィーの心に隠れたこの「真の呪い」をハウルの言葉が打ち砕きます。

「僕は充分に逃げた。ようやく守らねばならない者ができたんだ。君だ」

この言葉以降、ソフィーは二度と老人には戻らなくなります。

ですから、本当の意味で、ソフィーの呪いが解かれたのは、このハウルの言葉を聞いたときだと言えるでしょう。

まとめ:ソフィーの呪い(魔法)いつ解けた?正体は?ハウルの動く城

原作ではハウルと荒地の魔女は、どちらも星の子(悪魔)と契約したことから、強い魔力を使えるようになります。

では、どのようにすれば彼らから力を奪うことができるのかというと、つまり、星の子の力を奪うことによってです。

ソフィーが初めてハウルの動く城に入ったとき、ハウルは、ソフィーが荒地の魔女の呪いを持ってきたのを見つけます。

そこには、星の子の絵と、流れ星の絵がかいてありました。

そしてソフィーと荒地の魔女が王の城にいくとき、荒地の魔女が気が付かないうちに、彼女はある絵を踏みつけます。

そこには、やはり星の子の絵が書いてあります。

そして、彼女の魔力は失せ、自力で階段を上らせられるはめになります。

荒地の魔女が部屋に入ると、今度は星の子の影法師があらわれ、皆で魔女を囲み、魔力を完全に奪います。

ハウルとソフィーを囲み、魔力を奪おうとしたのも、星の子達でした。

星の子たちは、どのようにして魔力を奪うのでしょうか?

流れ星で落ちてくる星の子は、地面に降りたとたんに死んでしまいます。

小説では、マイケル(マルクル)が星の子を捕まえようとしますが、「いけないよ。ぼくはこのまま死ぬことになっているんだ」「駄目!死ぬ方がいい!」といって逃げ、死んでしまいます。

映画で、ハウルを囲んで歌うシーンでは、イメージボードによると、歌の内容として以下の歌詞が見えます。

「ほっといて、ほっといて、ぼくにさわらないで、死にたいのに、死にたいのに」

つまり、星の子と契約して力を得たハウルや荒地の魔女から魔力を奪うため、星の子の仲間を使って、星の子の自殺衝動を誘い出しているわけです。

なお、サリマンが使う星の子は、設定によればマンダラケ人間とされていますので、本物の星の子ではなく、マンダラケを使って生まれたようです。

マンダラケは、小説版でもわずかに出てきますが、マンダラケ人間のイメージや、星の子にプレッシャーをかけて魔力を奪うという設定は映画オリジナルのものです。

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