「鋼の錬金術師(ハガレン)」に登場するホークアイ中尉の背中の錬成陣について
マスタング大佐の錬金術とホークアイ中尉の背中の錬成陣はなにか関係があるのでしょうか?
ホークアイの背中の錬成陣は?鋼の錬金術師(ハガレン)
リザ・ホークアイ中尉の父親の弟子がロイ・マスタング。
リザ・ホークアイの父親は錬金術を研究していて、焔の錬金術を生み出しました。
しかし、父親は病気で、もう寿命が長くなく、父親自身も承知していました。
マスタングはリザの父親の教え子で国家錬金術師になった事で焔の錬金術の教えを拒否されていました。
なので、自分の研究結果「焔の錬金術」を娘の背中に託しました。(勿論、暗号化してあり、ロイ・マスタングの発火袋に書いてある錬成陣そっくりではありません。)
リザの背中にある刺青の錬成陣は父親が彫ったもので、そのリザ・ホークアイの背中に託された暗号をロイ・マスタングが解き、発火袋に記入し、使っている。
というわけです。
アニメでリザ・ホークアイがロイ・マスタングに背中に描かれた錬成陣を見せるシーンは54話です。
リザの父親はマスタングの目の前で死に、究極の焔は分からないままになったのですが、リザが背中の錬成陣を見せてマスタングは究極の焔を手にする事となります。
しかし、焔の錬金術は、その強さ故に自分自身の心も焼きつくしてしまうので、リザ・ホークアイは焔の錬金術を封印しようとし、ロイ・マスタングに背中を焼いて下さいと言ったわけです。
アニメでもコミックでも、背中の錬成陣は端の方をチョロっと焼かれているだけで、大部分が残っています。14巻のラストページを見てもらえればハッキリするでしょう
錬成陣が全体で一つの構築式を描いているので、一部でも欠けると解読はもう不可能となるんですよね。だから、潰すのはちょっとだけで良かったんです。
ちなみに、鋼の錬金術師23巻で、ロイ・マスタングの心が焼きつくされそうになったときに、リザ・ホークアイは自らそれを阻止して、ロイ・マスタングは心を焼きつくされずにすみました。
リザ・ホークアイは焔の錬金術は恐ろしいものだという思いから、はやく焔の錬金術をこの世から無くしたい、と思っていたのでしょう。