巨人のヘルナンデスは今年・2024年の規定打席の到達は可能?
ヘルナンデスは7月8日までの79試合消化で135打席ですが、規定打席は難しいんでしょうか?
ヘルナンデス(巨人)規定打席|2024年(今年)は無理?不可能?
結論から言うと、現時点(2024年7月9日)では、ヘルナンデス選手の今年の規定打席到達は非常に厳しい状況です。
しかし、いくつかの可能性を考慮すると、まだ完全に諦めることはできません。
■現状:
試合数:79試合(残り64試合)
打席数:135打席
規定打席:443打席
毎試合4打席の場合:256打席
135打席と合わせて:391打席
■課題:
残り試合で毎試合4打席以上出場することは極めて困難
1試合平均4打席以上は、1番打者でも厳しいレベル
■例外規定:
規定打席未満でも、不足打数を打数として加算し、打率、長打率、出塁率で1位になった場合、首位打者、最高長打率打者、最高出塁率打者となる可能性がある
ただし、ヘルナンデス選手は現時点(2024年7月9日)で打率、長打率、出塁率いずれもリーグトップではない
上記のように、ヘルナンデス選手の規定打席到達は非常に厳しい状況です。しかし、以下の点に可能性を見出すことができます。
残り試合で好調を維持し、打率、長打率、出塁率を上げることができれば、例外規定での規定打席到達を狙える可能性がある
チーム状況によっては、若手選手よりも経験豊富なヘルナンデス選手が起用される可能性もある
故障者が出た場合、ヘルナンデス選手に再び出場機会が訪れる可能性もある
ただし、これらの可能性はあくまで低く、ヘルナンデス選手自身が残り試合で圧倒的な成績を残す必要があることは言うまでもありません。
残り64試合なので、毎試合4打席では256、135打席と合わせて391打席にしかならず、かなり厳しいでしょう。
規定打席とは?
野球における規定打席とは、打撃タイトルやランキングの対象となるために必要な打席数のことを指します。つまり、規定打席に到達しなければ、打率王や最高長打率打者などのタイトルを獲得することができないということです。
■計算方法
規定打席数は、所属チームの試合数に3.1を掛けた数で算出されます。例えば、2024年のセ・リーグの試合数は143試合なので、規定打席数は143試合 × 3.1打席/試合 = 443打席となります。
■例外規定
規定打席に満たない選手でも、以下の条件を満たせば、首位打者、最高長打率打者、最高出塁率打者になることができます。
残り試合全てに出場する
不足分の打席数を打数として加算し、なおかつ最高の打率、長打率、出塁率を維持する
■過去の事例
規定打席に満たない選手で首位打者となった選手は、1975年の白仁天選手(太平洋クラブライオンズ)、1981年の藤田平選手(阪神タイガース)、1991年の平井光親選手(ロッテオリオンズ)の3人しかいません。
■規定打席の重要性
規定打席は、打撃成績の安定性を示す指標として重要です。規定打席に到達していない選手は、打席数が少ないため、打率や長打率などの成績が大きく変動しやすい傾向があります。
まとめ:ヘルナンデス(巨人)規定打席|2024年(今年)は無理?不可能?
2024年7月9日現在、ヘルナンデス選手は31試合に出場し、135打席で43安打、6二塁打、0三塁打、6本塁打、20打点、21得点、31三振、7四球、2死球、0犠打、0犠飛、0盗塁、0盗塁死、3併殺打、出塁率.385、長打率.532、OPS.917を記録しています。
残り試合数は64試合です。
1試合4打席打てば、256打席となり、現在の135打席と合わせて391打席になります。
規定打席数は443打席なので、391打席ではかなり厳しい状況です。
ただし、以下の条件を満たせば規定打席に到達できます。
残り64試合全てに出場する
1試合平均5.4打席以上打つ
■例外規定
規定打席に満たない選手でも、不足分の打席数を打数として加算し、なおかつ最高の打率、長打率、出塁率になった場合は、首位打者、最高長打率打者、最高出塁率打者になることができます。