サッカーでは交代枠を使い果たしてしまったチームのゴールキーパーがレッドカードで退場する事態になると
フィールドプレーヤーが急きょ、ゴールキーパーをする珍事が起きることが1年に1回くらい?ある気がしますが、
控え選手がPK献上するなんていう珍事に関しては、これまでもこれからも今回だけの出来事になりそうですね。
【動画】控え選手PK献上の理由(原因)は何
控え選手はもちろん、試合には参加していないしコート内に入ることも許されていないのに、
なぜ相手チームにPKを献上することになったのでしょうか?
理由(原因)はというと、控え選手がコート外でウォーミングアップしていたところにボールが飛んできて、
おそらくはボールがすでに出ただろうと思って控え選手がボールを触ってしまったから。
主審がVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)で確認をしたところ、
ボールはゴールラインをわずかに越えていなかったことが判明し、控え選手にイエローカードが出され、
相手チームにPK献上する事態となってしまいました。
PK献上の控え選手は誰?どこにチーム?
PK献上してしまった控え選手は「マイケル・エーベルワイン」という選手でチームはブンデスリーガ2部の「ホルシュタイン・キール」です。
マイケル・エーベルワイン選手に関してはポジションがMF(ミッドフィルダー)という以外は詳細は分からないものの、
ホルシュタイン・キールは1900年に発足し2017年シーズンからブンデスリーガ3部から2部に昇格したチーム。
日本のサッカー選手「奥川雅也」も在籍していて、最高3位とブンデスリーガ1部昇格も十分に射程内の強豪チームと言えそうです。
控え選手PK献上で試合結果は?
控え選手のマイケル・エーベルワインがPK献上したのはブンデスリーガ2部第11節のボーフム戦で、
この試合、ホルシュタイン・キールは前半9分に先制し、幸先の良いスタートを飾っていました。
PKを決められて一時は同点に追いつかれてしまったものの、最終的には追加点を奪うことに成功し、
ホルシュタイン・キールは無事に勝利することができました。
ブンデスリーガ2部でのホルシュタイン・キールの順位は、4勝4分3敗の勝ち点14、
得失点差で10位となっています。