開心那さんが東京五輪2020の新種目「スケボー(スケートボード)」で日本代表となるか注目を集めていますね。
東京五輪2020では、スケートボード(スケボー)、スポーツクライミング、サーフィンといった新種目が採用されていますが、
スケートボード(スケボー)にはなんと年齢制限がないため、現時点で若干11歳の開心那さんはもしかしたら従来の最年少出場記録を大幅に更新してしまうかもしれません。
開心那wikiプロフィール
本名:開心那(読み方:ひらき ここな)
生年月日:2008年8月26日
年齢:12歳
出身地:北海道虻田郡倶知安町
家族:両親と弟
血液型:O型
身長:146cm
体重:34kg
出身中学:苫小牧市立青翔中学校
所属:HOTBOWL SKATEPARK(スケートボード施設)
特技:グラインドトリック
開心那さんは苗字といい名前といい珍しい部類に入ると思いますが、
心那(ここな)という名前の由来に関しては、南国好きの母親が「ココナッツ」にちなんでつけたそうです
スケートボードを始めたきっかけは、「家族で一緒にできるスポーツをさせたかった」という
スケートボードを見るのが好きだった母親の希望で、幼稚園児だった5歳から練習を始めています。
開心那の中学や小学校は?
開心那さんの出身地は北海道虻田郡倶知安町ですが、現在は苫小牧市在住です。
小学校については、中学の学区(校区)から考えると苫小牧市立拓勇小学校か苫小牧市立拓進小学校のどちらかになりそうです。
ただ、調べてみると、開心那さんと同じ苫小牧市内には他にもスケボーの全国大会に出場している選手がいました。
梅澤颯(そう) 拓勇小学校
山口翔生(かい)ウトナイ小学校
山口零生(れい)ウトナイ小学校
といった感じになっているので、開心那さんも同じ学校に通っていた可能性はありますね。
当初は苫小牧市内のスケボー練習場に通っていたそうですが、現在は電車1時間もかかる札幌市の練習場まで通って練習をすることもあるようです。
基本的に毎日練習をしているそうですが、指導者がいるわけではなく先輩ボーダーを手本に新技を覚え技術を磨いているそうなので、
岡本碧優さんのようにキチンとしたコーチに指導をしてもらえば、実力は一気に伸びるかもしれませんね。
開心那のスケートボード動画
開心那の得意なグラインドトリックとは?
得意なトリックは「フロントサイド・ノーズグラインド」「バックサイド・ノーズグラインド」「クレイルスライド」「バックサイドキックフリップ」
グラインドトリックは、スケボーのトラックを、コンクリートや石の縁石に乗っけて削りながら滑っていくトリック。
グーグル翻訳で、Grind(グラインド)を翻訳してみると、日本語では、粉砕するでした。まさにその名の通りのトリックですね。
スケートボードはつま先に体重を掛けると、お腹側に曲がり かかとに体重を掛ければ背中側に曲がります。
トラックはスケートボードの足回りの中心部で、その曲がり具合を左右します。
そしてトリックを行うときにテールを弾くタイミングも トラックによって大きく変わってきます。
プロや上級者ほど、デッキじゃなくてトラックを大事にする。
開心那戦績(大会入賞歴,受賞歴,成績)
■2018年
05月 第2回日本スケートボード選手権大会 4位
08月 VANSアジア(シンガポール)優勝
11月 世界選手権(中国) 7位
■2019年
03月 日本オープンJSFパークスタイルコンテスト 3位
05月 第3回日本スケートボード選手権大会 優勝
06月 デュー・ツアー(ロングビーチ@アメリカ) 3位
08月 Vans Park Series(ブラジル) 5位
08月 X GAMES Minneapolis(ミネアポリス,アメリカ) 準優勝
08月 Vans Park Series(フランス) 優勝
09月 Vans Park Series(アメリカ) 準優勝
2018年08月に参加した海外デビュー戦となるVANSアジアではいきなり優勝を果たすと、
2019年05月には昨年の雪辱を晴らすように日本選手権で見事に優勝
(準優勝は11歳の岡本碧優さん)
5月の日本選手権で初優勝。練習ではまだ未完成だった大技の「ノーズグラインドtoリップスライドアウト」を本番で成功させ、関係者を驚かせた。
日本ローラースポーツ連盟(JRSF)強化指定選手に2年連続で選出されるなど、
スケートボードでは10代前半のアスリートがしのぎを削っています。
開心那の東京オリンピック結果は?
東京五輪2020のスケートボード(種目:パーク女子)の日本の代表枠は、開催国枠を含めて最大3。
東京五輪2020に出場するには細かい規定はあるものの、
- 2020年5月の世界選手権で3位以内入賞
- 2020年6月1日に発表される五輪予選対象大会のポイントランキング
で決まります。
世界選手権で3位以内入賞していれば文句なしの東京五輪2020が決まりますが、
4位以下でもポイントランキングで日本人選手の中で上位となれば出場可能となります。
2019年12月時点での五輪予選対象大会ポイントランキングは、
1位 岡本碧優(みすぐ)
2位 四十住(よそずみ)さくら
7位 中村貴咲
9位 開心那
となっていて、位置的には開心那さんと中村貴咲さんが代表3枠目を争う形といった感じでした。
開心那さんは無事に日本代表に選出され、ストリートとパークでそれぞれ次の選手が日本代表に選出されています。
■ストリート(男子)
堀米雄斗
白井空良
青木勇貴斗
■ストリート(女子)
西村碧莉
西矢椛
中山楓奈
■パーク(男子)
平野歩夢
■パーク(女子)
岡本碧優
四十住さくら
開心那
開心那が東京五輪に最年少出場決定!
スケボー・開心那、日本人夏季最年少12歳で五輪切符「いつもより緊張しなかった」
◆スケートボード 東京五輪予選対象大会デュー・ツアー最終日(23日、米アイオワ州デモイン)
今大会が五輪選考最終戦となったパーク女子で、12歳の開心那(ひらき・ここな、hot bowl skate park)が5位に入り、東京五輪出場を確実にした。7位だった中村貴咲(木下グループ)を選考ポイントで逆転し、日本勢3枠目に滑り込んだ。12歳10か月での夏季五輪出場は日本人最年少となる。五輪代表が確定している四十住(よそずみ)さくら(19)=ベンヌ=が61・71点で予選大会初V、岡本碧優(みすぐ、14)=MKグループ=が3位に入った。
今春に小学校を出たばかりの12歳が、五輪史に新たなページを書き加えた。決勝最後の試技となる4本目。開は、コースのエッジを横滑りする得意のトリックを巧みに決めた。この日最高の47・70点をマーク。「普通に楽しんでやっていた。いつもより緊張しなかった」。強心臓を見せ、ラストランで転倒した中村を突き放した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/17a1af9a242d25a395bc37248587110bb3d6c026