北海道大は共通テストの点数で足切りはある?
国公立大学を受験する場合は、共通テスト受験が必須となっていますが、北海道大学(北大)は共通テストの点数によって足切りで二次試験を受ける資格がなくなることはある?
北海道大学(北大)の共通テスト足切り・ボーダーの点数は何点?
「北大がぼくを呼んでいる」いよいよ13日から“大学入学共通テスト”…北海道内26会場で設営準備 マスク着用は求めず
1月13日から大学入学共通テストが行われます。
会場となる北海道大学では、設営準備が始まりました。
北海道内では北海道大学など26の会場で、13日から大学入学共通テストが行われます。
2024年の道内の志願者数は1万5397人で、2023年より718人少なくなっています。
北大によりますと新型コロナの5類移行で、受験生に対しマスクの着用は求めないということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/90cbafda3abbfc6547963518d581fcc2325bdd0a
結論から言うと、北海道大学(北大)は共通テストの点数で足切りは実施される可能性はあります。
共通テストの足切りはなぜ実施されるのかというと、国公立大学は、定員に対して非常に多くの受験生が受験します。2次試験の採点は、その大学の教授が行うため、あまりにも受験人数が多い場合、採点の労力が増えてしまいます。また、受験人数が殺到してしまうと受験会場が確保できない場合もあります。そのため、センター試験の結果が出た段階で、ある程度の人数まで受験生をふるいにかける大学が出てくるのです。
北海道大学(北大)の2024年度の「一般選抜入学試験学生募集要項」では次のような説明がありました。
第1段階選抜 志願者が多い場合、適切な個別学力検査等を行うことが極めて困難となるため、本学所定の資格要件を備えている者について、大学入学共通テストの成績により第1段階選抜を行い、個別学力検査等の受験者を決定します。 前期日程、後期日程とも、学部・系・学科・選抜群・専攻等ごとの募集人員に対する入学志願者数の倍率は、8~9ページの「別紙1」を参照してください。 なお、後期日程の工学部においては、2段階選抜を行わず、出願資格を満たした志願者全員を個別学力検査の受験者とします。
引用:https://www.hokudai.ac.jp/admission/faculty/general/
前期で概ね3-4倍
後期で概ね10倍
(数字は学部により異なる)
を超えると共通テストの点の悪い子は2次試験を受けることが出来ないようです
ただ実際にそこまでの倍率にはなったことはほとんどないようです。
北海道大学(北大)の共通テストで足切りいつわかる?どうなる?
■足切りはいつわかる?
足切りは、大学ごとに通知の時期・方法が学生募集要項に記載されています。一般的には、2月15日ごろに第一次選抜の結果が公表されるので、そこでわかります。
北海道大学(北大)の場合、2024年の第1段階選抜結果の発表は令和6年2月13日(火)(予定) となっています。
■足切りされたらどうなる?
国公立大学は前期試験も後期試験もそれぞれ1校しか出願できないので、前期試験に出願した大学で足切りにあった場合でも、前期試験で追加で出願することはできません。そのため前期試験で足切りされた場合は、既に出願している後期試験のみ受験できることになります。
■足切りを避けるには?
足切りを避けるには、共通テストで一定以上の点数を取ることが重要です。センター試験の過去問を解いて、自分の実力を把握し、弱点があれば克服しましょう。また、模擬試験を受けて、本番での自分の実力を確認することも大切です。
まとめ:北海道大学(北大)の共通テスト足切り・ボーダーの点数は何点?
北海道大の共通テストでの足切りは出願倍率が一定の倍率を超えた場合にのみ発動します。
この一定の倍率のことを『予告倍率』とか『第一段階選抜予告倍率』と言います。
ある程度以上に難関大では「志願者が多数となった場合には足切りを行う」としていますが、実際に足切りを行う大学は稀です。(足切を行うほど多くの志願者が集まらない)毎年足切りを行っているのは東大(京大もあったかもしれません)くらいです。
しかし、合格ボーダーがセンター得点率で8割前後なので、足切りが行われるなら6~7割前後になるでしょうね。
なお、国公立大学は前期試験も後期試験もそれぞれ1校しか出願できないので、前期試験に出願した大学で足切りにあった場合でも、前期試験で追加で出願することはできません。そのため前期試験で足切りされた場合は、既に出願している後期試験のみ受験できることになります。