お弁当を持ち歩くときに、保冷剤はどのくらいの気温から入れたほうがいいのでしょうか?
また、何月から入れるのがよいのでしょうか?
保冷剤は気温何度でお弁当に入れる?何月から?
通常、市販の保冷剤は約7時間で外気温を約13度まで下げることができますが、製品によって異なるため、実際に使用する際には温度計を活用することが推奨されます。外気温が15度以下だと細菌の繁殖が抑制されますが、冷蔵庫のような低温でも長時間保存すると食品が腐る可能性があります。
保冷剤は、お弁当箱の隙間やカバンの中に入れることができます。お弁当箱の隙間に入れる場合、保冷剤のサイズを調整して、お弁当がうまく収まるようにしましょう。
カバンの中に入れる場合は、保冷剤が溶けて水漏れしないように、ビニール袋などに入れてから入れましょう。
何度から?気温の目安
お弁当の持ち歩きには、保冷剤を使うのがおすすめです。保冷剤は、お弁当の温度を下げる効果があります。
保冷剤の性能や、外気温によって異なりますが、一般的に、最高気温が25度以上になると、保冷剤なしではお弁当が傷みやすくなります。そのため、最高気温が25度以上になる日は、保冷剤を使ってお弁当を持ち歩くようにしましょう。
何月から?時期の目安
最高気温が25度以上になる時期は、一般的に、6月から9月頃です。そのため、この時期は、保冷剤を使ってお弁当を持ち歩くようにしましょう。
ただし、気温や天候は地域によって異なるため、その日の天気予報をチェックして、保冷剤の使用を判断するようにしましょう。
保冷剤の使い方とお弁当の保存方法
保冷バッグと巾着袋を比較すると、保冷バッグの方が保冷剤の持ちが良くなります。ただし、保冷剤の数に関係なく、保冷バッグの方が1時間ほど持続するそうです。
例えば、保管時間が3時間の日で保冷剤を1個使う場合、保冷バッグでは温度が16度に保たれるのに対し、巾着袋では22度に上がります。学校内でエアコンが稼働している場合、保冷バッグでも巾着袋でも1個の保冷剤で十分だと思います。
ただ、保冷剤を2個や3個使うと、食材があまりにも冷えすぎてしまうこともあります。特にお米は冷えすぎるとポロポロして食感が悪くなることもあるので、保冷剤の数にも注意が必要です。
次に、保管時間が4時間の場合を考えます。保冷バッグなら1個の保冷剤でも問題ないかもしれませんが、2個や3個だと温度が13度まで下がるので、少し冷えすぎるかもしれません。
一方、巾着袋のような布製のバッグでは、保冷剤を2個使うのが良いでしょう。1個だと4時間後の温度が25度に上がることもあり、微妙なラインです。
保管時間が5時間の場合、我が家では80gサイズの保冷剤を2個使うことが最適なようです。巾着袋でも2個以上の保冷剤が必要です。1個だと25度以上に上がり、安定した保存が難しくなります。
また、保冷剤の種類にはジェルタイプと氷タイプがあります。ジェルタイプは柔らかく、凍っても形が変わらず長時間冷たさを保ちます。一方、氷タイプは凍っている間は非常に冷たいですが、解凍すると水に戻るため、長時間の保存には向いていません。
保冷剤を使う際には、お弁当箱の底に置くことが基本です。お弁当と保冷剤の間には隔たりを作り、直接触れないようにしましょう。これにより、お弁当が冷えすぎることを防げます。
保冷剤を凍らせる際は、冷蔵庫で事前に冷やしておくことが大切です。凍った保冷剤はお弁当の鮮度を保つために重要です。
ジェルタイプの保冷剤は液漏れの心配がなく、お弁当箱にも密着しやすいです。氷タイプは保冷力が高いため、長時間の保存に適しています。
最後に、保冷剤を活かす方法ですが、野菜やお肉の鮮度を保つのに効果的です。保冷剤を使う際は食材と直接触れないようにし、保冷剤をラップで包むと効果がアップします。
保冷剤を入れるお弁当箱の注意点
保冷剤を使う際には、お弁当箱の種類や密閉度も考慮する必要があります。保冷剤が漏れたり、お弁当箱の中で水がこぼれることがないように注意しましょう。また、中に入れる食品にも注意が必要です。生野菜や繊細な食品は、保冷剤との直接接触を避けるか、別の容器に入れることが望ましいです。
お弁当を美味しく安全に楽しむために、保冷剤の使い方を季節や気温に合わせて工夫しましょう。自分のお弁当箱や使用する食品に合った方法を見つけることが大切です。
まとめ:保冷剤は気温何度でお弁当に入れる?何月から?
保冷剤をラップで包むことで、保冷力がアップします。保冷剤の冷気が均等にお弁当箱内に行き渡り、食品や飲料の鮮度をより長く保つことができます。
保冷剤を使用する際には、以下の点に注意しましょう。
■保冷剤は、お弁当箱の底に置きましょう。
保冷剤を底に置くことで、お弁当箱全体を均一に冷やすことができます。
■保冷剤とお弁当の間には、適切な隔たりを作りましょう。
保冷剤とお弁当が直接触れると、お弁当が冷えすぎてしまう可能性があります。保冷剤とお弁当の間にキッチンペーパーやクッション材を挟んで適切な隔たりを作りましょう。
■保冷剤は、しっかりと凍らせてから使いましょう。
冷えていない保冷剤を使っても、食品や飲料の温度を下げることはできません。保冷剤は、凍らせる前にしっかりと冷蔵庫で冷やしましょう。