箒を逆さまに立てる意味は帰れ?由来は京都?さかさぼうき

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京都では早く帰ってほしい客がいると玄関に箒(ほうき)を逆さに立てるって本当なんでしょうか?

玄関先にホウキを逆さにしておいておくと来客に失礼?

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箒を逆さまに立てる意味は帰れ?由来は京都のさかさぼうき?

京都では箒を逆さに立てることを「さかさぼうき」といい、客の帰宅を促すサインだとされています。

長居をしたり、食事の時間になってもなかなか帰らないお客さんがいる時、玄関や出入り口に箒を逆さまに立てておくというもの。

昔は、日本中にあった「おまじない」みたいなものですが物事をはっきり言わない京都人の性質に合って京都に残ったのかもしれません。

意味はほうきを逆さまにした形が、神主さんがもっている御幣(ごへい)に似ているところから生まれたのだとか。

厳密には、逆さ箒は ただ立てるだけでなく「手拭いをかぶせて立てる」とされる場合もあります。

ごへいとは神様が下りてくる場所のことでほうきの先におりてきた神様が平気で長居をするような図々しい人を追い出してくれるという言い伝え。

箒は古代 祭祀に用いられた神聖な道具であることから、時代が下っても「箒をまたぐと罰が当たる」「妊婦の枕元に置くと安産になる」等、さまざまなジンクスが残っています。

神様が宿る掃除道具
箒は、掃き掃除の道具です。掃除機では不可能な屋外の掃除には欠かせず、屋内でも家具の隙間などは掃除機に全く引けを取りません。
また、箒は掃除の道具としてだけでなく、古くから神聖なものとして考えられ、箒神〔ははきがみ〕という神様が宿ると言わています。箒神とは、産神〔うぶがみ〕(出産に関する神)の一つです。掃く、掃き出すという行為が、出産と結びつき、妊婦のおなかを新しい箒でなでると安産になると言われたり、玄関に逆さに箒を立てることで、長居の客を帰す(家から掃き出す)というおまじないもあります。また、神聖なものですから、またぐと罰が当たるという言い伝えもある、なんとも神秘的な背景を持つ道具です。
引用:http://iroha-japan.net/iroha/B03_life/13_hoki.html

■箒神(ほうきがみ)
 日本における民俗神、産神。箒に神性を与える民間信仰の一種。「掃く」という動詞の名詞系が「ははき」であり、これが「母木」に通じるところから産神となった。また一説には箒の形が依代に類似しているために神として信仰されるようになったともされる。箒のものを払ったり、かき集めたりするという機能が、悪霊や障りを祓ったり、幸運や魂を集めたりすることも出来ると考えられるようになった。産婦の腹を箒でなでたり、枕もとに箒をおくのは箒の魂を「集める」機能を出産に役立てるためであり、また箒をまたぐと難産するといわれたり、産気づくと箒を逆さに立てたりするのは逆に「はらう」機能を役立てるためである。箒神は出産以外その「はらい」「あつめる」力があると考えられた。長時間居座る客を追い返すのに箒を逆さに立てるのはこの表れである。

ただ箒を逆さまに立てる「さかさぼうき」は普通、客本人には見えない場所で こっそり行うものなので、堂々と見せつけているような場合にはかなり嫌味な行為と言えるでしょう。

箒を逆さまに立てる「さかさぼうき」にネットの口コミは?

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