崩壊スターレイルのストーリーが難しい!
「崩壊:スターレイル(崩スタ)」は「星穹列車」に乗った主人公が様々な文明が点在する宇宙を舞台に未知の世界を開拓する探索ストラテジーRPG
模擬宇宙や星核とは?ヘルタやカカリアって?
【崩壊スターレイル】ストーリー解説|難しい!
スターレイルの世界線では「星神(アイオーン)」という神秘的な存在がいます。
星神はそれぞれ自己を象徴する「運命」を冠しています。この運命はストーリー的にはゲーム的にも絡んでくるもので、ストーリーで例えるとヤリーロⅣは「存護」を冠するクリフォトの庇護下にありますし、主人公たちが乗る星穹列車は「開拓」アキヴィリの庇護下にあります。
ゲーム的に例えるならキャラクター達の光円錐に関係します。
星核は災厄をもたらす物質と言われていて、スターピースカンパニーでは「万海の癌」と呼ばれています。「壊滅」ナヌークとその星神の派閥である反物質レギオンが関係していると言われますが、真相は不明です。
ただ、星核は侵略性が高いことが判明しており、飲み込まれたところは「裂界」と呼ばれます。裂界は飲み込んだ物体・生物・空間を別のものに変化する特性があります。
ヘルタ宇宙ステーションは、元々ミス・ヘルタが奇物や遺物を保管する倉庫に使用していた場所でした。
彼女の信奉者がこの保管物を研究・管理することをミス・ヘルタ自身が許可したため、ヘルタ宇宙ステーションは研究拠点のようなものになっていきました。
ヘルタ曰く、宇宙ステーションは主人公の中にある星核を「ブルー」から守るために建てたそう。
物語の始まりはこのヘルタ宇宙ステーションに保管されていた星核を、星核ハンターと呼ばれる勢力の「カフカ」「銀狼」が主人公の体に埋め込んだのが物語の始まりです。
それと同時に宇宙ステーションには反物質レギオンが攻め込んでいました。
カフカとの会話後、昏睡していた主人公は星穹列車の「なのか」と「丹恒」に助けられます。宇宙ステーションに襲来した反物質レギオンを倒し、代理所長のアスターを探しながら主制御部分へ進んでいきます。そこで星穹列車の「姫子」と合流、アスターとも会えますが終末獣の襲撃に遭います。
襲来してきた終末獣をなんとか倒しますが、なのかをかばった主人公は暴走してしまいます。
そこで星穹列車の「ヴェルト」によって事態は収拾され、ヘルタ宇宙ステーション編は終了します。
星核は謎に包まれており、星核の謎を突き止めるために主人公は星穹列車に同行することとなります。
ヴェルト・姫子はナナシビトと呼ばれ、「開拓」アキヴィリの行動に惹かれたモノたちを指します。「開拓」アキヴィリはストーリー開始時点では亡くなっていますが、ナナシビトは開拓の道を歩んでいます。
丹恒となのかはバックストーリーがあるので、行動的にはナナシビトに近いですが、開拓者かどうかは微妙。
星穹列車組はかつてアキヴィリが創った列車に乗り、レールで繋がれた星と星の間を運行していますが、このアキヴィリが敷いたレールも星核の影響を受けてしまいます。
星穹列車の正常な運行のため星核の封印を目的とした丹恒・なのか・主人公の3人は、氷に覆われた惑星である「ヤリーロⅣ」へ向かいます。
ヤリーロⅣは700年前に星核が飛来したことによって、氷河期を迎えてしまった惑星です。星核が飛来したことでレギオンも現れ、星核による寒波とレギオンの襲来によって、資源の乏しかったヤリーロⅣの文明は後退の一途を辿っているのが現状です。
ヤリーロⅣに降り立った3人は、雪に埋まった「サンポ」と名乗る人物に連れられますが、サンポはシルバーメインから指名手配されており、一味と間違われて戦闘となります。
サンポとは仲間じゃないと認識され、3人はベロブルグへと案内されます。
星核の封印の助力を得ようと星の大守護者「カカリア」へ謁見し、一時は協力を得られたかと思いました。しかし前述した星核とレギオンの襲撃で文明が後退したヤリーロⅣでは、人々が宇宙に対する知識や認知を忘れてしまったせいでベロブルグに仇なす者と認識されてしまいました。
追ってくるシルバーメインから逃げるためベロブルグの裂界へと逃げ込みますが、大守護者の娘である「ブローニャ」率いるシルバーメインに追い込まれてしまいました。
ブローニャ達と戦闘していると突如煙幕が彼らを包み、煙幕からサンポが現れます。煙幕によって主人公たちは昏睡し、サンポによってベロブルグの下層部へと連れられます。ついでにブローニャも。
仲間の安否を確認した主人公は、下層部を取り仕切る地炎から情報を得ようと「ゼーレ」に接触します。
そしてズヴァローグが何か情報を知っているかも…というところぐらいまでだと思います。
崩壊シリーズはストーリーにおける専門用語や難解な文言が多く、初心者がとっつきにくい世界観を持っています。ストーリーを一切気にしないなら、それぞれの作品のゲーム性さえ気に入ってしまえばいいです。
しかし、ストーリーを重視しているなら完全に予備知識がない状態ではじめると、理解が追いつけない可能性が高いです。大体の人が初めて崩壊シリーズをプレイした時に、主人公たちが何をしたいのかはわかるけど、どうしてここまで危機感があるのか全くわからないみたいな状況になると思われます。(原神は予備知識がなくても絶対楽しめるカジュアルさが良いですが、他作品との繋がりが薄い)根気よく専門用語を逐一調べていけるなら問題ないですが、多くの人がここで挫折して辞めていく印象です。
まとめ:【崩壊スターレイル】ストーリー解説|難しい!
【模擬宇宙】
ヘルタ含む、天才クラブのメンバー数人が神秘的存在である「星神」を解明するために作った仮想世界。
【ヘルタ】
天才クラブ#83のメンバー、宇宙ステーションは彼女が集める奇物のために建てられた。「知恵」ヌース勢力の天才クラブに所属する。
完全に合っているかは保証しないので、サブ垢でストーリーをやり直すかゲーム内のアーカイブを見て補完してください。
【カカリアの考え】
カカリアの願いは星の文明の再起動です。今のヤリーロⅥの文明には未来が無く、それどころか恐らくカカリアの代で終焉を迎えてしまうと、彼女自身がそう信じています。
何故なら、極寒のヤリーロⅥで生きるには、熱量の源となる地髄が必要ですが、700年に渡る採掘で、カカリアの代になったころには地髄がついに枯竭してしまったからです。
残り僅かの地髄をめぐる争いを防ぐために、ベロブルグの地下の行き来を断じ、地上のみの平和を偽ることで情勢を安定させましたが、近いうちに地上の地髄もなくなれば、全てが終わります。この状況を前に、カカリアは絶望しました。
【星核の陰謀】
ヘルタの証言によれば、星核は生命体のように自分自身の意志を持っています。ヤリーロⅥの星核も同じで、700年もの間、ベロブルグ代々の大守護者たちを騙して、破滅の道に導こうとしました。
これに対し、歴代の創建者たちはいずれも「存護」に対する堅い信仰心を持っていたので、「存護」の力がベロブルグを700年間も守り続け、星核の企みはいずれも失敗に終わりました。
しかし、カカリアの代になると、ベロブルグの終焉がほぼ決定的なものに見えたため、絶望したカカリアは「存護に対する信仰ではベロブルグは救えない」と思うようになってしまい、星核の意志につけこまれる隙を与えてしまいました。
??「存護」を捨てて自分を主と仰げば、ベロブルグや星の運命を変えてやる。
という星核の言葉に誘惑されて、カカリアの心は折れてしまい、星核を最後の希望であると本気で信じるようになってしまったわけです。
そこへ星穹列車の開拓者たちが、自分の残された唯一の希望である星核を封印するなどと言い出したので、そりゃ敵対する羽目になるわけです。