滝川裕己・出口適(堺商事)wiki経歴|ハドソン川の奇跡の日本人搭乗客

スポンサーリンク
当サイトはアフィリエイト広告を使用しています。
0未分類

「ハドソン川の奇跡」の日本人搭乗客、滝川裕己さんと出口適さんについて。

滝川裕己さんと出口適さんは2009年、ニューヨークのハドソン川で起こった“奇跡”と賞賛されたUSエアウェイズ1549便不時着水事故の生還者。

監督クリント・イーストウッド、主演トム・ハンクスの映画『ハドソン川の奇跡』の日本公開ではステージに登壇しました。

スポンサーリンク

滝川裕己・出口適(堺商事)wiki経歴|ハドソン川の奇跡の日本人搭乗客

滝川裕己さん

  • 堺商事 本社海外戦略室 グループマネージャー
  • 当時:SAKAI TRADING NEW YORK INC. 取締役副社長
  • 事故当時、ニューヨークに駐在しており、出口さんとアラバマ州の取引先へ向かう途中だった
  • 衝撃音とともに機体が左に傾き、焦げ臭いにおいがした
  • 左のエンジンだけが停止し、離陸した空港に戻るのだと思ったが、川の水面が見えてきた時は大変驚いた
  • 救助ボートに脱出し助けを待っていると、乗客を避難させたサレンバーガー機長がボートに乗ってきた
  • 機長は何事もなかったように悠然とした様子だった
  • 救助に来たフェリーから縄梯子が下ろされたが、ボートとの間の高低差と、他の救助船が起こす波で梯子がつかみ難かった
  • 事故後の生活には特に変化はないが、それが何よりかけがえのないことだと思っている

出口適

  • 堺商事 衛材輸出グループ サブグループマネージャー
  • 当時:SAKAI TRADING NEW YORK INC. 営業部長
  • 飛行機の後ろから3番目の座席で本を読んでいると、前方からドーンという音が
  • 機長の「衝撃に備えて」というアナウンスで頭が真っ白になったが、死の恐怖を感じる間もなく着水した
  • 怖かったのは後部のドアから水が入ってきた時
  • 静かに脱出の順番を待つ人が多い中、「早く行ってくれ!」と叫ぶ人や、座席を乗り越えようとする人がいた
  • 脱出後は飛行機の翼の上で救助を待ち、「もう大丈夫だ」と励まし合い寒さを耐えた
  • 救助に来た船でもらった毛布は今も大事にしている
  • 別の船で救助された滝川さんに会えた時は抱き合って喜び合った
  • 午後10時近くに帰宅してから深夜まで取材の電話が鳴りやまず、翌日も会社で取材対応に追われた

ハドソン川の奇跡の経緯|滝川裕己・出口適(堺商事)

映画「ハドソン川の奇跡」のモデルとなったUSエアウェイズ1549便不時着水事故は2009年1月15日、午後3時過ぎ、ニューヨーク上空で起こった航空機事故

■1. 事故発生
USエアウェイズ1549便は、シャーロット経由シアトル行きの定期便
乗客155人を乗せて、ニューヨークのラガーディア空港を離陸
離陸直後、エンジンに複数のカナダガンが吸い込まれ、両エンジンが停止
機体は制御不能になり、高度が低下
住宅地に墜落する危険があったため、ハドソン川への不時着を決断

■2. 不時着
サリー機長の操縦により、ハドソン川へ滑走路着陸時と同様の滑るような着水
乗客全員が迅速に機内から脱出し、全員無事生存
機体は1時間後に水没

■3. 救助活動
当該機の着水地点は、水上タクシーや観光船、マンハッタン島とニュージャージーを結ぶ水上バスの発着場に近く、またニューヨーク市消防局やアメリカ沿岸警備隊の警戒船や消防艇が停泊する港に近かった
偶然付近を航行中の通勤フェリー、水上タクシー、沿岸警備隊や消防の船などが救助活動にあたった
全乗員乗客の避難を完了

■4. 事故調査
当初は航空機を狙ったテロだと考えられていたが、否定された
事故の原因は、エンジンに複数のカナダガンが吸い込まれたこと
サリー機長の不時着決断は正しいと判断された

■5. その後の経過
サリー機長は英雄として賞賛された
事故調査委員会(NTSB:国家運輸安全委員会)による査問が行われた
シミュレーション実験の結果、左エンジンが微力ながら動いていたことが判明
サリー機長の判断は間違っていなかったことが証明された
左エンジンが検証された結果、激しく壊れており作動できなかったことが判明

まとめ:滝川裕己・出口適(堺商事)wiki経歴|ハドソン川の奇跡の日本人搭乗客

ハドソン川の奇跡は、パイロットの冷静な判断と、乗客の幸運が重なって起こった奇跡的な事故です。

USエアウェイズ1549便は、2009年1月15日、ニューヨークのラガーディア空港を離陸直後にカナダガンの群れに遭遇し、両エンジンが同時に停止するというレアケースが発生しました。この状況下で、機長のチェズレイ・サレンバーガーは冷静に状況を判断し、ハドソン川への緊急着水を決断しました。

滝川裕己さんは、堺商事の本社海外戦略室のグループマネージャーとして活躍しています。彼は2009年1月15日、ニューヨーク上空で起こった航空機事故に巻き込まれました。当時はニューヨークに駐在しており、アラバマ州の取引先へ向かう途中でした。事故が起こると、機体が左に傾き、焦げ臭いにおいが漂いました。左のエンジンだけが停止し、驚きの中、川の水面が見えてきました。救助ボートに乗り、機長が冷静な対応で乗客を安全に避難させる姿を目撃しました。事故後の生活に大きな変化はありませんが、この経験を通じて、生きる喜びを改めて感じるようになりました。

出口適さんは、堺商事の衛材輸出グループのサブグループマネージャーとして働いています。彼も同じく事故に巻き込まれ、飛行機の後方で本を読んでいました。突然の衝撃音に驚き、機長からのアナウンスに緊張が高まりましたが、着水後は静かに脱出の順番を待ちました。後部のドアから水が入ってくる恐怖を感じながらも、冷静に行動しました。救助された後、滝川さんと再会し、共に喜びを分かち合いました。その後は取材や会社の対応に追われる日々が続きましたが、救助された毛布は今も大切に保管されています。

タイトルとURLをコピーしました