ハンターハンター(HUNTER×HUNTER)暗黒大陸編の解説!
ハンターハンターの暗黒大陸編の話が難しすぎてつまらないと感じる読者も少なくないようですが分かりやすく説明すると?考察は?
ハンターハンター暗黒大陸編の解説・考察|難しい?
ハンターハンター(HUNTER×HUNTER)暗黒大陸編はまだ全容が明らかになっていませんが登場人物もかなり多い上にさまざまな勢力・グループが混在し、さらにそれぞれが表の事情・裏の事情を抱えているため、非常に複雑なストーリーとなっています。
実はハンターハンターの世界で知られていた世界地図は本当の世界の大きさのほんの一部でしかなかった。キメラアントもその知られていない場所からきたらしい。
なぜ知られていなかったかというと、キメラアントを超える危険がわんさかあるので情報規制を国家体制で行っていた。
しかしネテロの息子、ビヨンドがカキン王国という国と手を結び、一般人をその誰も知らない外の世界へと連れてってやるぜ、と言ってみんなにバラしちゃった。
しかし本当は上手いこと新大陸へ行く口実を作って、新大陸を冒険したいらしい。
でも今までそんな事許してなかったもんだから、十二支んの皆さんは勝手はさせません、一緒に新大陸は動けよ、と考えています。
ビヨンドはそれなら途中まで堂々と拘束されたまま十二支んについて行った方が行くの楽だなー、新大陸についたら逃げればいいやと考えています。
現状での、大まかな流れは以下の通りです。
まず、作中の世界には「V5」と言う国際組織があります。現実での国連のような機関です。
様々な経緯と事情から、問題の「暗黒大陸」への関与や進出を阻止するために動いている組織です。
暗黒大陸には、奇跡のような資源なども多数あります。しかし、軍隊や優れた念能力者などでも対処できない危険が多く、数々の絶望的な「失敗例」があるのみで、ほぼ未探査です。
このV5に非加盟の新興国家・カキン帝国が、暗黒大陸への進出を宣言します。
その探険隊の責任者はビヨンド、ハンター協会ネテロ会長の息子であるとされています(真偽は不明)。
カキン国王は、「豊かな新大陸への移住」を表向きの目標としており、一般に向けては真実は伏せています。
国王本人、その複数の妻と子(性別問わず王子と呼ばれる)、軍人や移住希望の一般人などを載せた移民船が仕立てられます。
移民船は、表面上あくまで「新大陸の探検や移民」が目的ですが、暗黒大陸の制覇や奇跡のような成果物が狙いです(そのための人員がビヨンドです)。
また、この行程中に王子らに王位継承を争わせる試練を課しています。
クラピカは、王子の1人が「緋の目」保有者であるため(正攻法での交渉が通じない相手でもあったので)、接触を狙って身分の低い別の王子の護衛として移民船に乗り込みます。
V5からの依頼を受け、ハンター協会からも移民船にハンターらが送り込まれています。
十二支ん、レオリオ、ビスケ、ハンゾーなどが乗り込んでいます。
彼らの立ち場は、クラピカ同様の王族の警護などです。
ヒソカが移民船に潜伏しているとの情報から、幻影旅団も一般人に紛れて乗船しています。
そしてビヨンドには仲間達がいます。なんとその中にハンター協会副会長パリストンがいました。そいつは絶対、新大陸でよからぬことをするだろうから、抑止するためにジンはビヨンド組に仲間入りします。
(でも本当はジンは前々から新大陸に行きたかったのに先を越されたからちょっとイライラして)
そのパリストンの仲間が十二支んにいるらしいです。
内通者は困るので、クラピカが探したところそれはサイユウでした。
ジン、パリストンらも目的地は同じですが、どのように動いているのかは、まだ詳細に描かれていません。
「王位継承戦」は、王子らの殺し合いです。
ルールはありますが、生き残った最後の1人が次期王であり、辞退もできないことから王子本人や配下、クラピカのように外部から雇われた面々を含んだ戦闘状態になっています。
整理してみると、
■ビヨンド・ネテロ(ネテロ会長の息子を名乗る)
《目的》暗黒大陸に渡り、未知の世界を探究したい
《現状》十二支んの監視下で拘束されたまま暗黒大陸に向かっている。(過去に暗黒大陸に挑戦した経験がある)
カキン王国の王とは友人であり、互いに利用しあってもいる。
パリストンをはじめとする数名のハンターを雇い、暗黒大陸渡航後の自身のサポートをさせることになっている(その中にジンも参加している。ジンの目的はパリストンの監視?)
■ナスビー・ホイコーロ(カキン国王)
《表の目的》人類で初めて公に暗黒大陸を踏破することで名声を得たい
《裏の目的①》ビヨンドを使って、暗黒大陸にしかない貴重な何か(リターン)を手に入れたい
《裏の目的②》暗黒大陸に向かう船の中で14人の王子たちを争わせ、次期国王を決定しようとしている(最後に生き残った
一人に王位継承権を与える)
■クラピカ
《表の目的》王位継承争いに巻き込まれ、兄たちに殺されそうな第14王子・ワブルとその母・オイトを護衛する
《裏の目的》人体収集家である第4王子・ツェリードニヒのコレクションから、仲間の形見である「緋の目」を取り戻すため、十二支んの一人として船に潜入
■十二支ん(ハンター協会)
カキン以外の5大国(V5)からの依頼でビヨンドを監視。
会長選後にパリストンとジンが抜けたため、レオリオとクラピカを急遽加入させて人数を確保し、巨大船に乗り込んでいる。
ただし、そのうちの一人・サイユウはビヨンドと内通している模様。
■幻影旅団
カキンの王族の宝を盗むために潜入(人数は不明)。
団長は、直前に団員2名がヒソカに殺されたことで憔悴している。