イリアムナ湖（Iliamna Lake）のUMA（怪物）は、アラスカの小さな漁村イリアムナに生息していると報告されている水生未確認生物。
トリンギット（カナダの先住民族）ではゴナカデット（Gonakadet）、アレウト族（アラスカの先住民族）からはジグクナク（Jig-ik-nak）と呼ばれるイリアムナ湖のUMA（怪物）の正体は？
イリアムナ湖のUMA｜世界が騒然!本当にあった(秘)衝撃ファイル放送情報
放送日時
8/29（火）18:25～20:54
未確認生物が続々！▼鹿児島県のカッパ伝説！▼アラスカの湖に巨大怪獣が！▼23歳母殺人ミステリー！(他)
アメリカ・アラスカ州にあるイリアムナ湖。この湖で、超巨大な未確認生物UMAが地元住民によって撮影された。そこには、3つのコブのようなものを持つ謎の怪獣が映っていた。さらに、地元漁師からも特徴が一致する巨大怪獣を見たと驚くべき証言が！様々な憶測が飛び交う中、湖から離れた川でも巨大なヘビのようなUMAが出現。果たして、2つのUMAは同じ種類なのか？ 湖に潜む巨大怪獣の正体とは！
イリアムナ湖のUMA（怪物）の正体は？ゴナカデット・ジグクナク
イリアムナ湖のUMA（怪物）は多くの目撃情報が報告されており、死亡例もいくつか報告されている.
アメリカでは長年にわたりアニマルプラネットのショー「リバーモンスターズ」で紹介されたイリアムナ湖のUMA（怪物）は体長10～30フィートと報告されており、四角い頭部を持ち、小型ボートなどに鈍器を加えるために使用される。この怪物の存在を結論づける物的証拠はありませんが、多くの報告には相違が見られます。
イリアムナ湖のUMA（怪物）の最初の報告は、先住民のトリンギット族からのもので、彼らはゴナカデットと呼ばれる生き物の話を伝えています。それは、オオカミに似た頭と尾、そしてシャチのような体を持ち、アクルトに非常によく似た、水に住む大きな動物として描写されています。ゴナカデットは「魚の神」として描かれ、アラスカとブリティッシュコロンビアの海岸沿いの絵文字に記録されました。この怪物に関する他の初期報告は、先住民アレウト族からもたらされており、彼らはジグ・イク・ナクと呼ぶ生き物の話を伝えている。魚のような怪物は集団で移動し、カヌーを襲い戦士を殺害すると報告されている。この生き物はアレウト人に恐れられており、狩られることはなかった。
1942年には動物学者がイリアムナ湖上を飛行機で移動していた際、巨大な魚を目撃。
見た目は鈍い銀白色で、幅広で鈍い頭のように見えたと説明しています。
細長い胴体の幅は頭の幅と同じで、垂直尾翼はゆっくりと左右に振っていました。
さらによく見るために飛行機を湖面近くまで降下させたところ、数十匹の巨大な魚が水のうねりの中に消えるまでその地域を旋回。尾の動きと事実からそれがクジラではないだろうと推測しています。
イリアムナ湖のUMA（怪物）の目撃情報はその後も、1980年代まで相次いでいますが生物学者によると、イリアムナ湖のUMA（怪物）はアラスカと太平洋諸国の地域に固有のシロチョウザメである可能性があると指摘しています。
アメリカの海洋漁業委員会は、「シロチョウザメは北米最大の淡水魚で、体重は1,500ポンドを超え、体長は20フィートにもなり、100年以上生きることもあります。」と述べています。
イリアムナ湖の場所
イリアムナ湖はアメリカ・アラスカ州の南西部に位置する大きな自然湖ですが実際には湖ではなく内海のようです。
総表面積約 1,012.5 平方マイル (2,622 km) または 640,000 エーカー (260,000 ヘクタール) はアラスカ最大。
湖は最長で 77 マイル (124 km)、最大幅は約 22 マイル (35 km) です。その最深点は 988 フィート (301 m) で、平均深さは 144 フィート (44 m) です。イリアムナは海抜約 50 フィート (15 m) に位置しています。
湖と周囲の川には何世紀にもわたって人が住んでおり、この地域への定住に関する最も初期の報告は 1790 年代にロシアの毛皮商人によってもたらされました。湖自体は、ロシア人と接触するまで、デナイナ人によって自分たちの領土であると主張されていました。
まとめ：イリアムナ湖のUMA（怪物）の正体は？ゴナカデット・ジグクナク
イリアムナ湖のUMAの正体は、シロチョウザメの巨大な亜種である可能性が高いとされています。
イリアムナ湖は、ロシアの北極圏に位置する湖です。深さは400メートル以上あり、水温が低いため、魚類などの生物が豊富に生息しています。
イリアムナ湖には、目撃されたUMAの正体について、いくつかの理論があります。
時折深海を歩き回るさまざまな巨大動物。
北の海の住民であるオンデンザメ。
シロチョウザメの巨大な亜種。
このうち、最も有力な説は、シロチョウザメの巨大な亜種であるというものです。
シロチョウザメは、ヨーロッパやアジアの淡水域に生息する大型のチョウザメです。最大の個体は、長さ6メートルを超えることもあります。
イリアムナ湖は、シロチョウザメにとって理想的な生息地です。深い水深と豊富な食物が豊富にあるので、シロチョウザメは、大きなサイズに成長することができるのです。
また、シロチョウザメは、銀色の体色をしており、鋸歯状の背もたれがあります。これは、目撃されたUMAの特徴と一致しています。
さらに、シロチョウザメは、捕食者がいない環境では、100年以上生きることができます。そのため、目撃されたUMAの巨大なサイズも、説明がつくのです。
もちろん、イリアムナ湖に何が生息しているかは、まだ完全にはわかっていません。しかし、シロチョウザメの巨大な亜種である可能性が高いと言えるでしょう。
