映画「インサイドヘッド2」について。
「インサイドヘッド2」は2015年に公開された「インサイド・ヘッド」の続編
公開後わずか2週で2024年に公開されたすべての映画の中で興行収入トップになりましたが1を見てないと面白くない？
インサイドヘッド2(映画)1見てないと面白くない？詰まらない？感想は？
映画「インサイドヘッド2」は、2015年に公開された「インサイド・ヘッド」を見ていなくても楽しめる？
結論から言うと、前作を見ていればより深く理解できる部分もあると考えられます。
- 「インサイドヘッド2」は「インサイド・ヘッド」の続編であり、前作の主人公ライリーのその後を描いているため。
- 前作で登場した感情たち（ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリ）が今作でも引き続き登場し、ライリーの頭の中で起こる出来事を中心に物語が展開される。
- 前作を見ていれば、ライリーや感情たちの性格や関係性などを既に理解しているため、「インサイドヘッド2」の世界観によりスムーズに入り込むことができると考えられる。
- 特に、「インサイドヘッド2」では、ライリーの「自己認識」が重要なテーマとして描かれている が、この「自己認識」は前作で形成されたライリーの性格や経験に基づいていると考えられるため、前作を見ていれば、より深く理解できる可能性がある。
一方で、「インサイドヘッド2」は、思春期を迎えたライリーの前に現れる新たな感情たち（シンパイ、イイナー、ハズカシ、ダリィ）との関係や、変化していくライリーの自己認識との葛藤などが描かれているため、前作を見ていなくても、思春期特有の感情の揺れ動きや成長の物語として楽しむことができる可能性があります。
以上、「インサイドヘッド2」は前作を見ていなくても楽しめる作品である可能性が高いですが、前作を見ていれば、ライリーや感情たちの背景をより深く理解できるため、より一層楽しめる可能性があります。
インサイドヘッド2(映画)あらすじストーリー
前作から成長し、10代になったライリーは、高校入学という人生の転機を迎えます。 ライリーの頭の中では、前作同様、ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリといった5つの感情たちが、彼女の幸せのために奮闘しています。 しかし、ライリーに思春期が訪れたことで、彼女の頭の中にシンパイ、イイナー、ハズカシ、ダリィといった新たな感情たちが現れ、司令部を破壊してしまいます。 シンパイ率いる新たな感情たちは「ライリーの将来のために、あなたたちはもう必要ない」と言い、ヨロコビたちを追い出してしまいます。 ヨロコビたちは、ライリーの心を取り戻すために、頭の中を冒険することになります。
■詳しいストーリー
前作から成長し、10代になったライリーは高校入学という人生の転機を迎え、同時に思春期に突入します。ライリーの頭の中では、前作同様、ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリといった5つの感情たちが、彼女の幸せのために奮闘しています。
しかし、思春期を迎えたライリーの頭の中に、シンパイ、イイナー、ハズカシ、ダリィといった新たな感情たちが現れます。これらの新しい感情たちは、ライリーの頭の中にある司令部を破壊し、今までの感情たちを追い出してしまいます。
シンパイは、他の新しい感情たち（イイナー、ハズカシ、ダリィ）と共に、ライリーの将来のために、これまでの感情たち（ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリ）は必要ないと主張します。
ヨロコビたちは、自分たちの存在意義を見出すため、そしてライリーの心を取り戻すために、頭の中を冒険することになります。その過程で、ヨロコビたちは、ライリーの過去の記憶や、忘れ去られた空想の友達ビンボンと再会します。
ライリーは、新しい高校のホッケーチーム「ファイアーホークス」に入団することを夢見て、厳しい練習に励みます。しかし、親友のグレースとブリーが別の高校に進学することになり、ライリーは動揺します。
そんな中、ライリーは憧れのホッケー選手、ヴァレンティーナと出会い、ファイアーホークス入団への期待を膨らませます。しかし、シンパイは、ライリーが新しい環境で失敗することを恐れ、彼女をコントロールしようとします。
シンパイの過剰な心配とコントロールによって、ライリーは本来の自分を見失い、友人たちとの関係もぎくしゃくしていきます。
ヨロコビたちは、ライリーの危機を救うため、過去の記憶や空想の世界を冒険しながら、司令部への帰還を目指します。
一方、ライリーは、ホッケーの試合中にパニック発作を起こしてしまいます。これは、シンパイがライリーの感情をコントロールしすぎてしまった結果でした。
ヨロコビたちは、ライリーを救うためには、シンパイの支配から解放しなければならないことに気づきます。そして、すべての感情がライリーにとって必要不可欠な存在であることを、シンパイに理解させようとします。
最終的に、ライリーは自分の感情と向き合い、シンパイの過剰なコントロールから解放されます。そして、すべての感情が協力し合って、ライリーは複雑な感情表現ができるようになり、成長していく姿が描かれます。
インサイドヘッド2(映画)について
映画「インサイドヘッド2」は、2015年に公開された「インサイド・ヘッド」の続編として、ピクサー・アニメーション・スタジオが制作するアメリカのアニメーション映画です。 アメリカでは2024年6月14日、日本では同年8月1日に公開予定です。
見どころ
- 新たな感情たちの登場: 前作には登場しなかったシンパイ、イイナー、ハズカシ、ダリィといった新たな感情たちが登場し、物語に新たな波乱を巻き起こします。
- 思春期における心の葛藤: 思春期を迎えたライリーが、新たな感情たちとの関係や変化していく自己認識に葛藤する様子が描かれます。 前作で形成されたライリーの性格や経験が、思春期を経てどのように変化していくのかが見どころです。
- ピクサー作品ならではの美しい映像美: ピクサー作品ならではの美しい映像美で、ライリーの頭の中の世界が描かれます。 特に、前作で登場した「長期記憶の保管場所」や「性格の島」に加え、「記憶のゴミ捨て場」といった新たな場所が登場します。
前作とのつながり
「インサイドヘッド2」は前作を見ていなくても楽しめる作品になっていると考えられますが、前作を見ていれば、より深く理解し楽しむことができる要素があります。
- キャラクター: 前作で登場したライリーと感情たち（ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリ）が今作でも引き続き登場します。 前作で描かれた彼らの関係性が、今作でどのように変化していくのかが見どころです。
- 設定: 前作で登場した「司令部」「思い出ボール」「性格の島」といった設定が、今作でも登場します。 前作を見ていれば、これらの設定や用語について既に理解しているため、よりスムーズに物語に入っていくことができます。
- テーマ: 前作では、幼少期のライリーの成長と感情の変化がテーマとして描かれていました。 今作では、思春期を迎えたライリーの自己認識の変化がテーマとして描かれるため、前作と対比して楽しむことができます。
公開情報
- アメリカ: 2024年6月14日
- 日本: 2024年8月1日
その他の情報
- 監督: ケルシー・マン
- 声の出演:
- 日本語吹替版: 大竹しのぶ、小松由佳、落合弘治、浦山迅、小清水亜美、多部未華子、花澤香菜、坂本真綾、村上（マヂカルラブリー）、横溝菜帆
- 英語吹替版: エイミー・ポーラー、フィリス・スミス、ルイス・ブラック、トニー・ヘイル、ライザ・ラピラ、マヤ・ホーク、アヨ・エデビリ、ポール・ウォルター・ハウザー、アデル・エグザルホプロス、ケンジントン・トールマン
「インサイドヘッド2」の興行成績について、2024年6月14日の公開から全世界で10億ドルの興行収入を突破し、2024年公開の映画の中で最も高い興行収入を記録
まとめ：インサイドヘッド2(映画)1見てないと面白くない？詰まらない？感想は？
映画「インサイドヘッド2」について、8月3日に土曜プレミアムで1が放送されるので、やはり1を見てからの方が楽しめます。
一度閉め出された子共期の感情たちが後半頑張りをみせるので、前作を知らないと子供期の感情たち、その連帯感に感情移入が難しいです。
2だけだと、2だけの新たな物語だけは追えるし、表層的には理解は難しくないですが、本質のような前作を知っていてこそ納得しながら楽しめる大切な「何か」に気付けないまま終わってしまうかもしれません。
