戌の日の安産祈願は、
出産予定の妊婦さん本人が行くのが望ましいものの、
代理の人にお参りしてもらっても構いません。
両親や兄弟などが代理で安産祈願することを認めている神社が大半ですが、
ただ神社によっては代理での安産祈願を受け付けていないこともあるので、
事前に確認が必要です。
代理を立てて戌の日の安産祈願のお参りをしてもらう場合、
妊婦さんの出産予定日と住所、生年月日など知らせておきましょう。
安産祈願の際に神社の受付で聞かれるかもしれません。
また腹帯を自分で用意して代理でご朱印を押してもらい場合には、
袋や箱から出しておいて、ご朱印をすぐに押せる状態にしておくと良いですよ。
戌の日は代理のお参りは神社による
友人や両親などから安産祈願のお守りをもらうことがあるように、
戌の日の安産祈願を誰かに代理でお参りしてもらっても構いません。
代理で安産祈願をしてもらう場合、たいていは、
旦那さんだったり両親のことが多いですが、
別に姉妹や親しい友人でもOKです。
代理でいく人の服装は?
戌の日の安産祈願のお参りを代理の人に行ってもらう場合、
カジュアルな服装を避けてもらうように伝えましょう。
散歩のついでにふらっと神社に立ち寄って参拝するのであれば、
ラフな普段着でも構いませんが、
神主さんに祈祷をお願いをするわけですから、
失礼のない格好をしなければいけません。
と言っても、ガチガチのフォーマルスタイル(礼服)にする必要はありません。
男性であれば、スーツやジャケットを着ていくのが無難ですが、
短パン・サンダルなどを避ければ、
襟のついたポロシャツにスラックス・スニーカーといったスタイルでも構いません。
女性の場合、ノースリーブなど露出の多い服装を避けて、
ワンピースにパンプスやスニーカーといった服装でOKです。
夏場はエアコンの寒さ対策に
カーディガンなどを羽織れるようにしておけば良いでしょう。
代理で腹帯を持参する際の包み方
代理の人が戌の日の安産祈願のお参りで腹帯も持参する場合、
風呂敷などに包んで持っていくのが良いです。
神社で祈祷してもらう最中に腹帯を出すように言われることがあり、
その際、いかにも肌着の腹帯を表に出すのは、
他の安産祈願の妊婦さんの目がやはり気になります。
風呂敷であれば、結び目のないシンプルな平包みで良いですし、
わざわざ風呂敷を用意しなくてもエコバッグに入れておくだけでも構いません。
戌の日の安産祈願は妊娠5か月過ぎないとだめなの?
戌の日というのはそもそも12日に1回必ずやってきます。
戌の日に安産祈願するようになったのは、
犬は1度にたくさんの赤ちゃんを産むものの、
お産が軽いことにあやかっています。
1年に30回ほどの戌の日が巡ってくるわけですが、
特に妊娠5ヶ月を過ぎて迎える最初の戌の日が、
安産祈願のご利益が高いと言われています。
戌の日でなおかつ土日で大安だったりすると、
安産祈願で有名な神社ともなると、妊婦さんで大混雑するものの、
戌の日の安産祈願のお参りは必ずしも
妊娠5か月過ぎないとダメというわけではありません。
妊娠5か月過ぎたあたりからちょうど、
腰痛や腹痛などで外出を控えなければいけなかったり、
つわりなどの体調不良で動けないこともあります。
そんな場合に戌の日の安産祈願のお参りを
代理で行ってもらと良いモノの、
体調が改善してから自分で行くという選択肢もあります。
土日の戌の日は混雑することが多いですが、
平日であれば、東京の水天宮のような人気のある安産祈願の神社でも、
あまり混雑することなくお参りが出来そうです。
戌の日で頂いた安産祈願の腹帯の巻き方
戌の日の安産祈願のお参りで頂いた腹帯が岩田帯の場合、
一枚のただ長いだけの布なのでびっくりするかもしれません。
ガードルタイプや腹巻タイプの腹帯とは違って、
岩田帯の腹帯だと体に巻きつけて使わなければいけません。
包帯を巻くように腰のあたりから徐々に下げてお腹に巻いていくだけなので、
岩田帯の腹帯を巻くのは難しいことはありません。
トコちゃんベルトなどに比べると手間がかかるものの、
通気性が非常に良いので夏でもあまり蒸れることがないし、
自分の体型にもっともフィットさせることができるので、
お腹をしっかりと支えられるというメリットがあります。
出産後の腹帯は再利用?返納してお返しする?
戌の日の安産祈願のお参りで頂いた腹帯は、
出産後、どのようにするのが良いのかというと、
神社に返納をする人もいれば再利用する人もいます。
神社で年末年始に行われているお炊きあげや、
小正月(1月15日)に行われるどんど焼きで、
腹帯を処分してもらうという人も多いです。
他には、赤ちゃんグッズとして再利用する人もいて、
さすがにおむつにするのは避けたほうが良いモノの、
作るのが簡単なタオルとして再利用する人が多いようです。
戌の日で頂いた安産祈願のお守りはどこにつける?
戌の日の安産祈願のお参りでは、
東京の水天宮のように腹帯のほかにお守りももらえる神社が多いです。
安産祈願に関わらず、お守りというのは、
基本的に肌身離さず身に着けるモノとされています。
※それに対してお札は、家に置いといて、
家の中を邪気から守ってもらうという意味合いがあります。
安産祈願のお守りは、良く使うカバンにつけるか、
もしくはカバンにしまっておくのが良さそうです。
ちなみに、安産祈願のお守りが2個、3個(正確には2体、3体)
あったとしても、何の問題もありません。
神様同士がケンカするんじゃないか?と気になるかもしれませんが、
そんな心の狭い神様はいないので安心をしてくださいね。
お守りは出産後に返納してお返しする?
安産祈願のお守りやお札の有効期限は、
一般的に1年とされています。
出産後、神社に持って行ってお炊きあげしてもらったり、
どんど焼きに出すのが良さそうですが、
別にお守りの効果が1年でなくなってしまうわけではありません。
むしろ、無事に赤ちゃんを産むことができたのであれば、
そのお守りはご利益があって縁起が良いと考えられます。
そこで次に出産を控えている妊婦さんに
プレゼントしてあげるのも良いですよ。
安産に効果のあるパワーストーン
戌の日の安産祈願のお参りでもらったお札やお守り以外にも、
安産に効果のあるパワーストーンを持っていれば、
さらに気持ちが落ち着くんじゃないでしょうか。
安産効果が期待できるパワーストーンには、
- マザーオブパール
- 琥珀(アンバー)
- 珊瑚(コーラル)
- ローズクォーツ
- ムーンストーン
などがあります。
マザーオブパールは淡黄色~白色で、
真珠の母体となる貝から産出されることから、
母性を象徴しているパワーストーンです。
妊娠や出産など女性を守ってくれるお守りとして人気があります。
琥珀(アンバー)にはオレンジ、イエロー、グリーンなどの色があり、
内臓を温めてくれるという言い伝えがあることから、
赤ちゃんを健やかに育む土壌を整えてくれる効果が期待できます。
また琥珀は3000年以上前の樹液が固まってできる鉱物の一種なので、
エネルギーの活性化と精神の安定の象徴とされています。
珊瑚(コーラル)には赤、ピンク、白などの色があり、
「産後(珊瑚)も良い」という語呂合わせで
昔から安産のお守りとして使われてきたようですが、
生命力を高めたり魔除けとしての効果も期待できるパワーストーンです。
持ち主の不安を取り除いて精神的に安定させてくれ効果もアリ、
出産に向けて焦りをなくし、自然体で出産に臨むことができます。
ローズクォーツは和名は紅水晶のピンク色のパワーストーンで、
愛と美の女神アフロディーテの石とされているため、
女性の内なる輝きを引き出すしてくれる象徴的な石です。
ムーンストーンは無色、白色、灰色、橙色、淡緑色、黄色、褐色、淡青色など
様々な色があるので好みの色を選びやすいパワーストーンです。
婦人科系の疾患や生理不順など、
女性特有の体調面などを整えてくれる効果があるとされ、
子宝・安産の象徴と言い伝えられています。
感受性を高めて視野を広げてくれる効果もあるとされているので、
母となるための心の変化の時期に心強いです。
妊娠中の妊婦の雑巾がけが安産に良いと言われる理由
妊娠5ヶ月頃になると、ひどかったつわりもだいぶ軽くなって、
日常生活を過ごしやすくなる妊婦が多いです。
出産まであと5か月近くあるものの、
ちょっとずつ出産準備を進めておくのが良いですが、
妊娠中の妊婦さんは雑巾がけをすると安産になるという言い伝えがあります。
単なる迷信とも言えそうですが、
雑巾がけのやり方を工夫すれば、確かに安産につながりそうです。
両手両膝を床に着けて四つん這いの姿勢で雑巾がけをすることで、
股関節のストレッチにもなって柔らかくなるし、
骨盤もよく動かすようになるので安産体型を整えられます。
骨盤底筋や腹筋といった出産時に活躍する筋肉を鍛えると同時に
背骨や腰を伸ばして出産中の負担を緩和してくれる効果も期待できます。
また雑巾がけとはいえ全身運動になるので、
運動不足を解消して体重の無駄な増加を防ぐことができるし、
血流も促すことだってできます。
特に「臨月」に入ってからの雑巾がけは、
お腹に適度に刺激を与えることができるので、
陣痛を促す手伝いをしてくれる効果も期待できるのでオススメですよ。
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