iOS18新機能「フラッシュライト」について。
iOS18では、フラッシュライト機能が大幅に進化し、光量調整に加えて照射範囲の調整も可能になりました。
ただし、この新機能はすべてのiPhone機種で利用できるわけではありません。
iOS18フラッシュライトの新機能
iOS 18のフラッシュライトの新機能は、iPhoneの使い勝手を大きく向上させる要素の一つと言えるでしょう。特に、Proモデルユーザーにとっては、より高度な光のコントロールが可能になり、様々なシーンで活躍するはずです。
iOS18のフラッシュライトでは、コントロールセンターから、以下の操作が可能になりました。
- 上下スワイプで光量の調整
- 左右スワイプで照射範囲（ビーム幅）の調整
これらの操作は、ダイナミックアイランドに表示される新しいUIから行えます。 光量の調整は以前から可能でしたが、iOS18では照射範囲も調整できるようになったため、より状況に応じた使い方ができるようになりました。
iOS18フラッシュライト新機能が使えない？対応機種は？
フラッシュライトの照射範囲調整機能は、ダイナミックアイランドを搭載したiPhoneモデルのみで利用可能です。
具体的には、以下の機種が該当します。
- iPhone 14 Pro
- iPhone 14 Pro Max
- iPhone 15
- iPhone 15 Plus
- iPhone 15 Pro
- iPhone 15 Pro Max
- iPhone 16
- iPhone 16 Plus
- iPhone 16 Pro
- iPhone 16 Pro Max
iPhone 16シリーズについてはソースで明記されていませんが、ダイナミックアイランドを搭載していることから、利用可能と推測されます。
iOS18フラッシュライト以外の新機能
iOS18では、フラッシュライト以外にも多くの新機能が追加されています。ここでは、ソースを元に、それらの新機能について詳しく説明します。
カスタマイズ性の向上
iOS18では、ホーム画面、ロック画面、コントロールセンターのカスタマイズ性が大幅に向上しました。
- ホーム画面: アイコンやウィジェットを自由に配置できるようになったほか、カラートーンの調整やアイコンの大きさ変更なども行えるようになりました。
- ロック画面: ライトとカメラのボタンを他の機能に割り当てられるようになりました。 また、コントロールセンターからコントロールを選択して配置することも可能です。
- コントロールセンター: コントロールの並び替えやグループ化、サイズ変更が可能になったほか、他社製アプリのコントロールにも対応しました。
アプリの機能強化
iOS18では、多くのアプリで機能強化が行われています。
- 写真: ライブラリがシンプルになり、AIが写真を自動で整理するようになりました。 また、タブが廃止され、スクロールで様々な情報が表示される新しいUIになりました。 ただし、この新しいUIを以前のものに戻すことはできません。
- メッセージ: テキストエフェクトや装飾、あとで送信が可能になったほか、RCSメッセージにも対応しました。 また、特定の相手にメッセージを送信する時間を予約できるようになりました。
- Safari: 広告などを非表示にできる「気をそらす項目を非表示」機能が追加されました。
- マップ: 自分だけの経路を作成できる「カスタム経路」が追加されました。
- メモ: ボイスメモやファイルの添付、数式の自動計算などが可能になりました。
- 計算機: 手書き入力で計算ができる「計算メモ」、通貨換算、科学計算機能が追加されました。
- カレンダー: リマインダーとの連携に対応し、カレンダーからリマインダーの作成や編集ができるようになりました。
新しいアプリ
- パスワード: iCloudキーチェーンのパスワードを管理するアプリが独立しました。パスワードの追加や編集、パスキーの管理、ワンタイムパスワードの確認などが行えます。
その他の新機能
- ゲームモード: ゲームプレイ時に自動で有効になり、フレームレートの向上やAirPods、コントローラーの応答速度が改善されます。 ゲームモード中は、バックグラウンド処理を最小限に抑え、BluetoothゲームコントローラーとAirPodsのレイテンシを大幅に削減します。
- Tap to Cash: ウォレットに、デバイス間で送金できる機能が追加されました。ただし、北米のApple Cashユーザー限定の機能です。
- アプリのロック: ホーム画面やアプリライブラリから、アプリにロックをかけられるようになりました。
- 頭のジェスチャ: AirPodsで頭を振ることで、着信の応答や通知の読み上げを操作できるようになりました。
- 視線トラッキング: 目の動きでiPhoneを操作できるようになりました。
注意点
iOS18の新機能の中には、特定の機種でのみ利用可能なものがあります。 例えば、フラッシュライトの照射範囲調整機能は、ダイナミックアイランドを搭載したiPhoneモデルのみで利用可能です。 また、バッテリーの最大充電を設定できる機能はiPhone 15シリーズ以降でのみ利用可能です。
まとめ
iOS 18では、iPhoneのフラッシュライト機能が大幅に進化し、より直感的で多様な使い方ができるようになりました。特に注目すべきは、光の強さと照射範囲をユーザーが自由に調整できるようになった点です。
■ 1. 光の強さの調整
従来のフラッシュライトは、オンオフを切り替えるだけのシンプルな機能でしたが、iOS 18では、上下にスワイプすることで、光の強さを無段階で調整できるようになりました。暗い場所での作業や、周囲への配慮が必要な場面など、状況に合わせて最適な明るさに調整できます。
■ 2. 照射範囲の調整
さらに、iOS 18では、左右にスワイプすることで、フラッシュライトの照射範囲を調整できるようになりました。スポットライトのように一点に光を集中させたり、広い範囲を照らすようにしたりと、様々なシーンに対応できます。
■ 3. 直感的な操作性
これらの調整は、コントロールセンターからフラッシュライトをオンにした際に表示されるダイナミックアイランド上で、非常に直感的に行えます。スワイプ操作だけで、光の強さや範囲を思い通りに変化させることができるため、誰でも簡単に使いこなせるでしょう。
【対応機種について】
このフラッシュライトの新機能は、ダイナミックアイランドを搭載したiPhoneモデルのみで使用可能です。具体的には、以下の機種が対応しています。
- iPhone 14 Pro
- iPhone 14 Pro Max
- iPhone 15
- iPhone 15 Plus
- iPhone 15 Pro
- iPhone 15 Pro Max
- iPhone 16シリーズ（発売時）
ダイナミックアイランドとは、iPhoneのディスプレイ上部に丸みを帯びた切り欠きがあり、通知や各種情報を表示する機能です。このダイナミックアイランドを介して、フラッシュライトの調整を行うことができます。
なぜProモデル限定なのか？
フラッシュライトの新機能がProモデルに限定されている理由としては、以下の点が考えられます。
- ハードウェアの性能: Proモデルは、より高性能なハードウェアを搭載しているため、複雑な光のコントロールに対応できる可能性があります。
- ソフトウェアとの連携: ダイナミックアイランドとフラッシュライトの連携を最適化するためには、より高度なソフトウェア処理が必要になるかもしれません。
- 差別化: Proモデルを他のモデルと差別化する要素の一つとして、高度なカメラ機能やフラッシュライト機能が提供されていると考えられます。
