石井志昂さんは日本で唯一の不登校・引きこもりに関する情報を発信している不登校新聞で編集長を務めています。
自らの不登校・引きこもり経験をベースに様々な問題を取り上げている石井志昂さんの気になるプロフィールをまとめています。
石井志昂の不登校新聞とは?
不登校新聞とは1998年に創刊された日本で唯一の不登校に関する新聞。
発足のきっかけは1997年8月31日に立て続けに起こった中学生の焼身自殺と体育館放火事件。
親の会、フリースクールなどの市民団体が連携してNPO法人「全国不登校新聞社」立ち上げられ、
これまでに1000人の不登校経験者が登場し、様々な著名人のインタビューも掲載されてきました。
インタビュー
樹木希林、荒木飛呂彦、柴田元幸、リリー・フランキー、雨宮処凛、西原理恵子、田口トモロヲ、横尾忠則、玄侑宗久、宮本亜門、山田玲司、高山みなみ、辻村深月、羽生善治、押井守、萩尾望都、内田樹、安冨歩、小熊英二、茂木健一郎
羽仁未央、大平光代、安住磨奈、辛淑玉、谷川俊太郎、渡辺位、岡本敏子、五味太郎、山口由美子、椎名誠、落合恵子、吉本隆明、立川志の輔、森毅、大槻ケンヂ、ひろさちや、高木仁三郎、大田堯
中川翔子、ヨシタケシンスケ、りゅうちぇる、立川志の輔、春名風花、あずまきよひこ、R-指定、谷川俊太郎、庵野秀明、宇多丸、田房永子、大槻ケンヂ、みうらじゅん、糸井重里、坂上忍、椎名誠、荻上チキ
不登校新聞を通じて石井志昂さんは不登校になる子にタイプや傾向はまったくないことを力説。
男女や地方差もないし、勉強が得意でも不得意でも関係なく、不登校・引きこもりの子が抱える悩みとして進路問題を上げています。
「自分が低学歴であること」と「誰もが安定した生活を送りづらくなっている」という2点で、
そもそも生活に必須な学力は、算数で言うと割り算ができればなんとなるもので、生活していくうえで必要な学力は、生活のなかで身に着くものがほとんど。
それに対して、「生活を安定させる学力」となるとハードルは一気に高くなります。
せめて高卒相当の学力とみなされるには「サイン、コサイン、タンジェント」だって、古文・漢文だって避けて通れないものの、
現状の教育制度では病気以外の任意では休むことが許されない雰囲気があります。
休んでも授業の遅れなどを自分でカバーしないといけない現実があります。
また、不登校の原因のとしては実は友達との関係が半数。
疲労感、無力感、朝起きられない、勉強についていけないといった要因は、
実は学校に行きたくないからこれらが結果として現れている可能性もあり、
不登校の原因を紐解くのは一筋縄ではいきません。
むしろ、不登校になってもほとんどの人が高卒以上の学歴を持つというデータもあることから、
石井志昂さんは不登校後の進み方に脚光を当てています。
具体的には下記のような進路が残されており、不登校・引きこもりになってもそこからまだまだやり直すチャンスは残されています。
フリースクール
不登校者を受け入れる民間スクール。自由で行きやすいことも多いが、平均で月3万3000円の費用が。
教育支援センター
地域の不登校者の支援を行う機関。施設長によって千差万別なので、本人に合うか確認がマスト。
家で過ごす
週1~2回登校して、傷を深めつつも家で過ごす人は多い。家にこもっては学校に行く、を繰り返す。
2018年度「シチズン・オブ・ザ・イヤー」受賞、「BLGOS AWARD」入賞、2011年度「パナソニック教育財団」より奨励賞を受賞。
石井志昂wikiプロフィール
名前:石井志昂(いしい しこう)
生年月日:1982年3月19日
年齢:38歳
出身:東京都町田市
石井志昂さん自身も中学2年生から不登校を経験するとそのまま学校には行かなくなっています。
中学受験をするも失敗してしまい地元の公立の中学校に通うことになった時点で、
負け犬のレッテルを張られたような気分だったそうです。
進学した中学では理不尽な校則、靴下と下着は白色のみ、女子の髪色ゴムは黒か紺のみで茶色は不可、鉄製の水筒は「昔それで人を殴った人がいる」から禁止、
などなど「人としてバカにされているのか?」と怒りの感情が芽生えさらに、不条理なスクールカーストや先輩の上下関係やいじめ問題。
教員の理不尽な指導など受け入れがたい困難を我慢してでも学校に通わなくちゃいけないのは、
全部自分が受験で失敗したからだとずっと自分を責め続けてしまったそうです。
当時は先生が友人を殴ることもあったそうで
特に、通っていた中学校の生徒に万引き犯がいるという噂から、
自分たちが疑われると2時間も尋問され、学校そのものに大変な不信感を抱くようになります。
そんな石井志昂さんは中学2年生の12月に学校が嫌で授業をボイコット。
その晩に母に「明日どうする?」と聞かれたときに思わず「行きたくない」というと、
母親が学校に「明日から2週間休みます」と連絡してそのまま、冬休みと合わせて1か月は休めるように手配をしてくれたそうです。
石井志昂の経歴
不登校になって2か月目にフリースクール「東京シューレ」へ入会すると、16歳の時に不登校新聞社との出会います。
不登校新聞社の「子ども若者編集部」の活動に興味を覚えた石井志昂さんが編集スタッフとして働くようになり、
24歳の時には編集長に就任し現在に至ります。
石井志昂さんは不登校新聞編集長として「不登校・引きこもりを全面肯定すること」ことを目指していて、
「不登校や引きこもりをしたからといって、責められたり、命を落としたりする必要はありません。」と話しています。
不登校新聞を通じて石井志昂さんはは次のような賞を受賞しています。
2018年度「シチズン・オブ・ザ・イヤー」受賞、「BLGOS AWARD」入賞、2011年度「パナソニック教育財団」より奨励賞を受賞。
臨済宗の僧侶である玄侑宗久(げんゆう・そうきゅう)さんの言葉は、記者として17年間いろんな人を取材してきたのですが、一番ショックを受けましたね。それは「私たちはもっと揺らいでいい」というもので……。
https://bamp.media/column/negishi12.html
人は「変わらない」ことを大事にしすぎているんじゃないでしょうか。何かを経験すれば「人生とはこういうものだ」と確信を持とうとする。揺らがない、ブレない、それがアカンのです。頑丈そうに見えて免震構造がない。
現実は、つねに新しい局面を迎えていきます。「いま」を見て、感じて、合わせていく。そのためにはいったん揺らがないといけません。「揺らいでいい」という自覚を持つことが「無常という力」です。世の中は無常であるし、私も無常なんです。
仏教では昔から「揺らぐ」ことを「風流」と呼びました。揺らぐことが自然だと思っていれば、あるいは植物のようにあれほど変化していいと思えれば、もっと楽になれるんじゃないでしょうか。ーー本文より抜粋
石井志昂のツイッターやインスタグラム
石井志昂のツイッター
@shikouishii
石井志昂のインスタグラム
石井志昂のフェイスブック
@ishii.shiko
石井志昂の中学や高校、大学など学歴は?
石井志昂さんのプロフィールから町田市の公立中学校に通っていたことは間違いなさそうです。
具体的な学校名は明らかにされていないものの、少なくとも
髪染め、ピアス、化粧、服装(へそ出しや、露出の多い服はだめ)OKと校則はかなり特殊で緩い方として知られる和光中ではなさそうですね。
石井志昂の結婚した嫁は?子供はいる?
石井志昂さんは2014年9月11日に意味深なツイートをしています。
すでに結婚をしていてもしかしたら子供もいるかもしれません。
石井志昂の年収は?
石井志昂さん編集長という肩書を持って入るものの、有名週刊誌などとは違って発行部数はそれほど多いわけではありません。
さらにNPO法人という非営利活動法人で不登校新聞は運営されていますから、石井志昂さんの年収はそれほど高くはないとみられます。
調べてみると、NPO法人の職員の平均的な年収は約260万円程度で、規模の大きなNPO法人の理事長クラスでも約370万円程度。
石井志昂さんの年収はおそらくは300万円程度とみられます。