ドラえもんのジャイアンの口癖「お前のものは俺のもの、俺のものも俺のもの」の元ネタは?
ジャイアンはなぜ「俺のものは俺のもの、お前のものも俺のもの」というのでしょうか?由来は?
お前のものは俺のもの、俺のものも俺のもの 元ネタ・由来は?ジャイアンでドラえもん
ドラえもんのジャイアンのの口癖
「お前のものは俺のもの、俺のものは俺のもの」
実はこのセリフ、もともとイギリスのことわざだと、「トリビアの泉」というテレビ番組で紹介されたことがあります。
16世紀末の劇作家シェークスピアの『尺には尺を』という作品に
「オレの物はあんたの物、あんたの物はオレの物」
(”What’s yours is mine, and what’s mine is my own.)
というセリフが登場。
1738年、『ガリバー旅行記』で知られる作家ジョナサン・スイフトが、『上品な対話』という作品の中で
「お前の物はオレの物、オレの物はオレの物」
というセリフに変えてそれが現在まで、ことわざとして伝わっているようです。
まとめ:お前のものは俺のもの、俺のものも俺のもの 元ネタ・由来は?ジャイアンでドラえもん
ジャイアンの口癖「お前のものは俺のもの、俺のものも俺のもの」がドラえもんで初めて出てくるのはジャイアンがのび太のランドセルを探す「のび太のハチャメチャ入学式」回のようです。
のび太たちの小学校の入学式当日
のび太は遅刻をしてしまいます
入学式自体には間に合いましたが、のび太がトイレに行ったとき
ちょっとした事件があります
ジャイアンのランドセルに入っていた目覚まし時計が鳴り出して
みんなが家事だと思い、教室へ逃げ出しました
そこへのび太がトイレから戻ってきたんですが、
例のジャイアンの目覚まし事件で誰もいなかったので
入学式が終わったと思ってしまい、
家に帰ろうとするんですが、道がわからなくなってしまいました
(ちなみに、入学式は終わってませんでした)
運だめし?みたいな感じで靴を飛ばしたら、
よその家に靴が入ってしまいました。
靴をとりに行って、塀を越えて戻ろうとしたら
置いてあったランドセルがトラックの荷台に落ちてしまい
トラックはそのまま走り去ります
そのトラックを探しますが、なかなか見つかりません。
ついに雨が降り出しました
のび太が学校に来ないと入学式は始められないので
ジャイアンがのび太を探しに行きます
のび太は見つかりましたが、ランドセルが見つかりません
そこへ、ランドセルをのせたトラックが偶然通ります
ジャイアンはそのトラックを追いかけます
トラックは石を踏んだのか、はずみでランドセルが飛んで
ジャイアンが取り返し、ランドセルは戻ってきました
感謝を伝えるのび太に向かって、ジャイアンが言い放ちます
「おまえのものは、おれのものだろ、おれのものも、おれのもの」
俺のものだから追いかけたという、のび太が気にしない為のジャイアンの優しさです
早い話が、お前の喜び、お前の苦しみも、おれの喜びであり、おれの苦しみでもある。ということです。
その後、無事入学式は行われました。