飛行機の事故で荷物の補償は?日本航空(JAL)516便の炎上

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飛行機が墜落して命だけ助かった場合、荷物などの補償は?

日本航空(JAL)516便が海保の飛行機と衝突・炎上しましたが、乗客の荷物はどうなるのでしょうか?

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日本航空(JAL)516便の炎上(飛行機の事故)で荷物はどうなる?

「奇跡の脱出」の見出しも 英各紙、朝刊1面に炎上する日航機の写真

日本航空(JAL)機と海上保安庁の航空機が羽田空港で衝突した事故は、海外でも大きく報じられている。複数の英紙は、3日付の朝刊1面に燃え上がるJAL機の写真を掲載。海保の5人が亡くなった大事故だったが、JAL機の乗員乗客379人全員の脱出を「奇跡」とする記事も目立った。

 英国では、翌日の朝刊1面が前夜に公開される。現地時間3日未明に確認したところ、タイムズやフィナンシャル・タイムズ(FT)、インディペンデントやガーディアンといった主要紙が、いずれも燃え上がるJAL機の写真を3日付朝刊1面に採用した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/82b07660948fae8f6e1ea19c65f85bf256d57b50

日本航空(JAL)516便の乗客の荷物はどうなったのでしょうか?

JAL516便は、2024年1月2日、羽田空港に着陸した直後に海上保安庁の飛行機と衝突し、炎上しました。

乗客の荷物は、事故の際にすべて焼失したと考えられます。

なぜ、荷物がすべて焼失してしまったのでしょうか?

飛行機の衝突事故では、乗客はすぐに機内から脱出する必要があります。そのため、荷物を持って脱出する余裕はありません。また、事故の衝撃で、荷物が機内外に飛び出したり、機内で散乱したりすることもあります。

今回の事故では、機体が全焼してしまったため、荷物もすべて焼失したと考えられるのです。

飛行機の事故で荷物の補償は?日本航空(JAL)516便の炎上

飛行機の事故で荷物などの補償はどうなるのでしょうか。

乗客によると、日航側からは、見舞金として乗客1人当たり10万円、このほか預け荷物の弁済金として10万円を支払うと伝えられたそうです。

なお日本航空は、事故機に搭乗していた乗客への見舞金などについて、「一人一人に対応しており、個別の金額については回答を控えたい」としています。

航空会社の責任限度額

日本航空の国内運送約款では、手荷物運送における会社の責任は、旅客1名につき総額金15万円の額を限度とすると定められています。

https://www.jal.co.jp/jp/ja/yakkan/

つまり、預けた荷物と機内持ち込み手荷物すべてを含めて15万円が上限となるということです。

ただし、旅客が運送の開始前に当該手荷物につきそれ以上の価額を申告し、且つ、第41条の規定に従って従価料金を支払った場合は、当該申告価額を会社の責任限度としますが、この場合においても、会社の責任は、当該手荷物の実際の価額を超えることはありません。

つまり、手荷物の価値が15万円を超える場合は、出発空港で手荷物を預ける際に、その旨を申告し、追加料金を支払うことで、15万円を超える金額の荷物を預けることができます。ただし、その場合でも、賠償金額は実際に損害を受けた荷物の金額が上限となるということです。

また、第34条では、白金、金、その他の貴金属、貨幣、銀行券、有価証券、印紙類、宝石類、美術品、骨董品その他高価品は、受託手荷物として認めないと定められています。

つまり、航空会社は、高額なものや貴重品類に関しては預かることができず、預けた荷物の中にそのようなものがもし入っていたとしても、損害賠償の責任は負わないということです。

旅行保険

通常、このような会社側の責任限度額を超える賠償責任は旅行保険を利用していただくことになります。旅行保険には様々なタイプがありますが、ご自身の所持品、携行品、あるいは旅行の期間などに合わせて、ご自身が自己申告で選択していただくものですから、自分の携行品はこれだけの価値があると思われる方は、そういった旅行保険に加入していただくことが最善です。

航空会社と保険会社の両方に請求できない

万一預けた手荷物や機内持ち込み品が、航空会社の職員の故意または重大な過失がない状況で損害を受けた場合には、旅行保険の賠償を適用された方がお客様の利益になると思います。

この場合、航空会社に証明書を発行してもらい、それを持って旅行保険の会社にお客様ご自身でご請求していただくことになりますが、航空会社と保険会社の両方に請求することはできません。

例えば保険会社に損失金額50万円と請求されて支払われた場合には、保険会社から航空会社に旅客に支払った旨の連絡が入ります。そして航空会社は保険会社に対して賠償限度額である15万円を支払うことで完了となりますので、両方に請求されていると後日トラブルの原因となりますからご注意ください。

日本航空(JAL)516便の炎上まとめ|飛行機の事故で荷物の補償は?

日本航空(JAL)516便の飛行機が海保と衝突し、炎上したという事故で、荷物はほとんどが火災で焼失してしまったと考えられます。

航空会社の規定では、機内持ち込みの手荷物や空港で預けた手荷物は、通常は乗客が脱出した後、航空会社の係員が機内に入り、座席ごとに回収し、乗客に返却します。しかし、今回のような火災事故では、航空機が全焼してしまったため、機内に残された手荷物や預けた荷物はほとんどが燃えてしまった可能性が高いです。

乗客の皆さんが心配されるであろう荷物に関する情報があります。例えば、携帯電話や財布、パスポートなどの大切なものは、旅行災害保険を利用して賠償される可能性があります。しかし、携帯電話やパソコンなどの物品は再購入が必要となるでしょう。クレジットカードやキャッシュカード、免許証などは、紛失処理によって再発行が可能ですが、残念ながら全額補償されるわけではありません。

こういった飛行機事故の場合、乗客は安全な脱出が最優先です。そのため、手荷物を持って脱出することは許されません。経験者は、飛行機内で脱出のための準備をしています。身につけるものは蓋が付いたポケットがたくさんある服で、そこに大切なものを入れて手ぶらで脱出できるようにしています。これが「肌身離さず」の真意です。

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