ジェイビエールシントロンが井岡一翔の初防衛戦(WBO世界スーパーフライ級)の対戦相手に決まりました。
試合が行われる会場はボクシングの興業ではおなじみの大田区総合体育館(東京)で、
ジェイビエールシントロンと井岡一翔が対戦する12月31日には他にも
田中恒成vsウラン・トロハツがWBOフライ級タイトルマッチが同会場で行われます。
ジェイビエールシントロンwikiプロフィール
- 名前:ジェイビエールシントロン(jeyvier cintron)
- 階級:WBO世界S.フライ級1位、WBC同級13位
- 生年月日:1995年2月8日
- 出身地:プエルトリコ・バヤモン
- タイプ:サウスポー
- 戦績:12戦11勝(5KO)※1無効試合
- プロ転向:2017年(アマチュアデビューは2012年07月30日)
- リーチ:178cm
ジェイビエールシントロンは村田諒太と同じくアマチュアボクシングで活躍していたファイターで、
プエルトリコ代表として史上初のオリンピック2大会連続出場を果たしています。
- 2010年 ロンドン五輪 ベスト8
- 2014年 リオデジャネイロ五輪 初戦敗退
大きな実績を残すことができたわけではないものの、
2017年にプロデビューをすると、元IBF世界バンタム級王者のエマヌエル・ロドリゲスに勝利するなど頭角を現しています。
ジェイビエールシントロンは子供のころは野球をしていたそうですが、
プロボクサーだった父親の影響で5歳の頃からボクシングも始めていました。
ジェイビエールシントロン戦績
■アマチュア実績
2010年 ロンドン五輪 ベスト8
2011年 プエルトリコジュニア選手権フライ級 優勝
2014年 中央アメリカ・カリブ海競技大会フライ級 優勝
2014年 ホセ・アポンテカップフライ級 優勝
2014年 リオデジャネイロ五輪 初戦敗退
■プロ実績
2019年 ○判定(UD) 江藤光喜(日本)
2019年 △無効試合 江藤光喜(日本)
2019年 ○TKO Eliecer Quezada(エリエセル・ケサダ、ニカラグア)
2019年 ○反則勝ち(DQ) Marvin Solano(ニカラグア)
2016年 ○判定(UD) Alonso Melendez(アロンソ・メレンデス、メキシコ)
2018年 ○判定(UD) Gregory Vera(ベネズエラ)
2018年 ○棄権(RTD) Omni Padilla(コロンビア)
2018年 ○TKO Jonathan Burgos(ジョナサン・ブルゴス、コロンビア)
2018年 ○TKO Aneudy Matos(ドミニカ共和国)
2018年 ○判定(UD) Edson Neri(メキシコ)
2017年 ○KO Guillermo Dejeas(チリ)
2017年 ○判定(UD) Leonardo Reyes(メキシコ)
■タイトル
WBOバンタム級ユース王座
WBOラテンアメリカS.フライ級王座(防衛2回)
WBOインターナショナルS.フライ級王座
ジェイビエールシントロンは無敗を誇っていますが戦績の中で無効試合(ノーコンテスト)となっているのは、
2019年8月2日に行われた江藤光喜との対戦
1ラウンドでいきなり江藤光喜の右フックでジェイビエールシントロンはダウンをとられると、
そのままレフェリーストップで試合終了。
しかし、ダウンしたのは江藤光喜のパンチの前に
バッティングがあったとジェイビエールシントロン陣営が猛抗議した結果、
試合後にビデオ判定が行われダウンは江藤のパンチではなくバッティングによるものと訂正されました。
3か月後に再戦することが決まり、ジェイビエールシントロンが雪辱を晴らす形となりました。
井岡一翔・ジェイビエールシントロン戦に関するツイッターの反応
井岡一翔選手にとって脅威となるのはジェイビエールシントロンのリーチの長さでしょう。
その上、左右の速いステップワークがあるので、井岡一翔選手にとってはやりにくいものがあるでしょうが、
パンチの威力自体は井岡選手の方が強いとみられ、井岡選手が自分の距離でチャンスを作れれば、十分に勝てる試合となりそうです。