地震の大丈夫メール・LINEはうざい?迷惑?気遣い・心配は無用?

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地震の「大丈夫?」メールは控えた方がいいのでしょうか?

災害時のLINEでの気遣い・心配は不要?

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地震の大丈夫メール・LINEはうざい?気遣い・心配は無用?

地震の『大丈夫?』メールって控えた方がいいのかというと、控えたほうがいい場合もあります。

地震が起きたら、まず大切なのは、自分や家族の安全を確認することです。そのうえで、親しい友人や家族の安否を確認したいと考えるのが自然です。

しかし、その際に「大丈夫?」というメールを送るかどうかは、相手の状況や関係性によって考えましょう。

親しい友人や家族からの心配メールは、嬉しいものですよね。

「大丈夫?」というメールを送ることで、相手のことを気にかけていることを伝えることができます。また、相手が困っているときには、助けを差し伸べることもできます。

しかし、あまり親しくない相手や、SNSの知り合いなどからの心配メールは、迷惑に感じてしまう場合もあります。

特に、災害直後は、回線が混雑してつながりにくくなることがあります。そのうえで、多くの人から「大丈夫?」というメールが届くと、相手の負担になってしまう可能性があります。

また、災害時に情報収集をしているときには、安否確認だけのメールは、ジャマになってしまうこともあります。

災害時には、家族や友人の安否確認だけでなく、避難や救助などの情報収集も重要です。そのときに、安否確認だけのメールが届くと、必要な情報を見落としてしまう可能性があります。

そのため、災害の際には、親しい友人や家族からの心配メールは、嬉しいものですよね。しかし、あまり親しくない相手や、SNSの知り合いなどからの心配メールは、迷惑に感じてしまう場合もあるので、控えたほうがいい場合もあります。

具体的には、以下の場合に控えたほうがいいでしょう。

震度5弱以下で、大きな被害がみられない地域に住んでいる人
災害の状況が把握できない地域に住んでいる人
災害発生から数時間が経過していて、まだ無事が確認できない人

また、災害直後は、回線が混雑してつながりにくくなっています。そのため、安否確認は、SNSのタイムラインや、ニュースなどの公的な情報で確認するようにしましょう。

もし、どうしても安否確認のメールや電話を送りたい場合は、以下のことに注意しましょう。

簡潔に、安否確認だけを伝える
返信は不要であることを伝える

相手の状況や関係性をよく考えて、迷惑にならないように配慮することが大切です。

地震の大丈夫メール・LINEの例

「○○さま、地震の被害を知り、大変心配しています。ご無事でしょうか?」

「お見舞い申し上げます。ご家族やお知り合いの方々は無事でしょうか?」

「心配しています。どうかご無事でいらっしゃいますように。」

「被害を受けた○○さま、安否を確認したくメールを差し上げました。」

「地震の被害を受け、ご心労お察ししております。無事でいらっしゃいますか?」

「お見舞い申し上げます。ご家族ともども無事でしょうか?」

「大きな地震、ご無事でいらっしゃいますでしょうか?」

「心配しております。ご無事であることを祈っています。」

「地震の被害を受けた皆さまにお見舞い申し上げます。ご無事でしょうか?」

「大変な被害、お気持ちお察ししています。無事でいらっしゃいますか?」

「○○さま、心よりお見舞い申し上げます。ご家族の無事を心からお祈りしています。」

「地震で被害を受けた方々、お見舞い申し上げます。ご無事でいらっしゃいますか?」

「心からお見舞い申し上げます。無事であることを祈っています。」

「地震の被害を受けた皆さまに、心からお見舞い申し上げます。ご無事でしょうか?」

「○○さま、大きな地震、ご無事でしょうか?心配しています。」

「お見舞い申し上げます。ご家族ともども無事であることを祈っています。」

「地震の報に接し、お見舞い申し上げます。ご無事でしょうか?」

「大変な被害、心からお見舞い申し上げます。無事でいらっしゃいますか?」

「地震で被害を受けた方々、お見舞い申し上げます。ご無事でしょうか?」

「お見舞い申し上げます。ご家族の無事をお祈りしています。」

地震大丈夫?迷惑メール・LINEにも注意

地震の後に「地震は大丈夫でしたか?」と言った内容のメールが届いても迷惑メールの可能性もあるので注意が必要です。

■主な手口
義援金や支援物資の募集を装って、個人情報やクレジットカード番号を要求する
震災関連の情報提供を装って、マルウェアを仕込んだリンクや添付ファイルを開かせようとする
出会い系サイトやギャンブルサイトなどの悪質なサイトに誘導する

■被害に遭わないための対策
見知らぬ相手からのメールは安易に開かない
メールの件名や本文に不審な点がないか確認する
リンクや添付ファイルは開かない
メールに記載されている電話番号やURLは、直接確認する

■具体的な事例
2011年の東日本大震災では、地震のニュース記事に見せかけたメールが出回りました。メールに貼られた画像をクリックすると、ニュース動画ファイルなどに見せかけたウイルスがダウンロードされそうになりました。
2020年の新型コロナウイルス感染症の流行時には、感染者や死者に関する情報を装ったメールが出回りました。メールに記載されたリンクをクリックすると、マルウェアに感染する恐れがありました。

■被害に遭った場合の対処
個人情報やクレジットカード番号などの情報を入力してしまった場合は、すぐに金融機関やクレジットカード会社に連絡する
マルウェアに感染してしまった場合は、ウイルス対策ソフトで駆除する
被害に遭ったことを警察に相談する

まとめ:地震の大丈夫メール・LINEはうざい?迷惑?気遣い・心配は無用?

地震の時、友達や知り合いが心配な時、「大丈夫?」とメールを送る気持ちはとても嬉しくもあり有り難いものです。

しかし、受け取る側からすると、親しい友達からの心配はありがたく受け止められるけれど、あまり親しくない人からの心配は、興味本位や野次馬のように感じることがあります。

友人には、心配する気持ちを持つ人もいれば、そうでない人もたくさんいるでしょう。そのため、某有名人のコメントに共感する人もいるかもしれません。

心配のメールを送ったとき、友人がそれを受け取り、返事をくれたことはとても有り難いことです。ですから、その当時は質問者さんからの心配はちゃんと感じられたはずです。

ただ、災害時は通信回線が混雑して、重要な通信が届かないことがあります。たとえば、東日本大震災の準被災地にいた時、友達からの心配メールが届いたものの、回線が混雑していたため、「回線が混雑しているから暫く控えてください。私は無事です、ありがとうございます」と伝えることで、友達に安心してもらえるでしょう。

災害時は、救急車や家族との連絡が必要な方々のために通信回線を空けることが大切です。ですから、個別の「大丈夫?」メールは控える方が良いです。

その代わり、被災地の状況をSNSや情報サイトから確認し、「無事です」という情報を受け取るようにしましょう。

そして、災害時には物資のやり取りが重要ですが、その際にお礼を求めるのは不適切です。物資を送る際には、お礼を求めることは考えない方が良いです。

救援物資の交換に迷惑をかけることがないように、想像力を働かせた行動が大切です。

そして、被災地の方々は通信回線の混雑で大変な時期ですので、個別の「大丈夫?」メッセージを送らず、被災者が自分の安否を伝えるのを待つことが大切です。

相手の立場を理解し、配慮することが何よりも大事ですね。

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