激レアさんを連れてきたでは毎回、本当に驚くような経歴の持ち主が登場するし、
弘中アナの斜に構えた紹介の仕方が癖になっていますが、
7月20日の放送では富士山に2000回以上も登頂したという登山家(?)の実川欣伸さんが登場。
実川欣伸(登山家)の経歴は?
- 年齢:76歳
- 生年月日:1943年7月3日
- 出身地:神奈川県鶴見区
- 学歴:法政大学法学部卒
- 家族:5人(子供4人)
実川欣伸さんは富士山に2000回以上も登頂しているだけじゃなくて、
日本横断登山も決行し3000m峰の29座をなんと29日間という短期間で踏破しています。
- 世界七大陸中、六大陸制覇(エベレスト以外)
- 富士山4登山道連続登頂(30時間52分)
- 富士山8連続登頂(富士宮口-山頂/54時間56分)
などなどの記録も持っています。
富士山8連続登頂では54時間不眠で7往復目からは幻覚を見始めたと語っています。
3000m級の29つの山を29日間で登頂した際は、新潟県不知海岸からスタートして北アルプスから順番に、乗鞍岳、御嶽山、中央アルプス、南アルプスと回っていき、最後に富士山に登頂して29の山々を29日間で走破。
富士山4登山道連続登頂とは、富士山にはある4つの登山道(富士宮ルート、御殿場ルート、須走ルート、吉田ルート)で上ったり下りたりを繰り返すというまさに苦行ともいえるチャレンジですね。
世界の山では残すはエベレストのみとなっていますが、実川欣伸三さんはただエベレストに登頂するのではなくて「無酸素で連続2登頂」という2つの条件を設けてチャレンジする計画を持っています。
無酸素だけでも命に係わるような一大チャレンジなのに、さらに連続2回登頂という条件も加えてしまうと、ますます成功の確率は大幅に下がってしまいそうな気がしますが、実川欣伸三さんならきっと達成してしまうんじゃないか?という予感がします。
そんな実川欣伸三さんが富士山に初めて登ったのは1985年の夏だったそうです。
実川欣伸(登山家)さんの富士山登頂のきっかけは?
実川欣伸さんが勤めていた会社には毎年、外国から研修生が来ていて、
あるとき研修背の中に「富士山に登りたい」と願う人がいたことから、
実川欣伸さんがが登山のガイドとなって年に5、6回くらい富士山に登るように。
何度も富士山に登っているうちに、だんだんと、
実川欣伸自身が富士山に強い思い入れを抱くようになり、
研修生が来なくなっても、夏になると自然に富士山に登頂を繰り返し、
現在に至るようです。
2008年に年間248回もの富士山登頂を達成してからは、
毎年200回以上登頂し年間約70日は1日2回も富士山に登頂すると言います。
- 2010年 1000回富士山登頂達成
- 2011年 1111回富士山登頂達成、日本山岳会長特別表彰受賞
- 2014年 1672回富士山登頂記録更新
- 2016年 1900回富士山登頂達成
富士山を通じて体力の限界に挑戦することが、
実川欣伸さんの現在の目標となっているようです。
実川欣伸(登山家)さんの富士登山で印象深かったエピソード
2000回登頂のほとんどは、知っている道をただ行ったり来たりするだけの単調な登山だったんじゃないかと思います。
ただ、実川欣伸さんは忘れらないエピソードとしてあげていたのが、愛知県から一人で来た84歳のおばあちゃん。
4泊5日で富士山登頂を目指していたそうですが、富士山登山を繰り返す実川欣伸さんはたびたび登山道で休憩しているところを目撃。
歩いているところを見たことがないだったと言いますが、日を追うにしたがって着々と6合目から7合目、8合目と進んでいき、毎日山小屋に1泊しながら、ついに5日かけて富士山を登りきった。
このおばあちゃんも、実川欣伸の富士山登頂チャレンジに弾みをつけるきっかけになったんじゃないでしょうか。
実川欣伸(登山家)さんの登山にかける思い
激レアさんを連れてきたでは「ただ暇だ」という理由で富士山への登山を何度も繰り返し、2000回という金字塔を打ち立てたことになっていますが、これはテレビ局側の演出と考えて良いでしょう。
これまで紹介をしてきたとおり実川欣伸さんは登山に対して並々ならぬ情熱を持っていたからこそ、富士山登山以外にも「世界七大陸中、六大陸制覇」という偉業を達成しています。