NHK朝ドラの「スカーレット」では、主人公の川原喜美子(戸田恵梨香)の人生に大きな影響を与える芸術家として、
ジョージ富士川という人物が登場します。
一番最初の登場シーンは、世界を駆け回るジョージ富士川が地元の大阪でサイン会を行い、
そこに川原喜美子がやってきて出会うわけですが、ジョージ富士川のサイン会場には「半分だけ神」という作品も展示されていましたね。
ジョージ富士川(スカーレット)の作品・絵の作者は誰?
スカーレットの主人公、川原喜美子は実在する陶芸家の神山清子さんがモデルになっていると言われています。
神山清子さんは苦労を重ねながら独自の焼き色を発見したり、
息子の難病(白血病)治療のためにドナーバンク設立に駆け回るなど、
波乱万丈な人生を過ごしますが、ジョージ富士川は誰がモデルになっているのかというと、岡本太郎だろうというのがもっぱらな見方になっています。
神山清子さんと岡本太郎には直接的な接点こそないものの、
丸熊陶業のモデルとされている近江化学陶器と岡本太郎にはつながりがあることから、
ジョージ富士川が岡本太郎ではないかと考えられています。
そんなジョージ富士川のサイン会では「半分だけ神(半神?)」というモニュメントが展示されていましたが、
美術スタッフがサイン会の撮影シーンのためだけに作成したとは思えない存在感を放っていました。
調べてみると、スカーレットでジョージ富士川の作品・絵として登場するものは、
小澄源太さんという現代の芸術家が手がけているようです。
訂正:「半分だけ神(半神?)」に関しては小澄源太さんの作品ではなさそうです(後述)
小澄源太とは?(ジョージ富士川の作品担当)
- 本名:小澄源太(こすみげんた)
- 出身地:大阪府
- 生年月日:1974年
- 結婚:既婚
独学で絵を描き続けて学んだということなので、
小澄源太さんは東京学芸大のような美術学校を卒業しているわけではなさそうですね。
イラストレーター、写真家などマルチな活動をしているようでこれまでに、
CDジャケットアート(EGO-WRAPPIN、Dir en greyなど)を手掛けたり、
日本国内・世界各地(アメリカ、スペイン、台湾など)でも個展を開いています。
アパレルブランドyes!yes!非非の監修をしているようですが
どうやら奥さんがプロデュースしているブランドのようです。