梅雨時期など外に洗濯物を干せない時など、お風呂場(浴室)に除湿機を置いて洗濯物を乾燥させるのは良いんでしょうか?
洗濯物は乾かない?浴室に除湿機を置くのは危険?
除湿機で浴室乾燥は危険?乾かない?置き方は?
衣類乾燥除湿機は狭い空間で使うのが効率的だとされています。
梅雨時期など洗濯物を部屋干ししなければいけない時には、部屋干しの臭いも気になるので、浴室で乾燥させるというのも一つの方法でしょう。
そこで除湿機を浴室(お風呂場)において洗濯物を乾燥させるのも一つの方法ですが、除湿機というのは基本的に浴室に置くことを想定していません。
メーカーからも「浴室の中に入れて運転しないでください」と取扱説明書で注意喚起されています。
除湿機は密閉された押入れや浴室での使用は禁止。
しかも、水気がある浴室での電源プラグ/家電製品使用は危険なので、できればやはり備え付けの浴室乾燥機能を使うことをおすすめします。
洗濯物が乾くまでの電気代は、浴室乾燥機の方が除湿機の4倍くらい掛かる。浴室乾燥機は4時間運転で110~120円くらい。除湿機なら、5,6時間運転で、30~40円くらい。
ただ事故が起きても「自己責任」で除湿機を浴室に置いて洗濯物を乾燥させるのであれば、浴室の床の水滴を拭き取って、除湿機と扇風機を浴室の中に持ち込み、除湿機+扇風機の組み合わせで乾かしましょう。扇風機は首振りさせて、洗濯物に風を当てる。換気扇は止め、浴室の扉もできる限り密閉する。
除湿機で洗濯物を乾かす場合、同時に換気扇を回してはいけません。
除湿機は”完全に密閉された空間”の空気を循環させて除湿するので、除湿機を回している部屋で換気扇を同時に回すと、外から空気がどんどん室内に流れ込んで、除湿効率が著しく低下します。丁度、窓を開けてエアコンを付けているのと同じように、そういう使い方をすると、ただの電気代の無駄になります。
効率的に運転するには、浴室内の床や天井に水滴があれば、予めタオルで拭き取っておき、除湿機だけでなく扇風機も持ち込み、扇風機を首振りさせて、洗濯物に直に風を当てながら干すとよい。扇風機があるとないとでは、乾くまでの時間に倍くらい差が出ます。扇風機は30W前後なので、6時間運転しても電気代は4円程度ですから、併用した方がトータルで節電できます。