「冗談ポパイのほうれん草」とはバラエティー番組「プレバト」で梅沢富美男さんが口にしていたフレーズですがどんな意味があるんでしょうか?
冗談ポパイのほうれん草の意味は?プレバトで梅沢富美男
「冗談ポパイのほうれん草」は昭和世代でもさらに古い年代だと?「当たり前田のクラッカー」のような印象があります。
おそらくは冗談ポイ!(冗談は捨てなさい・冗談はやめろ)を梅沢富美男さん風にアレンジしたものと思われます。
「冗談ポイですよ」という言い方はシンゴジラにも出てきたそうで、若い方はわからなかったようです。「冗談っぽい」だと勘違いしたり。
冗談はよしなさい→冗談はよしこさん
と同じような感じです。
冗談ポイを知らないと意味不明に感じるのでは無いかと思われます。
[男はつらいよ]だと主人公の寅さんが啖呵売のとき
『ケッコウ毛だらけネコ灰だらけ』
といったフレーズを頻繁に使いますが、「冗談ポパイのほうれん草」も似たようなものだと思います。
「韻」と「ゴロの良さ」でリズムを作り、そこに乗っける。
そうすることで「言葉」を印象的に相手へ届けることができる訳です。
「冗談ポパイのほうれん草」の意味を無理やりに解釈するならば、
『それが冗談なのは、ポパイがほうれん草を食べたら強くなるのと同じぐらい確かな事だ』
といった感じになりそうです。
これは例によって梅沢さんが東国原さんをからかって偉そうにする時の、お約束バトルの一環として出た言葉だったのは間違いないでしょう。
相手である東国原さんが一瞬反論できなかったので、この時は梅沢さんが勝った、となる。
そこでドヤ顔になる梅沢さんに、他の出演者や視聴者は「このおっちゃん本当にしょーもないな」と笑ってしまう。
あの場面はそうした、和製のラップともいうべき技法を使い、今のラップバトルと似たようなやり取りをして、周囲を沸かせる。
周囲を固めるどのタレントさんにも引けを取らないほど、梅沢さんの場の盛り上げ方の上手さが出た場面だったと言えるでしょう。