全商情報処理検定は公益財団法人全国商業高等学校協会が主催している検定試験で、現代社会において欠かせないコンピュータの知識やスキルを評価するためのもの。
2024年の第70回全商情報処理検定試験は下記のような日程・内容で行われました。
■全商情報処理検定試験の日程・時間
2024年(令和6年) 1月21日(日)
全商情報処理検定試験解答速報2024
2024年の全商情報処理検定試験は下記のような手段で解答速報を知ることができます。
twitterのハッシュタグ「#全商情報処理検定試験解答速報」
5ch
「資格の大原」と「LEC東京リーガルマインド」などでは全商情報処理検定試験の解答速報は発表していないようです。
twitterのハッシュタグでは他にも「#全商情報処理検定試験」や「#全商情報処理検定解答速報」で解答が続々と投稿されるし、5ch掲示版にも解答がドンドン投稿されていきます。
最終的に完成度の高い解答速報が出来上がるスピードで言えば、例年だと5ch掲示版が最も速くなります。
もっとも正確な解答は後日、全国商業高等学校協会のHPで「アーカイブ(過去問)」として公開されます。
試験日から遅くとも1週間以内、おおむね水曜日~木曜日くらいに公開されるようです。
全商情報処理検定試験の合格率,合格基準は?
全商情報処理検定試験に合格するためには各級とも各試験において,70点以上の成績を得る必要があります。
全商情報処理検定試験の出題範囲・問題数
引用:https://zensho.or.jp/examination/information/
ビジネス情報部門1級
より実践的な情報活用能力の育成を目的に実施しています。内容は、情報処理やビジネス情報に関する用語の問題、表計算ソフトウェアの応用的な活用能力をみる問題、データベースソフトウェアの実務的な活用を想定した内容になります。また、具体的なデータ分析やシステム開発の手法についての知識も必要になります。
プログラミング部門1級
より実践的なアルゴリズムを利用した思考力を問う内容を重視し、応用力を意識したプログラミング能力の育成を目的としています。内容は、情報処理やプログラミングに関する用語の問題。流れ図やプログラミング言語による、実践的なアルゴリズムを問う問題となっています。
ビジネス情報部門2級
基本的な情報活用能力の育成を目的に検定試験を実施しています。20分間の実技試験では、データ供給による試験を実施しています。表計算ソフトウェアを利用したデータの実務的な活用や報告書の作成を行います。
筆記試験は、ハードウェア・ソフトウェア、通信ネットワーク、情報モラルとセキュリティに関する知識を問う用語の問題。表計算ソフトウェアの活用能力や関数の活用方法をみる問題。データベースソフトウェアではデータベースの作成方法やSQLに関する問題などがその内容になります。
プログラミング部門2級
プログラミング部門は、コンピュータを合理的に活用する能力と論理的な思考能力の育成を目的にしています。プログラムの役割や重要性を理解する内容を重視し、基礎的なプログラミング能力の育成を目的としています。
内容は、情報処理の知識やプログラミングに関する用語の問題。トレースや流れ図、プログラミング言語による、基本的なアルゴリズムを問う問題となっています。
情報処理検定3級
情報処理検定の入門級であり、情報を処理するうえで必要な知識を広く学ぶことが目標であり、情報処理に関する基礎的な知識の習得を目的としています。20分間の実技試験では、データ供給による試験を実施しています。表計算ソフトウェアを利用した実務的な表やグラフの作成を行います。
筆記試験では、情報処理に関する基本的な用語、表計算ソフトウェアの活用方法、関数の知識などの基礎的な内容となっています。
全商情報処理検定試験とは?
全商情報処理検定試験は、情報処理技術者やビジネス関連の資格取得の登竜門として位置づけられています。各級ごとに異なる試験内容と難易度があり、主にビジネス情報部門とプログラミング部門に分かれ、それぞれ1級から3級までの段階が存在します。以下に、各部門および級の試験内容について詳しく説明します。
ビジネス情報部門
ビジネス情報部門1級: 実践的な情報活用能力の向上が目的です。表計算ソフトウェアやデータベースソフトウェアの応用的な活用に関する知識や実務的な能力が問われます。データ分析やシステム開発に関する手法についても理解が求められます。
ビジネス情報部門2級: 基本的な情報活用能力の育成が目的で、表計算ソフトウェアを用いたデータの実務的な活用や報告書の作成が含まれます。筆記試験ではハードウェア・ソフトウェア、通信ネットワーク、情報モラルとセキュリティに関する知識が問われます。
プログラミング部門
プログラミング部門1級: 実践的なアルゴリズムを利用した思考力を問い、プログラミング能力の向上が目的です。情報処理やプログラミングに関する用語の問題や実践的なアルゴリズムを問う問題が出題されます。
プログラミング部門2級: 基礎的なプログラミング能力の育成が目的で、情報処理の知識やプログラミングに関する用語の問題が出題されます。基本的なアルゴリズムやプログラミング言語による実践的な問題が含まれます。
情報処理検定3級
入門級であり、情報処理に関する基礎的な知識を学ぶことが目標です。実技試験では表計算ソフトウェアを用いた実務的な表やグラフの作成が求められます。筆記試験では基本的な用語や表計算ソフトウェアの活用方法に関する問題が出題されます。