常総学院高校が2020年の秋季茨城県大会で準優勝を果たし、5年ぶり10度目となる春の選抜出場を決めました。
常総学院高校センバツ野球部メンバー2021の出身中学
常総学院高校は秋季茨城県大会では準々決勝・石岡一戦で9-2の8回コールド勝ちを収めるなど強打が自慢。
決勝戦では延長11回の末に4x-3で鹿島学園に敗れて準優勝となりました。
■秋季茨城県大会の結果
決勝戦 常総学院 3-4x 鹿島学園(延長11回)
準決勝 常総学院 5-2 藤代
準々決勝 常総学院 9-2 石岡一(8回コールド)
2回戦 常総学院 1-0 つくば秀英
1回戦 常総学院 7-2 茨城キリスト
続く秋季関東大会では前橋商業・木更津総合・東海大甲府の3試合をいずれもコールド勝ちし、持ち前の強打を活かして決勝進出。
決勝・健大高崎戦では、健大高崎の3番・櫻井歩夢のタイムリーなど中盤まで5点をリードされる苦しい展開。
しかし中盤に逆転するなど試合は延長戦にもつれ込み、
健大高崎が延長11回表に2本のソロ本塁打を放ち7-9で惜しくも準優勝尾となりました。
番 選手 守備 学年 出身地 出身中学 中学所属 投/打 身長/体重
1 秋本璃空 投手 2年生 埼玉 三郷栄 江戸川中央シニア 右/右 176/80
2 田邊広大 捕手 2年生 神奈川 市場 川崎中央シニア 右/右 173/74
3 青木良弘 内野手 2年生 東京 稲城第六 稲城シニア 右/右 171/78
4 太田和煌翔 内野手 1年生 千葉 幸町第二 千葉市シニア 右/左 176/70
5 伊藤琢磨 内野手 2年生 栃木 黒磯 那須野ケ原ボーイズ 右/左 170/68
6 三輪拓未 内野手 2年生 東京 東蒲 東京城南ボーイズ 右/右 178/73
7 小野悠人 外野手 2年生 福島 小名浜第一 いわきボーイズ 右/右 175/80
8 中村蒼 外野手 2年生 茨城 牛久南 竜ヶ崎シニア 右/右 180/75
9 宮原一綺 外野手 2年生 茨城 勝田第一 水戸東シニア 右/左 185/78
10 大川慈英 控え 2年生 神奈川 浜岳 湘南ボーイズ 右/左 176/70
11 伊藤地宏 控え 1年生 千葉 久寺家 京葉ボーイズ 左/左 170/68
12 柴田将太郎 控え 2年生 埼玉 富士 埼玉SPベースボールクラブ 右/右 177/92
13 加藤颯 控え 2年生 東京 谷中 墨田シニア 右/左 165/66
14 岡野慎之助 控え 2年生 茨城 石岡 筑波ボーイズ 右/左 165/61
15 塙紫音 控え 2年生 茨城 茎崎 江戸崎ボーイズ 右/右 170/66
16 手塚大翔 控え 2年生 栃木 大沢 栃木ヤングベースボールクラブ 右/左 172/65
17 鳥山穣太郎 控え 2年生 東京 日大二 中学軟式野球 右/右 178/80
18 坂本駿 控え 1年生 東京 小岩第三 江戸川中央シニア 右/右 180/88
2020年11月1日の高校野球関東大会秋季 高校野球秋季地区大会 決勝、健大高崎高校との試合は、以下のスタメン・守備で行われました。
打順 守備 名前
1 右 宮原一綺
2 三 伊藤琢磨
3 遊 三輪拓未
4 一 青木良弘
5 左 小野悠人
6 捕 田邊広大
7 投 秋本璃空
8 二 岡野慎之助
9 中 中村蒼
常総学院高校センバツ野球部メンバー2021の注目選手
秋本 璃空
守備:投手
身長/体重:176cm/80kg
投打:右右
先輩の菊地竜雅投手と同じくパワー型で2年生の秋にストレートは145キロを記録。
スライダー・チェンジアップ・カットボールなどの変化球をインコースに差し込んで、アウトコースに伸びのあるストレートを投げて仕留める投球を見せ、
完成度が高く、打者との駆け引きなど投球センスが高いことから、プロ注目のドラフト候補の1人です。
大川 慈英
守備:投手
身長/体重:176cm/70.0kg
投打:右投左打
出身地:神奈川県
2年秋時点でまだ線は細いものの強い体幹がありバランスの良い本格派右腕。
球が弾ける様に放たれる
ややアバウトな制球という課題はあるものの質が高いストレートは最速146キロ
スライダー・などを織り交ぜて投球します。
坂本 駿
守備:投手
身長/体重:180cm:88.0kg
投打:右投右打
出身地:東京都
1年生秋の時点で145キロの速球を投げていた身長180cmの長身右腕。
常総学院高校センバツ野球部メンバー2021の進路
島田 直也
仁志 敏久
金子 誠
大﨑 雄太朗
横川 史学
坂 克彦
清原 大貴
小池 翔大
飯田 大祐
内田 靖人
菊田 拡和
宇草 孔基
鈴木 昭汰
常総学院高校センバツ野球部の監督
名前:島田 直也
生年月日:1970年3月17日
年齢:51歳
出身地:千葉県
出身高校:常総学院高
常総学院野球部の出身。
当時は常総学院高のエースとして1987年夏の甲子園で決勝進出を果たすと、
PL学園高との対戦で惜しくも2-5で敗れるものの、チームを準優勝へと導いています。
高校卒業後はオフにドラフト外で日本ハムに入団すると横浜(現DeNA)に移籍。
平成10年のセリーグ優勝・日本一に貢献したのちに、ヤクルトスワローズ・近鉄バッファローズで活躍し、2003年シーズン後に現役引退しています。
引退後はプロ野球の投手コーチや独立リーグの監督などを歴任し、2020年3月に日本学生野球協会から学生野球資格回復の適性を認定されたより、母校の常総学院高の投手コーチに招聘されると、2020年7月26日より同校の監督に就任。
2020年の夏の甲子園は夢に終わってしまいましたが、監督就任から1年も経たずして2021年に春の先発出場を果たしました。
常総学院高校センバツ野球部の戦績
■常総学院高校2021戦績
秋季県大会 準優勝
秋季関東大会 準優勝
■常総学院高校2020戦績
秋季県大会 優勝
秋季関東大会 1回戦で敗退
夏季独自県大会 3回戦で敗退
■常総学院高校2019戦績
秋季県大会 優勝
秋季関東大会 1回戦で敗退
春季県大会 ベスト4
夏季県大会 ベスト8
■常総学院高校2018戦績
秋季県大会 ベスト4
春季県大会 優勝
春季関東大会 ベスト4
夏季県大会 準優勝
■常総学院高校甲子園戦績
甲子園出場・好成績実績
出場回数:春の選抜 9回、夏の選手権16回
優勝:2回
準優勝:2回
2001年第73回春の選抜大会では決勝で仙台育英高校と対戦し7-6のスコアでセンバツ初優勝
2003年第85回夏の選手権大会では、同じく決勝に進出すると東北高校を4-2で下し夏の選手権大会で初優勝を決めました。
常総学院高校の校歌
作詞:西沢 爽
作曲:芥川 也寸志
筑波の嶺の 青雲を
遥かにのぞむ 若き眉
ああ 光あり青春の
自主独立の旗の下
我が学び舎に 集うもの
常総 常総 我らが常総学院