プロ野球選手会に未加入選手は誰がいる？ロッテ・佐々木朗希の他に現役の選手は？
またプロ野球選手会に入るメリットにはどのようなものがあるんでしょうか？脱退した場合のデメリットは？
プロ野球選手会wiki｜未加入選手は？
プロ野球選手会、ロッテ・佐々木朗希の他に現役選手での未加入は誰がいるのかというと、プロ野球選手会へ未加入の選手はほぼいません。
未加入者としては
千葉ロッテマリーンズ・佐々木朗希
千葉ロッテマリーンズ・澤村拓一（メジャー帰り）
千葉ロッテマリーンズ・石川歩
千葉ロッテマリーンズ・澤田圭佑（育成上がり）
東京ヤクルトスワローズ・青木宣親
オリックス・バファローズ・平野佳寿
楽天・田中将大
ソフトバンク・有原航平
広島カープ・秋山翔吾
などが挙げられます。
メジャー帰りのベテラン選手は選手会に未加入のことも多いようです。
外人選手も未加入の選手がほとんどですが希望をすれば入会はできるようです。
ちなみに、報道によると、ロッテの佐々木朗希選手の場合、2023年のキャンプ前には既に脱退の申し出をしていたそうです。
プロ野球選手会wiki｜メリットや入らない・脱退デメリットは？
プロ野球選手会は選手は強制的に加入ではなく任意です。ただ今は、入団時に加入しない人はいないようです。
選手会は労働組合と一般社団法人の両方で構成されています。労働組合の側面では、選手の待遇改善や労働条件の向上を目指し、交渉や提案を行います。一方で、一般社団法人の側面では、野球振興活動や慈善事業などの活動を行います。選手会への加入は任意であり、会費や共済制度の利用などについても自由に選択することができます。
メリットとして、選手会に加入することで他の選手と協力し、球団に対して意見を出すことができます。選手会は、選手たちの声をまとめて伝える組織であり、選手の立場を強化する役割があります。また、選手会の働きかけによって、FA制度の導入など、選手の権利や福利厚生の向上に貢献することもあります。
一方、選手会に加入しない場合のデメリットとしては、選手同士の団結や声の統一が難しくなります。選手会が球団との交渉や提案を行う際に、加入していない選手はその議論や決定に参加できないため、自分の意見や要望を十分に反映させることが難しくなります。また、選手会に加入していない場合でも、選手会の方針や決定に従わなければならないことがあります。これにより、個々の選手の意見や立場が尊重されにくくなる可能性があります。
具体的には、選手会には年間の会費が必要です。この会費は、将来的な年金支給の原資として使われることがあります。しかし、MLBへ移籍する場合は、その期間中は会費の対象外となるため、支払いが無駄になる可能性があります。また、選手会に加入していないことが、NPB内外の野球界において、選手の評価や立場に影響を与える場合もあります。
つまり、選手会に入るかどうかは、個々の選手の状況や考え方によって異なります。選手会に加入することで、他の選手との連帯感や組織力を高めることができますが、一方で会費や選手会の方針に従わなければならないというデメリットもあります。
まとめ：プロ野球選手会wiki｜未加入選手は？メリットや入らない・脱退デメリットは？
選手会に入る・入らないメリットとデメリットは
■メリット
会費を払う必要がない
選手会の活動に参加する必要がない
選手会の方針に従う必要がない
引退時にNPBから100万円が支給される
FA交渉やポスティング交渉では選手を尊重して助けてくれる
■デメリット
選手会の活動に参加できない
選手会のサポートを受けられない
選手会が交渉する条件の恩恵を受けられない
選手会に入らないメリットとデメリットは、選手の状況によって異なります。NPBで引退まで続ける予定の選手であれば、選手会に入らないメリットはほとんどありません。しかし、メジャーリーグに行く予定の選手や、選手会の方針に賛成できない選手にとっては、メリットがあると言えるでしょう。
プロ野球選手会とは？
プロ野球選手会は、日本野球機構（NPB）に参加するプロ野球球団に所属するプロ野球選手を会員とする日本の団体です。
労働組合として、選手の待遇改善や地位向上を目的とした団体交渉を行います。
一般社団法人として、野球全体の発展を目的とした社会活動を行います。
■労働組合としての活動
労働組合としての活動では、以下のようなことを行っています。
年俸や契約更改などの条件について、NPBと団体交渉を行います。
労働安全や労働環境の改善を要求します。
選手の権利や利益を守るために活動します。
■一般社団法人としての活動
一般社団法人としての活動では、以下のようなことを行っています。
野球教室やチャリティー活動など、野球の普及や社会貢献に取り組みます。
選手の社会人としてのスキルアップを支援します。
選手の引退後の生活をサポートします。
■会員資格
会員資格は、日本国籍を有するNPB選手です。ただし、選手兼任監督は監督が管理職として扱われるため、労働組合から脱退して社団法人にのみ加入する形となります。
