アニメ「呪術廻戦」40話は作画崩壊だった?
躍動感を出すべく意図的に一部デフォルメする作画をしたと思われますが作画崩壊なのでしょうか?
呪術廻戦アニメ40話は作画崩壊?
【呪術廻戦】戦闘シーン「神作画」に反響も…アニメーターを心配する声「大丈夫か?」
テレビアニメ『呪術廻戦』第2期(木曜午後11時56分)の第17話(第41話)「霹靂-弐-」が16日に放送され、宿儺の戦闘シーンが反響を呼んだ。
(※以下、アニメの内容に関する内容があります)
話題となったのは宿儺と式神・八握剣異戒神将魔虚羅(やつかのつるぎいかいしんしょうまこら)の戦い。“呪いの王”と“最強の式神”のド派手な戦闘にSNSでは「大怪獣バトル」「神作画」「くそかっけぇ」「凄すぎてもう無心で見ちゃう」と驚きの声があがっていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/73c1f3c3ff834dc8a757817f91301913b33333b7
アニメーションは多くの絵を連続して表示することで動画を作り出すものです。そのため、大量の絵を描く必要があり、さらにそれを合わせて流れるようにアニメーション化する必要があります。
アニメの作画崩壊が突然起こる理由は、主に以下の4つが挙げられますが、アニメ「呪術廻戦」に関してはどの理由にも該当しているわけではないでしょう。
人手不足
スケジュールの遅れ
作画担当者の技術不足
予算の不足
よって、アニメ「呪術廻戦」40話に関しては、作画崩壊ではなく躍動感を出すべく意図的に一部デフォルメする作画をしたと思われます。
呪術廻戦アニメ40話あらすじ
<第40話(第2期16話)「霹靂」>
目を覚ました宿儺は漏瑚の助言には耳を傾けず、特級呪霊である漏瑚に対し、圧倒的な強さを見せつける。一方、お互いを未だ知らず、対峙する伏黒と暴走する甚爾。圧倒的な甚爾に対しギリギリの攻防を繰り広げる伏黒だったが―。
アニメ作画について作画監督の役割は?
アニメの作画は基本的に原画マンがメインとなる部分を描きます。
それを作画監督が一つ一つチェックし、作画の均一化をして絵柄を安定させます。
その後動画マンが原画マンが描いた部分の間の部分を描いてアニメーションを付けて確認などののち、色をつけて作画は完成します。
作画崩壊は大体この「作画監督のチェック」がおろそかになった際に生じる現象が多いらしいので、元の絵柄はさほど関係ないと思います。
シンプルな絵柄=簡単ということも決してありません。
シンプル故に絵柄から少し逸れただけで簡単に似ないキャラになってしまいますからね。
まとめ:アニメ作画崩壊の原因・理由はなぜ?お嬢と番犬くんなど。
アニメの作画崩壊は、アニメの制作スケジュールがタイトであるために、作画担当者が納得いくまで描くことができずに起こることがあります。
例えば、アニメの1話は、企画・脚本・絵コンテ・作画・動画・色彩・撮影・編集など、さまざまな工程を経て制作されます。それぞれの工程には、それぞれ必要な時間があります。しかし、アニメの放送日や公開日が決まっているため、制作スケジュールは決まっています。そのため、どうしてもスケジュールがタイトになり、作画担当者に十分な時間を与えることができないことがあります。
また、アニメ業界は人手不足に悩まされており、作画担当者が不足している場合もあります。そのため、一人の作画担当者が複数の工程を担当したり、経験が浅い作画担当者に無理をさせたりせざるを得ないこともあります。
アニメ「呪術廻戦」に関しては41話で原作にはないオリジナル描写が多数盛り込まれていたことから
「盛りすぎでしょw」
「やっぱりアニメだと迫力あっていいね」
「ワイの知らない戦闘が繰り広げられてる…」
といったコメントが続々とX(旧twitter)にも投稿されていたように、作画崩壊ではないでしょう。