2024年1月13日/14日に実施された化学の大学入学共通テスト(旧大学入試センター試験)解答速報および難易度速報についてまとめています。
2024年の共通テストの傾向は?難易度は難化したのでしょうか?
化学の共通テスト2024解答速報
13日から共通テスト 岩手大など 県内7会場で準備
2024年度大学入学共通テストは、13、14の両日に全国一斉に行われる。県内では4299人が志願し、盛岡市上田の岩手大など県内7会場で実施。新型コロナウイルス感染症の5類移行後初となる本番を前に、職員らが会場設営などの準備を進めている。
試験会場は同大のほか、県立大、盛岡大(以上滝沢市)、富士大(花巻市)、県立大宮古短期大学部(宮古市)、釜石高校(釜石市)、大船渡高(大船渡市)。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f793196fa92e163b8ddfb7376903240d5de9dc1
2024年の大学入学共通テスト(旧大学入試センター試験)化学の解答は例年だと当日の午後21時前後に大学入試センターや新聞社のホームページで発表されています。
それよりも早く共通試験の解答速報を知るには、東進や代々木ゼミナール(代ゼミ)など予備校の共通試験解答速報ページなどを見る方法があります。
例年、どこの予備校のサイトでも試験終了直後から1分、1秒を争うように大学入学共通テストの解答をサイトで発表し始めます。
早いところだと試験終了から1時間くらいで正解(模範解答)および配点の公開が始まっているようです。
共通テスト解答速報2024|予備校の東進
2024年度 大学入試共通試験速報 | 大学入試解答速報 | 大学受験の予備校・塾 河合塾
大学入試共通試験解答速報 | 代々木ゼミナール
ベネッセ・駿台 データネット2024 大学入試共通テスト 自己採点集計
その他の方法としてX(旧ツイッター)でも
「#化学 #共通テスト #解答速報」
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といったハッシュタグ検索で解答速報を調べることができます。
化学の共通テスト2024の平均点・配点は?
随時更新
2023年の大学入学共通テスト化学の平均点は100点満点中54.01点でした。
■2023年の大学入学共通テスト化学の配点
1 物質の構成、物質の状態 20 8 化学結合、コロイド、気液平衡、結晶
2 物質の変化 20 7 化学反応と熱、電気分解、化学平衡、反応速度
3 無機物質、物質の変化 20 7 無機物質、化学反応と量的関係
4 有機化合物、高分子化合物 20 8 脂肪族化合物、芳香族化合物、高分子化合物、油脂
5 無機物質、物質の変化 20 5 無機物質、化学平衡、酸化還元、吸光光度法による濃度測定
化学の共通テスト2024難易度は難化?傾向は?
2024年の共通テストの化学の傾向は、以下のとおりです。
■基礎的な知識が身についていることを前提に、思考力や応用力を問う問題が出題される
これは、共通テストの全体的な傾向であり、2024年も変わることはないでしょう。基礎的な知識を身につけた上で、それを応用して問題を解く力が必要になります。
■身近な題材や実践的な題材が出題される
2023年には、化学製品の安全性や、化学技術による環境問題といった身近な題材が出題されました。この傾向は2024年も引き継がれるでしょう。
■問題文や資料の読解力、論理的思考力などが問われる
共通テストでは、問題文や資料を正確に読み解き、その内容を論理的に整理する力が求められます。そのため、読解力や論理的思考力を鍛えることが重要です。
基礎的な知識を身につけるためには、教科書や参考書を繰り返し学習しましょう。応用力や思考力を鍛えるためには、過去問や模擬問題を解いて、自分の実力を把握することが大切です。
また、身近な題材や実践的な題材が出題される傾向があるため、化学と身近な生活とのつながりを意識して学習しましょう。例えば、化学製品の安全性や、化学技術による環境問題について調べてみるとよいでしょう。
共通テスト2024の傾向は?
2024年の共通テストの傾向について、2023年の共通テストの出題傾向を踏まえ、2024年も同様の傾向が続くと予想されます。問題作成方針が安定しており、文章量や資料が多く、多くの情報から必要な情報を選んで活用し問題を解く力が求められるでしょう。思考力、判断力、表現力、読解力、処理能力などが必要とされ、これまでの共通テストの出題形式に慣れておくことが重要です。
身近な題材や実践的な題材が増加しており、英語のリーディングや数学の実用的な問題が続いています。この傾向は2024年も引き継がれ、学習した知識を実生活や実践的な場面に結びつけて考えられる力がますます求められます。
共通テストでは思考力や読解力、処理能力が重視される一方で、基本知識の理解も欠かせません。文章や図表、資料を読み解き、持っている知識をいかに活用して問題を解くことが求められます。
2024年の共通テストの見込みとして、出題傾向や難易度は2023年とさほど変わらないと予測されます。ただし、現在の高校2年生が受験する予定の2025年度共通テストからは、新たに「情報」が追加され、試験時間も一部変更される予定です。したがって、学習の幅を広げ、基礎的な知識をしっかりと身につけておくことが重要です。
2024年の共通テストの難易度については、共通テストが難化した要因として、単なる知識の有無ではなく、思考力や応用力を問う試験への変化が挙げられます。膨大な情報から必要な情報を探す高い情報処理能力が求められ、これが難易度の上昇につながっています。過去の結果や傾向から2024年も難易度が続く可能性が高いため、しっかりと対策を講じて臨むことが必要です。
まとめ:化学の共通テスト2024解答速報|難易度は難化?傾向は?
2024年の共通テストの化学の傾向について、まず共通テストでは他の科目同様に、図やグラフから情報を読み取り、答えるスキルが求められています。これは2024年度も変わらないでしょう。しかし、ただ知識や公式を覚えるだけでは不十分で、分野にわたった融合問題や考察問題が登場するため、しっかりとした準備が必要です。
2023年の共通テスト化学の構成は、大問数が5題、設問数が18で、前年と同様でした。出題形式に大きな変化は見られませんでしたが、知識だけでなく問題文やグラフから情報を読み取り、解答を導く思考力が求められました。
具体的には、有機化学や無機化学などの高度な知識や応用問題が出題され、最新のトピックや化学工業、生化学などの分野も取り上げられる可能性があります。出題形式に大きな変化は予想されませんが、2023年度の得点調整の主要因が生物及び物理と化学の得点差であったことから、今年度は化学が易化する可能性が高いです。
また、文章や図が多く出題される傾向が変わらないため、主要な現象を表すデータや資料集などを確認しておくことが重要です。過去問対策も有効で、過去の共通テストや模試を解くことで出題傾向に慣れ、対策を進めていくと良いでしょう。