2024年1月13日/14日に実施された化学基礎の大学入学共通テスト(旧大学入試センター試験)解答速報および難易度速報についてまとめています。
2024年の共通テストの傾向は?難易度は難化したのでしょうか?
化学基礎の共通テスト2024解答速報
志願者は去年より約700人減少 あすから大学入学共通テスト 会場設営など準備進む 北海道
13日から始まる「大学入学共通テスト」を前に、北海道大学では試験会場の設営が行われたほか、受験生たちが下見に訪れていました。
試験会場の一つ・札幌の北海道大学では、受験生たちが13日から始まる大学入学共通テストの下見に訪れ、試験会場でも準備が進められていました。
道内の志願者数はおよそ1万5000人で、去年より700人あまり少なくなっています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8d8dac520bc27d42ab50c48dbc8334e96227b32
2024年の大学入学共通テスト(旧大学入試センター試験)化学基礎の解答は例年だと当日の午後21時前後に大学入試センターや新聞社のホームページで発表されています。
それよりも早く共通試験の解答速報を知るには、東進や代々木ゼミナール(代ゼミ)など予備校の共通試験解答速報ページなどを見る方法があります。
例年、どこの予備校のサイトでも試験終了直後から1分、1秒を争うように大学入学共通テストの解答をサイトで発表し始めます。
早いところだと試験終了から1時間くらいで正解(模範解答)および配点の公開が始まっているようです。
共通テスト解答速報2024|予備校の東進
2024年度 大学入試共通試験速報 | 大学入試解答速報 | 大学受験の予備校・塾 河合塾
大学入試共通試験解答速報 | 代々木ゼミナール
ベネッセ・駿台 データネット2024 大学入試共通テスト 自己採点集計
その他の方法としてX(旧ツイッター)でも
「#化学基礎 #共通テスト #解答速報」
「#化学基礎 #大学入学共通テスト」
「#化学基礎 #共通テスト」
といったハッシュタグ検索で解答速報を調べることができます。
化学基礎の共通テスト2024の平均点・配点は?
随時更新
2023年の大学入学共通テスト化学基礎の平均点は100点満点換算で49.30点でした。
2018年度から2022年度までの化学基礎の平均点は以下の通りです。
年度 平均点
2022年度 27.73
2021年度 24.65
2020年度 28.20
2019年度 31.22
2018年度 30.42
■2023年の大学入学共通テスト化学基礎の配点
大問 内容 配点
1 物質の構成・物質の変化に関する諸問題 30
2 物質の変化 20
化学基礎の共通テスト2024難易度は難化?傾向は?
化学基礎は以下の分野で構成されています。
物質の構成(混合物、単体、状態変化、イオン、周期表など)
物質と化学結合(イオン結合、共有結合、金属結合、粒子の結合など)
物質の変化(物質量、化学変化、酸・塩基、酸化還元、電池など)
2024年の共通テストの化学基礎の傾向について、まず、2023年の共通テストの傾向を踏まえますと、化学基礎の出題形式は大問1が小問集合形式、大問2が総合問題でした。特に大問2ではグラフや表を基に解答を導く必要があり、読解力や応用力が求められました。これは共通テスト全体の傾向である基本的な知識を基にした思考力・応用力を問うスタイルが続いていることを示しています。この出題形式は2024年も続くと考えられます。
共通テストの化学基礎では、大問1が化学基礎の全範囲からの小問集合、大問2が総合的な考察問題の形式が続いています。この傾向は2021年度から続いており、基本的な用語や知識のみならず、資料やデータを読み解く力、知識を組み合わせて回答を導く応用力が求められています。
2024年の化学基礎では、特に頻出する計算分野として以下のものが挙げられます。
物質量
中和
酸化還元
質量パーセント濃度、モル濃度
溶解度
これらの計算問題において、公式を暗記するだけでなく、「なぜこの計算で解けるのか」を理解しながら覚えることが重要です。共通テストでは化学の本質を問う問題が出題されるため、「なぜ」という自問をくり返して理解を深めていくことが大切です。
共通テスト化学基礎と化学の違いは?
「生物基礎」は「遺伝情報、ホルモン、免疫、バイオームなど」に焦点を当てています。一方で、「生物」は「生物分子学、生殖と発生、学習、分類学、生命の歴史など」を学ぶ科目です。要するに、どちらも人体構造や自然環境を学びつつも、学習する内容は異なります。ただし、特定の単元では遺伝や物質循環などが重なる部分もあります。
学習内容が異なるため、どちらが得点が取れるかは一概に言えませんが、一般的には「生物基礎」の方が得点が取れることが多いです。たとえば、遺伝の分野では「生物基礎」で基礎的な知識を学び、その後「生物」で発展的な内容を学ぶというアプローチが一般的です。
進学先によっても選択が異なり、理系大学では「生物」や「生物基礎」を選択することがありますが、文系大学では「生物基礎」を履修することが一般的です。ただし、志望校の受験科目を確認することが重要です。どちらも学ばなければならない場合もありますので、大学の要項を確認してください。
また、高校の生物と生物基礎の違いについても触れられています。ざっくり言えば、「生物基礎」は生物をより簡単にしたものであり、生物基礎を十分に理解した上で「生物」に取り組むと学習効果が高まります。基礎から順に学ぶことで、より深い理解が得られるので、しっかりと学習していくことが大切です。
最後に、共通テストの際には「生物」や「生物基礎」の他にも「化学」や「化学基礎」も出題されます。これらの科目においては、センター試験と2次試験で異なる形式や難易度が求められるため、適切な対策が必要です。
まとめ:化学基礎の共通テスト2024解答速報|難易度は難化?傾向は?
「化学基礎」は、化学の基本的な分野を学ぶ科目です。
2024年の共通テストの化学基礎では、以下の傾向が見られます。
大問1は化学基礎の全範囲からの小問集合
大問2は総合的な考察問題
大問1は、化学基礎の全範囲から、基礎的な知識や計算問題が出題されます。
例えば、
物質の構成(混合物、単体、状態変化、イオン、周期表など)
物質と化学結合(イオン結合、共有結合、金属結合、粒子の結合など)
物質の変化(物質量、化学変化、酸・塩基、酸化還元、電池など)
などから出題されます。
大問2は、グラフや表を基に解答を導く必要がある、読解力や応用力が求められる問題です。
例えば、
ある物質の溶解度と温度の関係
酸と塩基の反応による変化
電池の原理
などから出題されます。