かぐや姫 かぐやの意味は?

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「かぐや姫」の「かぐや」とはどういう意味?

竹取物語の「かぐや姫」について、なぜ「当たりに光が満ちるよう」なのでつけられたという「かぐや」とは一体どういう意味でしょうか?

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かぐや姫 かぐやの意味は?

「かぐや姫」の「かぐや」とはどういう意味かというと、様々な説があります。

古代人は光り輝く美しいものを好んでいたため古代の物語に登場する主人公たちにもやはり「かぐや姫」や「光源氏」など光に関する名前がつけられいる場合が多い。

光源氏の名は「光」そのものから来ている。

一方、かぐや姫の「かぐや」はわかりづらく名前の由来は諸説存在するが、以下の語との関連があるのではないかといわれている。

1)漢語の「赫奕(かくえき)」から出た「かくや」
2)古語で光を意味する「かげ」
3)光り輝くの意の「かがよふ」
4)陽炎(かげろう)の意の「かぎろひ」

かぐや姫が入っていたのは「なよ竹」とされる細くしなやかな竹でかぐや姫とは、光り輝くような美しい姫という意味のようです。

「カガヤク」は、古い時代には「カガヨフ」「カカヤク」と言ったのですが、「きらきらと光ってゆれる」から「色や形が光るように美しい」の意味でも使われていました。

ちなみに、かぐや姫が地球に来た理由は、『竹取物語』の最後の方で明らかになりますが、かぐや姫は犯罪者だったのです。

月の国でも相当の身分の高い者であったはず(おそらく王の娘)なんですが、何らかの罪を犯して、そのい罪の償いのために、汚れた地球に送れられた。つまり、流罪者ということです。

本文では、姫を迎えに来た使者が、翁に、「かぐや姫は、罪を作り給へりければ、かく賤しきおのれがもとに、しばしおはしつるなり」と説明しています。

まとめ:かぐや姫 かぐやの意味は?

「かぐや姫」の「かぐや」とはどういう意味かというと、様々な説があります。

「かぐや姫」の「かぐや」の意味について他にも、

■迦具夜比売命
「古事記上巻」によりますと天皇の孫に「讃岐垂根王」という人がいます。
この讃岐垂根王の姪に「迦具夜比売命」なる名も見つける事が出来ます。

■富士山の御神体の浅間の大神
白隠禅師の「無量寿禅寺草創記」にもかぐや姫についての記述があり、かぐや姫こそが富士山の御神体の浅間の大神であるとの説が書かれています。

■西太平洋広域流布の説話
西太平洋の海人族系に伝承されてきた竹取・羽衣説話などの潮流の上に、
稲作地帯でもある中国華南の説話などが伝来し、
これを一大素材として取り込み、
日本人が大きくは二度の手を加えて「説話」段階から「物語」段階へと整除・創作し定着させたものという説ですね。

■光り輝く火の神説
「かぐやひめ」の「かぐ」は、「火の神」(火之迦具土神)で「光り輝く、火、燃える」の意味があります。
この関係は、京田辺市天王の延喜式内朱智神社の祭神が「火の神」であり、かぐや姫という説ですね。

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