2020年9月11日の怪獣8号第10話「冷酷なる表情の下、怒りと約束を秘めて」のあらすじや感想をまとめています。
怪獣8号第9話の前回までのあらすじ
怪獣8号第9話では日比野カフカが四ノ宮キコルのピンチを救い、中隊長クラスの怪獣を駆除した後日譚。
日本防衛隊第3部隊の副隊長を務める保科は現場を見て「3か月前の怪獣8号のようだ」と回想し、
日比野カフカが休んでいる救護室には亜白ミナが「人命救助に感謝する」とお礼を言ってすぐに立ち去っていました。
こうしたやり取りがされる中で、討伐隊選抜試験で怪獣を蘇らせたと思われる怪獣も再登場。
なんと人間の姿に変身できて普段は人間社会に潜伏していることがわかりました。
怪獣8号第10話のネタバレ
討伐隊選抜試験が終了した直後、病院のベッドでは勇ましいセリフを口走っていた日比野カフカでしたが、日常に戻り合格発表を待つ日になると「絶対無理だ!」「怖いよぉ~!」と討伐隊の入隊にはすっかり尻込みをしてしまった様子。
市川レノにも「あの時の達観した先輩はどこ行った!?」とあきれさせていましたが、そんな二人の下にいよいよ討伐隊選抜試験の結果が届けられるのでした。
「泣いても笑ってもこれが最後」「俺の道があいつの隣まで続いているのか…勝負だ」と心の中で呟きながら、2人で同時に試験結果を開封。
場所は変わって討伐隊選の本部とみられる建物で討伐隊の入隊証書授与式が行われていて、主席となったのはやはり四ノ宮キコルでした。
同じく防衛隊隊員に任命された27名を代表して、先日の討伐隊試験で犠牲者を出さなかった点が評価され宣誓する役目を受けるものの「倒したのは私じゃない」と複雑な思いを抱いていて、27名の隊員の中には日比野カフカの姿もありませんでした。
日比野カフカに対して「屈辱」と表現するほど、助けてもらったことや上から目線での物言いに未練を感じていたようですが、そんなときに「途中参加で失礼しま~す」と言って現れたのが日比野カフカでした。
日比野カフカは体力審査で最低ランク、スーツ適性が現状でゼロと、いったんは審査員の満場一致で不合格となりかけたところ、討伐隊試験で試験管を務めた保科から「ほな僕が取ります」と待ったがかかります。
「最終試験の実践の中では光るものを見せた」
「正隊員に昇格できるかはわからんけど候補生として僕の小隊で鍛えなおします」
ということで、辛くも討伐隊への入隊が認められる形となりました。
日比野カフカも含めて討伐隊試験合格者28名が全員がそろったところで亜白ミナ隊長からは
「命(ちから)を貸してほしい」
「私はその一番先頭で君たちの盾となり鉾となることを誓おう」
と激励の言葉をかけると、日比野カフカがなんと「ミナ、俺もすぐに隣に行くからな」と宣言。
早速、全員の失笑を集めることになり、亜白ミナからも「無許可の私語、上官呼び捨て合わせて腕立て100回だ」と罰則を科せられるものの、保科のまえを通り過ぎるミナの表情にはうっすらと笑みがこぼれていました。
保科もお笑い担当で日比野カフカを入隊させたいと話していたものの、実際には日比野カフカについて調べなければいけないことがあるという思いで候補生として入隊させていました。
フォルティテュード9.8の怪獣が突如出現したタイミングとほぼ同時に日比野カフカのバイタルが不自然に消失したこと。そしてスーツ適性の異常な低さが気がかりで、日比野カフカに対して抱く違和感を確かめることが候補生として入隊させた本当の狙いでした。
怪獣8号第10話の感想は?面白い?つまらない?
日比野カフカのプライベートスーツ適性値がなぜゼロになってしまったのかというと、怪獣組織を体内に取り込んでいることが原因なのは間違いないでしょう。
おそらくは人間組織と怪獣組織の親和性(エヴァンゲリオンでいうシンクロ率)のようなものが適性値という数値となって算出されているんじゃないかと思いますが、日比野カフカの場合、人間組織をすでにうしなっていることから適正値がゼロになってしまったんじゃないでしょうか。