怪獣8号第12話「覚悟を瞳に宿して」のあらすじや感想をまとめています。
怪獣8号第11話の前回までのあらすじ
怪獣8号の第11話では、日本防衛隊に新人として入隊したメンバーの訓練の様子が描かれていました。
射撃訓練では、プライベートスーツの解放戦力が数値化されて算出される中、
候補生として入隊が認められた日比野カフカはというと1%と途方もなく低い数字。
このままでは3か月で防衛隊を首になると保科副隊長に脅されたため、日比野カフカは全員が寝静まった後も一人で勉強に励みます。
お風呂場のシーンでは筋肉を自慢しあったり、日比野カフカが亜白ミナ隊長の幼馴染とわかると質問攻めにあい、
市川レノを除く全員がのぼせ上がっていましたが、そんな日常的なやり取りの中で、とうとう怪獣が出現し初出動することになりました。
怪獣8号第12話のネタバレ
日比野カフカ達たち新人の防衛隊にとって初出動の推定サイズは全長150m以上の超大型怪獣。
相模湾に現れゆっくりした速度で北上、すでに上陸もしているようで自衛隊が出動し住民の避難や誘導や物資輸送にあたる中、
保科が「覚悟はええか 怪獣退治の時間や」と新人を運ぶトラックの中で檄を飛ばします。
-回想-
喫茶店で日比野カフカと市川レノ、四ノ宮キコルの3人が集まって小型の怪獣を飲み込んで怪獣になったことを打ち明けます。
「信じらんない。貧乏人ってなんでも食べるのね」と四ノ宮キコルが汚物を見るような目つきで日比野カフカを見ますが、
「いっそ防衛隊に話すのもあり?とも思うんだけどな。もしかしたら治せるかもしれないし」とカフカはキコルに相談を持ちかけます。
ただキコルは「その線はないわね」と即座に否定「たとえ処分を免れたとしても毎日検査や実験の日々、あんたの隊員としての道は絶たれるわ」と忠告をします。
「それにコードネームが付いた強力な怪獣のほとんどは特別な兵器のパーツとして使われてるらしいわよ」と新たな情報を打ち明けましす。
「このことはどうか俺たちだけの秘密に!一人のおっさんを救うと思って!と懇願するカフカに対して「わかったわよ。助けられたしいったんは黙手ってあげる」
「そのかわり、あんたが人類に害する怪獣だってわかった時には、私があんたを殺すから」と交換条件を出し「あぁ、そのときは頼む」とカフカも返事をしました。
-回想おわり-
トラック内で具合の悪くなった日比野カフカが嘔吐してしまうトラブルはあったものの、防衛隊304仮説拠点(レオンモール相模原店駐車場)に到着。
そこで怪獣の姿を目にし、時刻0400(午前4時)に相模原討伐作戦開始。
作戦に参加するのは、
保科小隊
斑鳩(いかるが)小隊
中ノ島小隊
の3つ。
怪獣は神縄男装で発生後に地中を成長しながら移動し増殖気に入り地表に姿を現したものと保科が推定。
本獣は亜白隊長が中退を率いてすでに処理に向かっていて、無数に生み出されている余獣の駆除。
討伐用に重要機関や主要交通網をおいていない地区から余獣を1匹も逃すことなく処理することが任務で新人は最後尾に配備されることに。
逆に言うと「君らが最後の砦やということや」と保科が声をかけ「訓練場でいくらいい成績を出しても命は一つも救われない」「戦場で力を示してみろひよっこども」とげきを飛ばします。
このままだと3か月でクビという保科の言葉が頭をよぎる日比野カフカでしたが、
緊張、焦り、プレッシャーいろんな感情が織り交ざるものの「すげーわくわくしている」と告白。
そこに「ポイントEに余獣の侵入を確認!持ち場の隊員は討伐へ迎え!」とカフカらがいる最後尾にいきなり余獣が姿を現すのでした。