怪獣8号の21話のあらすじや感想をまとめています。
怪獣8号第20話までのあらすじ
初任務で人型の怪獣(のちに怪獣9号と命名)が現れると、市川レノと伊春の2人は絶体絶命のピンチに陥ります。
レノは持てる武器を駆使して伊春だけでも逃がそうと試みますが、万事休す。
市川レノの命がまさに奪われようとしていたところに駆けつけたのが日比野カフカで、怪獣8号の姿に変身すると怪獣9号を粉砕。
危機を脱したものの、そこに保科副隊長も姿を現し、日比野カフカは不本意ながら戦闘状態に入ります。
保科副隊長にダメージを与えないようにすさまじい斬撃を潜り抜けるのは至難の技でしたが、何とか現場を立ち去ることに成功。
防衛隊第3部隊の初任務はこうして終了となりました。
怪獣8号第21話のネタバレ
人型の怪獣(のちに怪獣9号と命名)とと対峙し、よもやの保科副隊長とも戦う羽目になった日比野カフカは、命からがら四ノ宮キコルの元まで戻ります。
「悪い、逃がしちまった」「お前、痛めつけたやつ」
四ノ宮キコルは、自分の体よりも自分のことを案じるカフカに照れる様子。
日比野カフカはただ、人型の怪獣との戦闘現場に市川レノと古橋伊春の2人を置き去りにしていたことを思い出すと、傷ついた体を引きずるように戻ろうとしますが、四ノ宮キコルに冷静に制止されます。
「きっと大丈夫よ」「防衛隊は怪獣の修復力すら技術転用し始めてる」
一方、怪獣8号こと怪獣化した日比野カフカと対峙した保科副隊長は亜白ミナ隊長に「珍しくへこんでるな」と声をかけられると「おそらく大怪獣ですね」と回答。
亜白「だとしたら福岡に出現したもの以来、5年ぶりか」
怪獣8号との戦闘を振り返る保科副隊長は、感じていた違和感の正体は「怪獣というよりはむしろ人間と戦っているような」と考えを巡らせていました。
そんな2人のもとに隊員から無線連絡が入り「古橋、市川から気になる情報が!試験会場に現れたものと同一の人型と思われるのですが、発見当時、人間の姿をしていたと」
日比野カフカらが初実践となった怪獣討伐の事件がニュースで報道される頃、保科副隊長の姿は日比野カフカと市川レノが在籍していた怪獣掃除の会社「モンスタースイーパー」にありました。
「皆さんには行方不明になっている作業員について教えていただきたいんです」
保科副隊長はあくまでも人間に化ける怪獣がいることを伏せて捜査協力にお願いをします。
「公表して刺激するほうが危険と考えた」「ぼくらにできることは、一刻も早くこいつを見つけることだ」と「モンスタースイーパー」から提供してもらった写真を取り出します。
写真以外にも履歴書も提供してもらったようですが「人に化けた怪獣が戸籍上、人間として存在している」ことに疑問を感じていたところ、怪獣9号がよろよろと人気のいない山道らしき道を歩いています。
通りがかった男性の命を一度は奪おうとするも「念のため、顔、変えとくか」と怪獣の姿に変身に殺害すると、その男性の姿に化けるのでした。
怪獣8号第21話の感想
怪獣9号は、人間社会に溶け込むために実在する人間の命を奪って成り済ますという手段をとっていました(寄生獣と同じ設定ですね)。
穂高タカミチから長峰カンジへと体を乗り換えたわけですが、人間の姿に成り済ますにはどうやらある程度の時間が必要になるようで、怪獣9号はこれでしばらく姿を現すことはないんじゃないでしょうか。
次に怪獣9号が日比野カフカの前に出てくるときには、仲間たちをピンチに陥れるような策略を練ってくるか、もしくは自分の仲間を連れてくるなど、今回と同じく大いなる脅威となることは舞がいなさそうです。