「かき氷」の名前の由来・語源はどうなっているんでしょうか?
漢字で書くと「夏季氷」?
かき氷の名前の由来・漢字は?
「かき氷」はもともと「欠けた氷」を食べたことからその名前がつけられたそうです。
かき氷を漢字で書くと「欠き氷」となるところ「欠く」だとまるで欠陥商品みたいに思えてしまうことから、一般的には「かき氷」と前者をひらがな書きにしているようです。
『広辞苑」第5版では「欠氷(かきごおり)」と、「欠」の字が当てられています。
かき氷の名前の由来は諸説あるんでしょうが、
ぶっかく
割る
という意味の「欠く」でぶっかいた粉砕氷の意味合い、かち割った物より細かいとか、ひっかく、かく(背中をかくようにかき取る)ような氷、たとえば大きな天然氷を包丁や金属ヘラでひっかいていって粉状にしたものを意味していたようです。
「欠き氷」には千枚通し状の鋭利な刃先で氷を「割り砕く」、いわゆる「打掻(ぶっか)き」を指す場合もあります。
昔はこの「ぶっかき」を「氷嚢(ひょうのう)」に詰めて病人の額を冷やして看病する時代もありました。
ちなみに、かき氷の事を、地域によっては
氷水
みぞれ
かちわり
と呼ぶ地域もあります。
かき氷の由来|ブルーハワイはいつから?
ブルーハワイの青色は、『青色1号』という着色料(食用色素)によって作り出されていることが多いため、食べ後に舌に着色料が残って青くなるそうです。
かき氷でブルーハワイとはどのように生まれたシロップなのでしょうか。
ブルーハワイという名前の由来も諸説あるようです。
なかでも有力とされているのは、カクテルの「ブルーハワイ」が由来となっているというもの。
他にも、1964年に海外渡航が自由化されたことで訪れたハワイブームから名づけられたという説や、ハワイの青い海や空の色から命名されたという説があります。
ちなみに、ブルーハワイ味のシロップは、おおまかにいうと、糖類・香料・酸味料・着色料からつくられています
カクテルに使用されるのはルーキュラソーという青色のリキュール(甘いお酒)が使われますが原料はなんとオレンジの果皮。
オレンジ果皮を水で戻してアルコールとともに蒸溜し、果皮のさわやかな香気成分を抽出してつくります。これにシロップを加えたのがホワイトキュラソー、着色したものをブルーキュラソー、オレンジの浸漬液を加えブランデーをきかせたものをオレンジキュラソーといいます。 17世紀、オランダ人が、南米ベネズエラの北にあるキュラソー島で採れるオレンジを原料にしてつくり、島の名を付け発売したのがはじまりです。しかし現在はキュラソー島からはオレンジ畑が消えていて、世界各地のものが原料となっています。本物のブルーハワイはブルーキュラソーで作ります。
カクテルのブルーハワイは作り方の材料をみてわかるように、レモンジュース、パインジュースを加えていますので、甘くそして酸味があります。
ですから、かき氷用のシロップにも、甘みの他に酸味も足されたシロップとなっています。