かぐや姫のコンサート収録音源に 「私にも聞かせて」という声が入っていた!?
公開したラジオ局には「あの声はなんだったのですか?」という旨の投書が殺到したと言われていますが真相は?
「私にも聞かせて」はかぐや姫のラストコンサートの収録音源(カセットテープ)
かぐや姫は南こうせつがリーダーをつとめた3人組のフォークグループで1970年代に活躍。
160万枚の大ヒットした「神田川」などで知られています。
ちなみに、NHKの紅白歌合戦に出場が確実視されましたが、歌詞の中の「クレパス」が商品名であることから歌詞の修正を拒否して紅白出場辞退したという逸話もあります。
「私にも聞かせて」という声が入っていると言われるのは1975年4月12日に東京神田共立講堂にて開催されたかぐや姫の解散コンサートの収録音源。
このコンサートの模様を収録した音源が『南こうせつのオールナイトニッポン』でO.A.されたところ、突如、例の「奇声」が聴こえてきたため当時は大変な騒ぎとなったようです。
かぐや姫の私にも聞かせて真相は?コンサート収録音源
当時は、コンサート会場の天井にマイクをぶら下げて、演奏や演奏者の声、会場に来ているお客さん達の声など、会場の雰囲気そのままを録音して、ラジオとかで流していたようです。
でも、このマイクは、天井にあります
あんなにか細い声が録音されると言う事は、天井のマイクの相当近くで喋らないと、あんなにハッキリとは録音されないハズです。
音響専門家の鑑定では「マイクの近くで話している可能性が高い」とされているそうですが、レコードやCDに入ってる謎の声のほぼすべて、録音素材にもとから入っている「効果音の一種」であって、特に不思議なものでも何でもありません。
例えば、レベッカの曲で『せんぱい』と心霊ボイスが入っているという都市伝説も実際にはもとの音源に入っているバック音声であって、製作会社は霊でも何でもないと知っていたそうです。
「奇跡体験!アンビリバボー」1998年8月8日放映分の取材で、その声の正体はレコーディングでフェイク(原曲のメロディを、即興的に変えて歌ったり演奏すること)を間違えたNOKKO自身の声だということが判明しています。