韓国渓谷殺人事件とは、加平(カピョン)でイ・ウンが夫の命を奪ったとされる事件が「ワールド極限ミステリー」でも紹介されました。
事件派生から4か月の逃走を経てイ・ウンヘは共犯者のチョ・ヒョンスと共に逮捕されますが韓国の加平(カピョン)渓谷殺人事件の経緯は?
■ワールド極限ミステリー放送内容
韓流ドラマよりヤバい!?韓国中を震えあがらせた渓谷殺人事件!エリート夫が水深6mの川へ飛び込み溺死…そこには韓国最恐妻の恐るべき洗脳の手口が…夫に退職金まで借金させ妻は愛人と豪遊…高額保険金かけ夫を洗脳殺人!現地取材で明らかになった逃走124日の新事実!
https://www.tbs.co.jp/tv/20220817_CE15.html
韓国渓谷殺人事件|イ・ウンヘの判決は?加平(カピョン)
イ・ウンヘは2019年6月30日午後8時24分、京畿道・加平郡のヨンソ(龍沼)渓谷でイ被告の夫ユン某氏(死亡当時39歳)に飛び込みを強要。
救助を求める夫を放置して死亡させたとして殺人、殺人未遂、保険詐欺防止法違反の容疑が持たれていました。
イ・ウンヘはその前の2019年2月にもカンウォン(江原)道ヤンヤン(襄陽)のペンションで夫のユン某氏にふぐの血などを混ぜた料理を食べさせ殺害しようとした容疑もありました。
死亡した夫には8億ウォン(約8330万円)の生命保険が掛けられており、検察は、彼らが保険金を狙って犯行したものと見ていました。
イ・ウンヘは共犯者のチョ・ヒョンスと共に検察の捜査が本格的になると2回目の取り調べ直前に逃走。
全国に指名手配したものの行方が分からず、足取りがつかめずにいましたが3か月後のことし3月30日、公開捜査に切り替えて、4月6日、検察と警察の合同検挙班を編成
4カ月後の今月16日、京畿道高陽市の三松駅近くのオフィステルで身柄が確保されました。
イ・ウンヘと共犯者のチョ・ヒョンスは知人の助力者2人から1900万ウォン(約190万円)を受け取り、4か月間逃亡生活をしていました。
警察の説得によりイ・ウンヘの両親が自首を勧めると、最終的にイ・ウンヘは自首の意思を明らかにしたそうです
仁川地裁によるとイ・ウンヘと共犯者のチョ・ヒョンスは殺人、殺人未遂、保険詐欺防止特別法違反未遂容疑などで拘束起訴され、同じく生活資金や隠れ家を提供した容疑者2人も犯人隠避(いんぴ)罪でそれぞれ告訴しています。
しかも逃走中、イ・ウンヘと共犯者のチョ・ヒョンスの2人は整形外科を訪ね、整形手術の見積もりを取っていたことも判明しています。
イ・ウンヘは1次聴取でユンさんが渓谷でダイビング直後にチョ容疑者が水中に飛び込んで(ユンさんを)捜索したとして「正式な救護活動を行なった」と陳述
しかし、2次聴取では
「共犯者のチョ・ヒョンスはが水の中に入ろうとしたことを知っている」
「チョ・ヒョンスはがどのように行動していたのか、見ることができなかった」
「何をしていたのか記憶がない」
などと何度も陳述内容を変えていたそうです。
ちなみに、イ・ウンヘと共犯者のチョ・ヒョンスはまだ指名手配される前の夫の告別式からまだ1か月も経っていない2019年7月28日、日本旅行を楽しんでいたようです。
その後、8月21日にはベトナム、9月7日は香港を旅行し、フィリピンやマカオなどにも2泊3日から18泊19日の日程で計10回の海外旅行に出かけていたこともあきらかになっています。